シミ取り放題のメリット・デメリット|ピコレーザーで効率的に美肌へ
年齢とともに増えていく顔のシミ。「一つひとつ治療していたらキリがない」「結局いくらかかるのか不安」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そんな悩みを一気に解決する選択肢として注目されているのが、シミ取り放題プランです。
本記事では、シミ取り放題の仕組みから、最新のピコレーザーピコウェイの特徴、さらには治療を受けられないケースや術後の注意点まで、美容皮膚科の視点で詳しく解説します。効率よく透明感のある肌を手に入れたい方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
シミ取り放題とは?その仕組みと人気の理由

まずは、シミ取り放題がどのようなシステムなのか、なぜ多くの人に選ばれているのかを解説します。
シミ取り放題の仕組み
シミ取り放題とは、あらかじめ決められた定額料金で、個数やショット数(レーザーを照射する回数)に制限なくシミを除去できる治療プランのことです。
通常、シミ取りレーザーは「シミ1個につき〇〇円」といった従量課金制が一般的ですが、顔全体にシミが点在している場合、総額が高額になりがちです。シミ取り放題なら、予算を一定に抑えながら気になるシミを一掃できるのが最大の魅力です。
治療の主流は最新の「ピコレーザー」
現在、シミ取り放題で最も多く採用されているのがピコレーザーです。従来のレーザーに比べて「早い・痛みが少ない・きれいに治る」という特徴があり、広範囲の治療に適しています。
シミ取り放題で活躍する最新マシン「ピコウェイ」の特徴

ピコレーザーの中でも、特に世界的な評価が高いマシンがピコウェイ(PicoWay)です。当院でも採用しているこの機器には、従来のレーザーにはない優れた特徴があります。
衝撃波でメラニンを粉砕する「ピコ秒」照射
ピコウェイは、1兆分の1秒(ピコ秒)という極めて短い時間でレーザーを照射します。
- 肌へのダメージを最小限に
従来のレーザーは「熱」でシミを焼いていましたが、ピコウェイは「衝撃波」でメラニンを粉砕します。そのため、熱による周囲の組織へのダメージが少なく、火傷や炎症後色素沈着のリスクを大幅に軽減できます。 - 細かくなったシミを体が自然に排出
メラニンを砂のように細かく粉砕するため、体内の掃除細胞(マクロファージ)によって効率よく排出され、少ない回数で高い効果を実感しやすくなります。
3つの波長であらゆるシミに対応
ピコウェイは異なる3つの波長を使い分けることができます。肌の表面にある薄いシミから、深い層にある頑固なアザまで、症状に合わせて最適な深さへアプローチすることが可能です。
厚生労働省の薬事承認
厚生労働省の薬事承認(医療機器としての安全性と有効性の証明)と米国FDA承認を取得しており、日本国内で安全に治療が提供されています。
シミ取り放題で「取れるシミ」と「取れないシミ」
「顔にあるすべての斑点が消える」と誤解されがちですが、実はレーザーには得意・不得意があります。
シミ取り放題(スポット照射)で取れるもの
- 老人性色素斑
加齢や紫外線が原因の一般的なシミ。 - そばかす(雀卵斑)
鼻や頬に広がる細かなシミ。 - ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
深い層にあるアザの一種。
別の治療が必要、または悪化の恐れがあるもの
- 肝斑(かんぱん)
左右対称にぼんやり広がるシミ。強い刺激(スポット照射)を与えると、逆に色が濃くなるリスクがあります。肝斑がある場合は、低出力の「ピコトーニング」などで慎重に治療する必要があります。 - 盛り上がりのあるイボ(脂漏性角化症)
厚みがあるため、ピコレーザーではなく炭酸ガスレーザーでの削り取りが必要になる場合があります。
【関連記事】
→ピコレーザーはシミ取りにおすすめ?クリニックの選び方と施術の流れも紹介
シミ取り放題のメリットとデメリット

納得のいく治療を受けるために、良い面だけでなくリスクも理解しておきましょう。
メリット
- 一度に多くのシミを改善できる
「10個まで」「20個まで」といった制限がないため、顔全体の印象を一度で明るく変えることができます。 - トータルコストを抑えられる
個数制限なしの定額制なら、数が多いほど1個あたりの単価が安くなり、経済的です。 - 通院回数の削減
一つずつ治療するよりも、まとめて照射することでトータルのダウンタイム期間を短縮でき、忙しい方にも適しています。
デメリット
- ダウンタイムの発生
照射部位にはかさぶたができたり、赤みが出たりします。広範囲を一度に照射すると、数日間は顔全体のケアが大変になる場合があります。 - 適応外のシミが混在している可能性
前述の通り、肝斑が混ざっている場合は、事前の診断なしに照射すると悪化の恐れがあります。「悪化のリスクが高い」と判断した場合、安全のために取り放題の施術自体をお断りする可能性があります。 - 全てのシミが1回で消えるとは限らない
色の濃さや深さによっては、完全に消えるまでに2〜3回の施術が必要なシミもあります。
【関連記事】
→【ピコレーザー】ピコスポット後の経過は?色素沈着の予防方法も紹介
シミ取り放題を受けられない不適応要因
安全性を確保するため、以下のような方は施術を受けられない、あるいは医師の判断が必要になります。
てんかん発作の既往がある方
レーザーのフラッシュ光が発作を誘発する恐れがあるためです。
施術部位に傷やヘルペスがある方
炎症を悪化させたり、感染を広げたりするリスクがあります。
金製剤の服用歴がある方
過去にリウマチ等の治療で金製剤を使用していた場合、レーザー反応により肌が青黒く変色する「金皮症」のリスクがあるため、原則として施術不可となります。
光線過敏症(光アレルギー)の方
光に対して過剰な反応を起こす可能性があります。
極端な日焼け直後の方
肌が炎症を起こしている状態で照射すると、火傷の原因になります。
妊娠中・授乳中の方や、特定の持病がある方も医師との相談が必要です。その他、何らかの不適応要因が認められる方についても、カウンセリング時の診察によって、安全を最優先し施術を見送る場合があります。
【関連記事】
→シミ取りレーザーができない人とは?ピコレーザーの禁忌事項と対策
シミ取り後の注意点とアフターケア

シミ取りの効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐためには「術後のケア」が成功の鍵を握ります。
徹底した紫外線対策
レーザー照射後の肌は、非常にデリケートで日焼けしやすい状態です。ここで紫外線を浴びてしまうと、再発や炎症後色素沈着の原因になります。日傘や日焼け止めを必ず使用しましょう。
摩擦を避ける
かさぶたができても、無理に剥がしてはいけません。洗顔時はたっぷりの泡で優しく洗い、タオルで拭く際も押さえるようにしてください。
保湿の徹底
肌のバリア機能が一時的に低下しているため、入念な保湿が必要です。低刺激のスキンケア製品で、肌に潤いを与え続けてください。
やってはいけないこと
- スクラブ洗顔や強いマッサージ。
- 照射部位を強くこする行為。
- 日焼けサロンや長時間の屋外活動。
ダリア銀座スキンクリニックのシミ取り放題の特徴

当院では、単にシミを取るだけでなく、「5年後、10年後も美しい肌」を目指した治療を行っています。
医師による丁寧なカウンセリング
シミの種類を正確に診断することが、治療の第一歩です。肝斑の有無や、ピコレーザーが適しているかをプロの目で厳密にチェックします。「何らかの不適応要因」がないかも、この段階でしっかりと確認し、患者様に最適なプランをご提案します。
個数・ショット数制限なしの完全取り放題
当院のシミ取り放題は、個数制限やショット制限を設けていません。気になるシミすべてにアプローチし、一度の施術で納得いただける結果を目指します。
1ヶ月後の再診と今後の治療方針の決定
照射して終わりではありません。1ヶ月後に再診を行い、シミの経過を確認します。取り切れなかったシミへの対応や、今後のメンテナンス方法(美白内服薬やスキンケアの提案など)を一緒に組み立てていきます。
まずはカウンセリングを
シミ取り放題は、効率的に透明感のある肌を手に入れたい方にとって非常に魅力的な治療です。特に最新のピコウェイを使用することで、肌への負担を抑えながら高い効果を期待できます。
しかし、肝斑の有無や体質によっては不適応となる場合もあるため、信頼できるクリニックでのカウンセリングが欠かせません。
まずはご自身のシミがどのような状態なのか、一度専門医に相談してみてはいかがでしょうか。当院では、一人ひとりのお肌の悩みに寄り添い、最適な美肌へのステップをサポートいたします。
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