ダーマペンのダウンタイムの過ごし方は?短くするためのポイントも解説
ダウンタイムとは、美容施術を受けた後、赤みや腫れなどの副作用の症状が落ち着くまでの期間のこと。
ダウンタイムの期間や症状は施術によって異なりますが、ダーマペンの場合は1日〜1週間程度が目安です。
この記事では、ダーマペンのダウンタイム中の過ごし方やダウンタイムを短くするためのポイントを解説します。
ダウンタイムの症状や期間についてもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダーマペンのダウンタイム中の症状は?何日続く?
ダーマペンのダウンタイムは短い場合で1〜3日程度、長い場合でも1週間程度です。
ダウンタイム中の主な症状は以下の通りです。
- 赤みや腫れ
- かゆみ
- 内出血
- 皮むけ
ここでは上記4つの症状についてそれぞれ解説します。
赤みや腫れ
ダーマペンは肌に微細な穴をあける治療のため、施術後は赤みや腫れなどが出る場合があります。
針を刺す深度が深いほど赤みや腫れが出やすくなり、浅い場合と比べるとダウンタイムも長くなる傾向にあります。
赤みや腫れが起こるのは傷を治すための身体の働きによるもので、数日ほどで治まることがほとんどです。
施術後は肌への刺激を避け、安静に過ごし、もしも長期間赤みや腫れが引かない場合は医師へ相談しましょう。
かゆみ
ダーマペンの施術、肌の傷が治る過程でかゆみが生じる場合があります。
かゆみが生じる原因は、肌のバリア機能低下や施術後の炎症によるものです。
かゆみを感じるとつい肌を掻いてしまう方もいるかもしれませんが、刺激を与えないように患部の冷却や保湿をして我慢しましょう。
かゆみも施術後数日で改善するケースが多いです。
内出血
ダーマペンは肌に針を刺す施術のため、毛細血管が破れることで内出血を起こす場合があります。
内出血は施術後1~2週間程度で治まることが多く、患部を安静にして過ごすことが大切です。
むやみに触ったり体温を上げる行動をしたりすると症状が長引いてしまうため、注意しましょう。
2週間以上症状が改善されない場合は、医師に相談しましょう。
皮むけ
ダーマペンの施術で開いた穴が治る過程で、皮むけが起こる場合があります。
肌のターンオーバーが活発になることで新しい皮膚が再生されますが、この過程で一番外側にある細胞が剥がれ落ちるために起こる症状です。
皮むけの症状は施術翌日から3日程度続き、1週間程度で治ることが多いです。
皮むけが起こっている部分を無理に剥がすと、色素沈着が残る可能性があるため剥がさないように注意しましょう。
ダウンタイムの期間は針の深度や施術目的によって変わる
ダウンタイムの期間は1日~1週間程度ですが、針の深度や施術目的によってこの日数が変わります。
肌は表皮・真皮・皮下組織の3層で構成されており、肌のお悩みによってアプローチすべき深さが異なるのです。
ここでは施術目的によって異なる針の深度とそのダウンタイム期間の目安について解説します。
ニキビや美白
ニキビや美白を目的としたダーマペンによる治療は、0.2〜0.5mm程度の深度で針を刺します。
浅い層に刺すため比較的ダウンタイムは短めで、出血やひどい腫れなどが起こりにくいです。
施術後2〜3日程度で症状が治まるケースが多いため、日常生活にも支障をきたしにくいでしょう。
ニキビ跡や毛穴
ニキビ跡や毛穴の改善を目的としたダーマペンによる治療は、0.8mm~の深度で針を刺します。
表皮よりも深い真皮層へ届く針を使用するため、ニキビや美白目的の治療と比べるとダウンタイムはやや長期化しやすいです。
痛みやひりつきを感じやすい可能性がありますが、施術後2~5日程度で症状が落ち着くケースが多いです。
施術当日は赤みが強く出やすいため、ダウンタイム中の人目が気になる場合は予定を調整しておきましょう。
クレーターや傷跡
クレーターや傷跡の治療を目的としたダーマペン治療の場合、針の深度は1.5mm〜が目安です。
肌の真皮層に針を刺すため、出血や痛みなどを感じやすくなります。
ダウンタイムの期間は1〜2週間程度が目安ですが、術後適切なアフターケアをすることで、期間短縮を目指せます。
ダーマペンのダウンタイムの過ごし方
ダーマペンのダウンタイムの基本的な過ごし方は以下の通りです。
- 肌に刺激を与えないようにする
- 紫外線対策を徹底する
- 激しい運動や飲酒は避ける
ここでは上記の3つのポイントについて解説します。
肌に刺激を与えないようにする
ダーマペン施術後の肌は敏感になっているため、刺激を与えないように注意しましょう。
顔をこすったり皮を無理にはがしたりしないようにするのはもちろんのこと、洗顔のときも強くこすらないように注意が必要です。
洗顔をするときは、たっぷりの泡を使って肌に直接触れないようにするのがポイントです。
紫外線対策を徹底する
ダーマペンのダウンタイム中は、紫外線対策を徹底しましょう。
施術後の肌は外部からの刺激に弱くなっているため、紫外線を浴びてしまうと色素沈着のリスクが高くなります。
具体的な紫外線対策としては、以下が挙げられます。
- 日焼け止めを使用する
- 帽子やマスクを着用する
- UVカットの服を着用する
日焼け止めを使用する際は、肌にやさしい敏感肌用のものを選ぶのがおすすめです。
激しい運動や飲酒は避ける
ダーマペンのダウンタイム中は、激しい運動や飲酒などの血行が促進される行動は避けましょう。
血行が良くなると赤みや腫れなどの症状が悪化する恐れがあるため注意が必要です。
上記の他、入浴やサウナも同様の理由で控えたほうがよいでしょう。
ダーマペンのダウンタイムを短くするコツ
ダーマペンのダウンタイムを短くするコツは以下の5つです。
- 肌の保湿を徹底する
- 低刺激の化粧品を使う
- 鎮静パックを使用する
- ノーメイクか薄めのメイクで過ごす
- ダーマペン4で施術を受ける
ここでは上記5つのコツについてそれぞれ解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
肌の保湿を徹底する
ダーマペンのダウンタイム中は、肌の保湿を徹底することが大切です。
肌が乾燥するとバリア機能が低下してより刺激を受けやすくなってしまうため、普段以上に保湿ケアを行いましょう。
保湿機能の高い美容液や美容パックを活用してみてください。
低刺激の化粧品を使う
ダーマペンのダウンタイム中は、低刺激の化粧品を使うことをおすすめします。
アルコールフリーや敏感肌用の化粧品を選んでケアするようにしましょう。
ダウンタイム中のスキンケアが不安な場合は、クリニックに相談し、おすすめの化粧品を提案してもらうのもおすすめです。
鎮静パックを使用する
ダーマペンのダウンタイムを短くしたい場合は、炎症を抑えて乾燥を防ぐ成分が配合されている鎮静パックを使用すると良いでしょう。
クリニックによっては、オプションで鎮静パックが用意されている場合があるため、気になる方はカウンセリングで相談してみることをおすすめします。
ダリア銀座スキンクリニックでは、施術後に使用できる成長因子入りスペシャルマスクをご用意しております。
ノーメイクか薄めのメイクで過ごす
ダーマペンは施術の翌日以降はメイクが可能ですが、ダウンタイムを短くしたいのであればノーメイクか薄めのメイクで過ごすことをおすすめします。
毛穴が開いた状態で化粧をすると、ファンデーションや汚れが肌に刺激を与える可能性があるためです。
ファンデーションは日焼け止め効果のあるものを使用し、薄めに塗るとよいでしょう。
ダーマペン4で施術を受ける
ダーマペンにもいくつか機種がありますが、中でもダーマペン4は従来のダーマペンよりも針の安定性が高い特徴があります。
従来のダーマペンよりも治療中の負担が少ないため、ダウンタイムを短くできる効果が期待できます。
またダーマペン4は針の長さを0.1mm単位で設定できるため、目元の小じわや小鼻の毛穴などの細かな部位にも対応できるのが大きな特徴です。
ダリア銀座スキンクリニックでもダーマペン4による治療を行っているため、ダウンタイムの少ない施術を受けたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
ダーマペン施術後のダウンタイムの過ごし方について解説しました。
ダーマペンのダウンタイムは1日~1週間程度が目安で、赤みや腫れ、かゆみ、内出血、皮むけなどの症状が起こる場合があります。
ダウンタイム中は肌に刺激を与えないように注意し、普段よりも紫外線対策や肌の保湿を徹底しましょう。
またダウンタイムを短くしたい場合は、低刺激の化粧品や鎮静パックを使用したり、ダーマペン4で施術を受けたりする方法も有効です。
ダウンタイム中は、肌への刺激を抑えるスキンケアを心掛けて過ごすようにしましょう。