全身脱毛にかかる期間は?通う頻度や期間を短くするポイントを解説
全身脱毛がどのくらいで終わるのか、どのくらいのスパンで通えばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
脱毛完了までにかかる期間は肌質や毛質、照射部位によって異なりますが、医療脱毛の全身脱毛の場合は1〜2年程度の期間が目安です。
この記事では、全身脱毛完了までにかかる回数と期間について詳しく解説します。
クリニックに通う頻度や脱毛期間を短くするポイントについてもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
全身脱毛はどれくらいかかる?完了までにかかる回数と期間
医療脱毛で全身脱毛完了までにかかる回数は5〜8回程度、期間は1〜2年程度が目安です。
ここでは全身脱毛完了までにかかる回数と期間について、それぞれ詳しく解説します。
脱毛完了までにかかる回数は5~8回
全身脱毛完了までにかかる回数は5~8回程度が目安で、6回目くらいから脱毛効果を実感し始める方が多いです。
この回数はあくまでも目安で、使用する脱毛機や肌質・毛質によっても異なります。
脱毛完了までにかかる回数の目安を知りたい方は、医師に肌質や毛質を確認してもらいましょう。
脱毛完了までにかかる期間は1~2年
全身脱毛完了までにかかる期間の目安は1〜2年です。
医療脱毛は毛周期に合わせ、1〜2か月ほど間隔をあけて施術を受ける必要があるため、複数回通うことを考えるとだいたい1〜2年ほどになります。
「自己処理を楽にしたい」「ツルツルにしたい」など、求めるゴールによっては2年以上の期間がかかる場合もあります。
全身脱毛で期間を空ける必要がある理由
全身脱毛は1~2か月に1回の頻度で通うのが理想です。
ここでは全身脱毛の施術頻度について解説します。
毛周期に合わせることで効果的な施術ができるため
全身脱毛は施術間隔を1〜2か月程度空ける必要がありますが、これは毛周期が関係しているためです。
毛周期とは、毛が生えてから抜けるまでの成長サイクルのことで、『退行期』『休止期』『成長期』の3つの時期に分類されます。
医療脱毛レーザーが作用するのは、『成長期』の毛のみです。
施術間隔を空けることで休止期の毛が成長期に入るため、前回は照射できなかった毛に照射できます。
スムーズに医療脱毛を進めるためには、このように毛周期を考慮して施術間隔を空けることが大切です。
肌トラブルの防止にもつながるため
施術間隔を空けるのは肌トラブルの防止にも効果的です。
医療脱毛では出力の高いレーザーを使用するため、肌にかかる負担が大きくなりがち。
肌質によって個人差はあるものの、施術後に赤みや腫れなどが出ることもあります。
施術間隔を空けることで、肌へのダメージを少なく抑えられるのです。
施術間隔が空きすぎても問題はない
「施術間隔が空きすぎると毛が再び生えてきてしまうのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、施術間隔が空いても脱毛効果には影響しないためご安心ください。
医療脱毛はレーザーによって毛根を破壊するため、レーザーを照射した毛が再生することは基本的にありません。
ただし間隔が空くと毛周期に合わせた施術が難しくなるため、脱毛効果が薄れる可能性があります。
短期間で全身脱毛を完了したい場合は、なるべく適切な間隔で施術を受けた方がよいでしょう。
全身脱毛を短期間で終わらせるコツ
全身脱毛を短期間で終わらせるコツは以下の通りです。
- 予約が取りやすいクリニックを選ぶ
- 日焼け対策を徹底する
- 保湿ケアを行う
- ストレスを溜め込まない
- 良質な睡眠をとる
- バランスの良い食生活を心掛ける
上記のコツをおさえることで、短期間で脱毛効果を実感できるでしょう。
ここでは上記のコツについてそれぞれ解説します。
また以下の記事では、効果的に医療脱毛を受けるポイントについて解説しています。
ぜひこちらも参考にしてみてください。
→医療脱毛後に生えてくる理由とは?効果的に施術を受けるポイントを紹介
予約が取りやすいクリニックを選ぶ
最適な間隔で全身脱毛施術を受けるために、予約が取りやすいクリニックを選びましょう。
医療脱毛クリニックの中には、せっかく契約をしても予約がいっぱいでなかなかスムーズに施術を受けられないところもあります。
施術間隔が空いてしまうと当然脱毛完了までにかかる期間も長くなってしまうため、クリニック選びの段階で予約の取りやすさをチェックすることが大切です。
予約の取りやすいクリニックの特徴としては以下が挙げられます。
- 初回契約時に複数回分の施術をまとめて予約できる
- WEBやLINEから24時間いつでも予約できる
- 予約枠を多く確保している
- 新患数を制限している
上記のような特徴を持つクリニックを選ぶことで、「せっかく契約したのに予約が取れない」といった事態を回避できます。
日焼け対策を徹底する
全身脱毛を短期間で終わらせるためには、日焼け対策を徹底することが大切です。
医療脱毛は基本的には日焼けした肌にはレーザーを照射できません。
医療脱毛レーザーは肌のメラニン色素に反応するため、日焼けしていると火傷のリスクが高まるためです。
日焼け肌や色黒肌にも照射できる医療脱毛機もありますが、日焼けにより肌がダメージを受けていると、施術後に肌トラブルが起きやすくなります。
また万が一日焼け肌に照射できたとしても、普段よりも出力を落とさなくてはいけなくなるため、1回あたりの効果が減り脱毛完了までにかかる期間が長くなります。
計画通りに脱毛を進めるためにも、普段から日焼け対策を徹底するようにしましょう。
保湿ケアを行う
日焼け対策と合わせて、保湿ケアも徹底して行いましょう。
医療脱毛期間中は肌が敏感になるため、普段よりも肌が乾燥しやすくなります。
乾燥した状態にレーザーを照射すると火傷や炎症が起こるリスクがあるため、肌がひどく荒れていると施術を断られてしまう恐れもあります。
また保湿ケアをしっかり行っていると肌の水分量が多い状態を維持でき、脱毛効果を高めることが可能です。
部位別の保湿ケア方法は以下を参考にしてみてください。
部位 | 保湿ケア方法 |
---|---|
顔 | 化粧水を塗った後、油分の多い乳液を塗って皮膚からの水分蒸発を防ぐ。 |
体 | ボディクリームやボディローションを使用する。手が届きにくい場所はスプレータイプのボディローションの使用がおすすめ。 |
VIO | デリケートゾーン専用クリームを使って保湿する。 |
洗顔後や入浴後はもちろんのこと、気づいたときにこまめに保湿するようにしましょう。
ストレスを溜め込まない
短期間で全身脱毛を完了させるためには、毛周期のリズムを整えることが大切です。
ストレスは毛周期のリズムを乱す原因になるため、なるべくストレスを溜め込まないようにしましょう。
ストレスを感じると交感神経が優位になって血行不良になることがあり、血行不良になると毛の養分が不足するため、毛周期のリズムが乱れてしまうのです。
以下のような方法でストレスを発散しましょう。
- 趣味に打ち込む
- 適度に運動する
- 十分に睡眠をとる
上記にこだわらず、自分に合ったストレス発散方法を見つけることが大切です。
良質な睡眠をとる
睡眠不足は体調不良を引き起こす恐れがあり、体内に栄養や酸素が十分に回らなくなると、毛周期のリズムを乱す可能性があります。
また睡眠不足が続くと自律神経が乱れて免疫力が低下し、肌のハリや潤いが失われることも。
肌のコンディションが低下すると、医療脱毛レーザーを照射した際に、肌に与えるダメージが大きくなる恐れがあります。
良質な睡眠をとるポイントは以下の通りです。
- 毎日規則正しい時間に起きる
- 寝る前にブルーライトを浴びないようにする
- 定期的に運動する
- 寝る前のカフェインやアルコールの摂取は避ける
- 快適な睡眠環境を整える
上記のポイントを参考に睡眠の質を高めて、毛周期のリズムを乱さないようにしましょう。
バランスの良い食生活を心掛ける
バランスの良い食生活を心掛けることも大切です。
極端なダイエットや栄養バランスの偏った食事を続けていると、毛周期のリズムを乱す恐れがあります。
また食生活の乱れは肌荒れにもつながるため、次のポイントを参考に、普段からバランスの良い食生活を心掛けるようにしてください。
- 主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を摂る
- タンパク質を意識して摂取する
- 自分に合ったカロリーを把握する
- 自分に不足している栄養を積極的に摂取する
食生活を整えると、毛周期のリズムが乱れにくくなり、肌のコンディションもよくなります。
まとめ
全身脱毛完了までにかかる回数や期間について解説しました。
全身脱毛は5~8回程度の施術が必要で、期間は1~2年ほどかかります。
必要な回数や期間には個人差がありますが、短期間で脱毛を完了したいなら、予約が取りやすいクリニックを選び、日焼け対策や保湿ケアを徹底することが大切です。
適切な頻度で施術を受けることで、短期間での脱毛完了を目指せるでしょう。