シミ取りの種類と効果は?美容皮膚科でできるおすすめの施術
鏡を見たとき、「昔はなかったはずの茶色い影」にハッとしたことはありませんか? 20代後半から気になり始め、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに増え、濃くなっていく「シミ」。メイクで隠しきれなくなると、それだけで毎朝の気分が沈んでしまうものです。
「シミ取りをしてみたいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」「痛みやダウンタイムが不安」という方も多いでしょう。現在、美容皮膚科でのシミ取り治療は飛躍的に進化しており、肌質やシミの種類に合わせたオーダーメイドの治療が可能になっています。
本記事では、シミ取りがなぜ見た目の若々しさに直結するのかという理由から、当院で推奨している3つの主要治療(ピコレーザー、レーザーフェイシャル、ステラM22)の特徴まで詳しく解説します。
目次
美容皮膚科におけるシミ取り治療の重要性

なぜこれほどまでに多くの女性がシミ取りを希望するのでしょうか。それは、シミが単なる「肌の色ムラ」以上の影響を私たちの印象に与えるからです。
シミ取り治療が求められる理由とは?
シミがあることで最も大きな影響を受けるのは、「見た目年齢」です。 ある研究データによると、顔にシミがある女性は、ない女性に比べて実年齢よりも5歳〜10歳以上老けて見られるという傾向があります。シミは加齢の象徴として脳に認識されやすいため、どんなにハリがあってもシミがあるだけで老けた印象を与えてしまいます。
また、肌トーンが均一でないと、顔全体がどんよりと暗くくすんで見えます。この「肌トーンの低下」は、清潔感や健康的な印象を損ない、疲れているような、あるいは元気がないような印象を相手に与えてしまうのです。シミを取り除き、肌トーンを明るく整えることは、印象を劇的に変える最短の若返り法と言えるでしょう
最新の美容医療におけるシミ取りの位置付け
かつてのシミ取り治療は、「10日間テープを貼りっぱなしにする」といった強いダウンタイムが一般的でした。しかし最新の美容医療では、「周囲にバレずに」「肌質改善も同時に行う」というアプローチが主流となっています。
単に黒い点を除去するだけでなく、肌全体のコラーゲン生成を促したり、赤ら顔や毛穴の悩みを同時に解消したりするなど、シミ取りは美肌治療のトータルケアの一部として進化しています。
シミ取り治療を受ける前に知っておくべき基礎知識
シミ取りを成功させるための大前提として、自分のシミの種類を知ることが重要です。
- 老人性色素斑
境界線がはっきりした、一般的なシミ。
- 肝斑(かんぱん)
頬骨周辺に左右対称に現れる、もやもやしたシミ。ホルモンバランスが影響。 - そばかす
遺伝的要因が強い、小さな斑点。 - ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
肌の深い層にある、青みがかったシミ。
これらを正しく診断せずに不適切なレーザーを当てると、逆にシミが濃くなるリスクもあります。そのため、専門の医師による診断が不可欠なのです。
シミ取り治療の種類と特徴

当院では、患者様のシミの状態やライフスタイルに合わせて、以下の3つの治療を軸にご提案しています。
ピコレーザー(スポット)
ピコレーザーは、従来のレーザー(ナノ秒)よりもさらに短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」で照射する最新のレーザー治療です。
極めて短いパルス幅で照射するため、熱による周囲の肌ダメージを抑えつつ、衝撃波でメラニン色素を粉々に粉砕します。粉砕された色素は体内の代謝によって排出されます。
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「この部分のシミをピンポイントで、確実に消したい」という方に最適です。従来のレーザーよりも痛みが少なく、カサブタが剥がれた後の赤み(炎症後色素沈着)が出にくいのがメリットです。
境界線のはっきりした濃いシミに対して、非常に高い除去効果を発揮します。
レーザーフェイシャル
レーザーフェイシャルは、低出力の「アレキサンドライトレーザー」を顔全体にシャワーのように照射する治療です。
黒い色素(メラニン)に反応するレーザーを当てることで、薄いシミやくすみを徐々に改善します。また、レーザーの熱が真皮層を刺激し、コラーゲンの生成を促す「美肌効果」も併せ持っています。
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顔全体に散らばった薄いシミを綺麗にしたい方、同時に顔の産毛を脱毛したい方、ハリ不足や毛穴の開きも気になる方におすすめです。
1回で劇的に消すというよりは、回数を重ねるごとに肌全体の透明感が上がり、キメが整っていくのを実感できます。
ステラM22
ステラM22は、レーザーではなくIPLという複数の波長の光を照射するフォトフェイシャルの最新機種です。
「光治療」の代表格であり、異なるフィルターを使い分けることで、シミ、そばかす、赤ら顔(毛細血管拡張)、ニキビ跡など、複数の悩みに同時にアプローチできます。
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「シミも赤みも気になるけれど、ダウンタイムは取りたくない」という方。マイルドな反応のため、施術直後からメイクをしてお出かけが可能です。
そばかすやくすみ、肌の赤みに非常に強く、顔全体の「色ムラ」をなくして均一な美肌を作るのに長けています。
【関連記事】
→ピコスポットは薄いシミにも効果あり?効率的に消す方法も紹介
シミ取り治療のメリットとデメリット

治療を受ける前に、期待できる効果と併せてリスクについても正しく理解しておきましょう。
シミ取り治療を受ける際のメリット
最大のメリットは、「清潔感」と「若々しさ」の回復です。シミが消えるとファンデーションを厚塗りする必要がなくなり、素肌そのものの美しさが際立ちます。また、コンプレックスが解消されることで、自分に自信が持てるようになるという精神面での大きなプラス効果も期待できます。
ダウンタイム、痛みや副作用はどの程度か?
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ピコレーザー(スポット)
照射時はゴムで弾かれたような痛みがあります。数日間シミが濃くなり、薄いカサブタになりますが、1週間程度で剥がれ落ちます。 -
レーザーフェイシャル / ステラM22
痛みはごくわずかです。ダウンタイムはほとんどなく、直後からメイクが可能です。稀に薄いカサブタができることがありますが、数日で自然に消失します。
デメリットやリスクについて知っておくべきこと
どんなに優れた治療でも、100%のリスクゼロではありません。
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炎症後色素沈着
レーザー後の肌が一時的に茶色くなる現象です。特に日本人はなりやすい傾向がありますが、適切なアフターケアで数ヶ月以内に消失します。 -
シミの再発
紫外線対策を怠ると、同じ場所にシミが再発したり、新しいシミができたりします。 -
肝斑の悪化
肝斑がある部位に強いレーザーを当てると、刺激で濃くなることがあります。
【関連記事】
→ピコレーザーで失敗するとシミが悪化する?症状や対処法・予防法を解説
シミ取り治療後のアフターケア
治療後の肌は非常にデリケートです。ここでのケアが、最終的な仕上がりを8割左右すると言っても過言ではありません。
施術後に気をつけるべきアフターケア
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徹底した遮光(紫外線対策)
レーザー後の肌はバリア機能が低下しています。わずかな紫外線でも新たなシミの原因になるため、日焼け止めは必須です。 -
摩擦を避ける
カサブタを無理に剥がしたり、洗顔時にゴシゴシ擦ったりしないでください。色素沈着の原因になります。 -
十分な保湿
熱を加えた後の肌は乾燥しやすいため、低刺激なスキンケアでしっかりと潤いを与えてください。
治療効果を実感するための効果的なフォローアップ
シミの種類によっては、1回で終了せず、数回に分けて治療を行うことで完成度が高まります。また、内服薬(ビタミンC、トラネキサム酸など)やハイドロキノンなどの外用薬を併用することで、レーザーの効果を高め、再発を防ぐことができます。
痛みや副作用はどの程度か?
施術後の痛みは当日中に引くことがほとんどですが、もしヒリヒリ感が続く場合は、保冷剤などで冷やすのが効果的です。赤みが引かない場合や、水ぶくれができた場合は、すぐにクリニックへ連絡し診察を受けるようにしましょう。
治療だけではないアプローチ
せっかく綺麗になった肌を維持するためには、日常の努力も欠かせません。
日常生活における紫外線対策
紫外線は、1年中降り注いでいます。晴れの日だけでなく、曇りの日や室内(窓際)でも対策を怠らないでください。
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日焼け止めの塗り直し
朝塗るだけでなく、午後の塗り直しが重要です。 -
物理的遮断
日傘、帽子、サングラスを活用しましょう。
効果的なスキンケア方法とは?
美白有効成分(ビタミンC、アルブチン、コウジ酸、レチノールなど)が配合されたスキンケアを取り入れ、メラニンの生成を抑え続けることが大切です。また、肌のターンオーバーを整えるために、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけ、内側からも「シミを作らせない肌」を作っていきましょう。
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