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カナグルで体重減少ができるのは「治療薬」だから!その効果と注意点を解説

カナグル

「医療ダイエット(メディカルダイエット)」には、即効性が期待できるものから、時間はかかっても確実に無理なく体重減少効果が得られるものなど、美容意識の高い女性にとって大変興味深い分野になっているのではないでしょうか?

ただ体重が減ればいいのではなく、健康的に痩せるために。

ダイエットが「治療」の域へと進化している今、SNSやブログなどでも話題になっている薬の一つ「カナグル」が実現する体重減少について、その効果やしくみ、注意点などを詳しくご紹介します。

カナグルで体重減少ができるのは何故?

カナグル

今までの一般的なダイエットで得られるものは、意思の強さや体質などが先立ち、万人が共通して叶えられる結果ではありませんでした。

そのダイエットに治療として活躍するカナグルの、どんなメカニズムが体重減少に繋がるのかをまず説明します。

カナグルは本来糖尿病に使用される治療薬

カナグルは、SGLT2阻害薬という、糖尿病の治療薬です。

SGLT2とは、原尿(尿の元)から糖やナトリウムなどの栄養素を細胞内に取り込む働きをするタンパク質のことです。

腎臓の中にある糸球体で濾(こ)された血液は綺麗になって身体に戻り、それ以外は原尿となって尿細管へと流れます。

しかしその原尿に含まれる糖が多すぎて、SGLT2が取り込みきれずに尿へ漏れてしまう病気が「糖尿病」です。

糖尿病で血糖値が高い状態が長く続くと、手足が痺れ感覚が鈍くなる神経障害や、腎臓の働きが悪くなる腎症、視力が落ちる網膜症などの合併症を引き起こします。

そして糖尿病と肥満は絡み合うような因果関係があります。

食べ過ぎや飲み過ぎで引き起こされる肥満は糖尿病の原因となり、血管が傷みやすく、そして詰まりやすくなり、疲れやすい、感染症にかかりやすい、頻尿、傷が治りにくいなどの症状が現れます。

逆に、糖尿病になるとインスリンの分泌不足によって、血液中の中性脂肪の分解能力が低下し、肥満を引き起こす場合があります。

肥満と糖尿病の後先を断言できない関係性を見ると、カナグルによって体重減少を見込めるということは、治療にも予防にもなるといえるでしょう。

カナグルの働き

ではカナグルは、どのようにして肥満の治療に役立つのでしょうか?

カナグルは、前項で登場した糖を取り込むSGLT2というタンパク質の働きを阻害し、体内に糖を再吸収せずに尿と共に排出します。

また、糖尿病の治療薬の多くはインスリンの分泌や作用を通して血糖値を下げますが、カナグルはインスリンとは直接関係がないため、単独の使用では低血糖を起こしにくいといわれています。

身体に取り込む糖を減らすというこの効果によって、体重減少が見られることを利用した治療法が、カナグルでの肥満治療です。

カナグルはどのくらい痩せるのか

カナグル

糖尿病の治療における体重減少を利用したカナグルですが、では実際、どのくらい痩せるのでしょうか?

大事なのは体重減少率

100kgの人が1kg痩せるのと、50kgの人が1kg痩せるのとでは、元の体重の違いを考えても「同じくらい痩せた!」とはいえません。

そこで重要になるのは、体重がどの程度の「割合」で痩せるのか、つまり「体重減少率」ということになります。

BMI27以上の376人に、カナグル50mg・100mg・300mgを投与する群とプラセボ(偽薬)群に分け、12週間後の体重減少率を比較した論文によると、最高で100mg投与の-2.9%、全体平均で-1.6%の体重減少率が確認されたという海外のデータがあります。

(出典元:「カナグリフロジン:糖尿病のない過体重および肥満の被験者への効果」)

100kgの体重の人が約3ヶ月で1.7kg程度痩せる体重減少率だということになりますが、恐らくこの数字だとピンとこないかもしれません。

しかし、筋トレや食事制限をしたわけでもない、内服のみでストレスのない状態での結果であり、早々のリバウンドの心配もないという、この穏やかで自然なペースは健康的でかつ高い体重減少率といえるでしょう。

また、血糖値の上昇によって増える活性酵素も阻害するので、肌荒れや老化にも効果があり、生活習慣病も予防するといわれています。

カナグルの効果時間は?

カロリー換算で約240kcal~400kcalの糖が1日で排出されるカナグルは、続けて約3ヶ月の内服で、効果が現れます。

研究結果が示した体重減少率の数値を見ても想像できるように、ある程度の目標に近づくまでには、ある程度時間をかける必要があるということになります。

このことから、カナグルの体重減少の効果は即効性ではなく、時間をかけて結果が出るメカニズムだということが分かります。

では、服用を止めると即効で太ってしまうのでしょうか?

むしろ、カナグルでの肥満治療は3ヶ月以上続けると、所謂「効きが悪くなる」ということもあり、医師の指示通りの服用を基本として、途中で休薬する場合もあります。

脂肪を溜めない体質になるという特徴もありますし、急激な体重減少になると皮膚がついていけずに弛んでしまうことなどを考えると、カナグルでのダイエットは、バランスよく適切に進めていけるダイエットといえるでしょう。

カナグルの注意点

カナグル

カナグルは正式名称をカナグリフロジンといい、本来は糖尿病の治療に使われる医薬品ですが、それを肥満治療に活用するには、いくつかの軽んじられない注意点があります。

副作用は様々あるが、特に低血糖に注意

カナグルの副作用といわれているのは以下の通りです。

  • 脱水症状
  • 頻尿
  • 倦怠感
  • 吐き気・便秘・下痢・食欲不振
  • 発熱
  • 感染症や膀胱炎
  • 腎炎や敗血症症状
  • 低血糖症状

カナグルは尿量が増え頻尿になるので、めまいや立ちくらみ、疲労感などの脱水症状に気を付けるよう、水分を普段より多めに摂取する必要があります。

そして、尿と共に糖を排出することにより、雑菌が繁殖しやすくなることで、性器や尿路付近で感染症や膀胱炎を引き起こすこともあり、予防のために清潔を心がけるなど気を付けなければいけません。

また、カナグルでのダイエットと糖質制限ダイエットを併用することは、冷や汗や動悸、意識障害、けいれんなどの症状が現れる低血糖に繋がることになり大変危険です。

 

もしそのような状態になるなど、少しでも気になる症状が現れた場合は、すぐに担当の医師に相談する必要があります。

逆に体重が増えることも

カナグルは上述したように、1日に約240kcal~400kcalの糖が排出されるので、身体が糖分を必要とする所為で、食べ過ぎてしまうケースがあります。

出ていく糖より多くの糖を摂取すれば、やはり体重は増えていってしまいます。

食べる量を減らす必要はなくても、食べ過ぎる状態が続くと薬の効果を消してしまうことになりかねなません。

相性の良い他の医薬品(メトホルミンやGLP-1など)を合わせて服用した方がいい場合もあるので、どうしても食欲が抑えられない場合などは、医師と相談すると良いでしょう。

続けないと効果がない

カナグルは、科学的な根拠に基づいたダイエットが可能な医薬品です。

しかし上述の通り、痩せ始めるのが服用を始めてから約12週間経過後からであること、脂肪に直接働きかけるのではなく脂肪を貯めないような体質になることで体重減少が見込めるということから、希望の体重になるまで長期的な時間が必要です。

効果が目まぐるしく現れるわけではないので、途中で諦めてしまうこともあるかもしれませんが、根気よく続けることで、自然なダイエットの成功が期待できる薬といえるでしょう。

保険適用ではない

カナグルは、糖尿病の治療薬としては健康保険が適用されますが、肥満治療としては、日本では保険が適用されないので、自費診療となります。

カナグルは1錠100mgが一般的で、1日1回の服用ですが、1錠の価格設定もクリニックにより違いがあり、30日分では大体3万円弱になります。

そして、医薬品を処方するということは初診料が必要な場合もあります。

カナグルは治療に長期的な服用が必要なため、希望体重に達するまでは、ある程度費用が高額になるということは覚悟しておかなければならないところでしょう。

カナグル以外にも体重減少が望める薬がある

カナグル

カナグルのように内服することで体重減少が望める医薬品は他にもあります。

SGLT2阻害薬ではカナグル、ジャディアンス、スーグラ、デベルザ、フォシーガ、ルセフィなど、食欲抑制剤のリベルサス、サノレックス、脂肪吸収抑制薬ではゼニカルなど、どれも科学的にダイエットが証明されています。

しかしアレルギーの既往歴がある、循環器に異常がある、現在糖尿病の治療中の方や手術を控えているなど、様々な理由でカナグルが服用できない方もいらっしゃるでしょう。

内服だけでなく、注射や点滴、施術に近いものなど、メディカルダイエットには多彩な方法がありますので、肥満治療としてクリニックに相談する際、どの効き方がいいのか、他に方法がないかなど、注意点も含めしっかりと説明を受けて、納得した上で処方をしてもらいましょう。

まとめ

SGLT2阻害薬の中でも効果が高いとされるカナグルの体重減少について、注意点も交えて詳しく解説しましたが、参考になりましたか?

体質改善によって無理なく自然に痩せられるのであれば、効果がゆっくりと現れるSGLT2阻害薬によるダイエットは、最適といえるでしょう。

最先端のダイエット方法である「カナグル」などのメディカルダイエットが気になる方は、まずはクリニックに相談してみることをおすすめします。

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