ハイフの効果が出やすい人の特徴は?ハイフが向かない人の特徴も紹介
ハイフは、加齢が原因によるたるみやしわを引き締め、リフトアップ効果が期待できる美容施術です。
ダウンタイムも少なく忙しい方も受けやすい施術ですが、どんな人にも適しているわけではありません。
この記事では、ハイフの効果が出やすい人の特徴について解説します。
ハイフの効果やメリット・デメリット、ハイフが向かない人の特徴などもまとめているため、ぜひ施術選びの参考にしてみてください。
目次
ハイフとは
ハイフ(HIFU)とは『High Intensity Focused Ultrasound』の頭文字を取ったもので、高密度焦点式超音波治療法を指す美容施術です。
ハイフはたるみやしわの改善に効果的で、肌を引き締めてリフトアップ効果を得られます。
ここではハイフの仕組みや効果の持続期間、メリット・デメリットについて解説します。
ハイフの仕組み
ハイフは皮下組織よりも深いところにあるSMAS筋膜に超音波エネルギーを照射することで、肌を引き締める効果を得られるリフトアップ施術です。
加齢や紫外線の影響を受けると、皮膚内部にあるコラーゲンやエラスチン量が減少し、これによってたるみができてしまいます。
肌内部に熱エネルギーを加えることで、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分の生成が促進され、肌のたるみやしわの改善が可能です。
また肌内部の狙った部分にピンポイントで刺激できるため、肌表面に傷跡を残さずに施術できます。
ハイフで得られる4つの効果
ハイフによる施術を受けると、以下の4つの効果が得られます。
- 肌を引き締めてたるみを改善する
- しわやほうれい線を改善する
- 肌のハリや弾力を取り戻す
- 美肌効果
ハイフは加齢により生じる肌のたるみやしわに効果的な美容施術です。
しわやたるみ、ほうれい線などが気になる人は効果を実感しやすいでしょう。
また熱エネルギーによってコラーゲンやエラスチンの生成を促進するため、肌のハリや弾力を取り戻したり、肌を美しくしたりする効果も期待できます。
ハイフの効果については以下の記事でも解説しているため、ぜひこちらも参考にしてみてください。
→ハイフの効果や持続期間、効果を高める方法を解説!他施術との併用症例も紹介
ハイフの効果持続期間
ハイフは施術直後からリフトアップ効果を実感でき、その後1〜3か月後に効果のピークを迎えます。
効果の持続期間は半年~1年程度ですが、使用するハイフ機種によって持続性が異なる点に注意が必要です。
ハイフによるリフトアップ効果を維持したい場合は、効果がなくなってしまう前に3か月~半年に1回のペースで施術を受けると良いでしょう。
ハイフのメリット・デメリット
ハイフのメリット・デメリットも確認しておきましょう。
メリット | デメリット |
・肌への負担が少ない ・肌表面に傷跡が残らない ・施術時間が短い ・施術直後からリフトアップ効果を実感できる ・ダウンタイムが少ない |
・施術中に痛みを感じることがある ・赤みや腫れなどが現れることがある ・施術を受けられない場合がある ・脂肪が少ない場所に照射すると頬がこけて老けた印象になることがある |
ハイフはメスを使わない治療のため肌への負担が少なく、肌表面に傷跡が残らないメリットがあります。
また施術直後からすぐにリフトアップ効果を実感しやすいことも魅力的なポイント。
しわやたるみなどのお悩みを改善したい方におすすめです。
ハイフはダウンタイムが比較的少ない施術ではありますが、人によっては赤みや腫れなどが現れることがあります。
ただこれらのリスクはどの美容施術にもあり得ることのため、過度に心配する必要はありません。
施術後数時間~1週間ほどで治るケースがほとんどですが、万が一赤みや腫れが引かない場合には、すぐに医師に相談しましょう。
ハイフで効果が出やすい人の特徴
ハイフで効果が出やすい人の特徴は2つ挙げられます。
- 肌のハリや弾力がなくなってきた人
- 35歳以上の人
ここでは上記2つの特徴について解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
肌のハリや弾力がなくなってきた人
肌のハリや弾力がなくなってきた人は、ハイフで効果が出やすいといえます。
肌のハリや弾力が失われるのは、皮膚の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの量が減ってしまうためです。
ハイフで皮膚内部に熱を加えることによってコラーゲンやエラスチンの生成を促進できるため、ハリや弾力が失われてきたと感じる人は検討してみてはいかがでしょうか。
35歳以上の人
しわやたるみなどは加齢によって徐々に出てくるもので、特に30代半ばを過ぎると実感する人が増えてきます。
目の小じわや皮膚のたるみなどが気になってきた35歳以上の人は、ハイフによる施術を受けることでリフトアップ効果を実感しやすいでしょう。
ハイフが向いている人の特徴
ハイフがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- たるみが気になる人
- ダウンタイムの少ない施術を受けたい人
- 肌に傷が残らない施術を受けたい人
ここでは上記4つの特徴について解説します。
たるみが気になる人
ハイフはほうれい線など顔のたるみが気になる人におすすめのリフトアップ施術です。
たるみを自分で改善しようとして自己流でマッサージをする人もいますが、間違ったやり方でマッサージをすると逆にたるみが増える原因になることもあります。
ハイフは皮膚内部に直接アプローチしてリフトアップできるため、肌への負担を抑えてたるみを改善できます。
ダウンタイムの少ない施術を受けたい人
ハイフは比較的ダウンタイムの少ない施術といえます。
ダウンタイムとは、施術を受けた後に生じる痛みや腫れなどが治り、普段通りの生活に戻るまでの期間のこと。
ハイフのダウンタイムでは腫れや赤みなどの症状が現れることがありますが、ほとんどの場合数日~1週間程度で治ります。
ダウンタイムのためにまとまった休みを取れない人にもおすすめできる施術です。
なお、ダウンタイム中に現れる症状には個人差があるため、施術後1週間程度は様子を見ると良いでしょう。
肌に傷が残らない施術を受けたい人
ハイフはメスなどを使わず、肌に傷を残さずにたるみやしわを改善できるリフトアップ施術です。
メスを使った施術を避けたい人や肌に傷を残したくない人に特におすすめできます。
施術後に生じる赤みもメイクで隠せる程度であることが多いため、周囲にバレずに美容施術を受けたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
ハイフが向かない人の特徴
ハイフが向かない人の特徴は次の通りです。
- 顔の脂肪が少ない人
- たるみが強い人
- 年齢が若くたるみが少ない人
- 肌トラブルがある人
ここでは上記4つの特徴について解説します。
顔の脂肪が少ない人
顔の脂肪が少ない人がハイフによる施術を受けると、顔が引き締まって頬のコケが目立ち、老けた印象になることがあります。
また、脂肪が少ない部位は超音波が骨に届きやすいため、痛みを強く感じる可能性があります。
自分の顔立ちがハイフに向いているかどうか、クリニックのカウンセリングで医師に直接確認してもらいましょう。
たるみが強い人
顔のたるみが強い場合、十分に満足できる結果が得られない可能性があります。
ハイフでの改善が難しいほどたるみが強い場合は、糸リフトや切開リフトなどの他の施術を検討する必要があるでしょう。
たるみの症状や希望によって適した施術は異なるため、一度クリニックでカウンセリングを受け、ドクターに詳しく相談してみるといいでしょう。
年齢が若くたるみが少ない人
ハイフは加齢によって出るたるみやしわに効果的な施術のため、たるみがほとんど出ていない人が施術を受けても満足のいく効果が得られない可能性があります。
たるみやしわの予防としてハイフを受ける人もいますが、元々たるみがない場合には目に見える効果を感じにくいでしょう。
10〜20代のまだたるみが少ない人が小顔効果を得たい場合は、ハイフではなく脂肪吸引やボトックス注射などのほかの施術を検討してみるのがおすすめです。
肌トラブルがある人
肌トラブルがある場合、ハイフの施術を受けられない可能性があります。
アトピーやヘルペスなどの炎症が起きている場合、ハイフによる熱エネルギーで症状が悪化する恐れがあるためです。
肌トラブルを治すことを優先して、治った後にハイフの施術を検討しましょう。
もし施術直前に肌トラブルが治まった場合でも、念のため医師に肌の状態を確認してもらい、安全に施術を受けられるか診察してもらってください。
まとめ
ハイフの効果が出やすい人について紹介しました。
35歳以上で肌のハリや弾力がなくなってきたと感じる人は、ハイフの効果を実感しやすいでしょう。
また、たるみやしわが気になる人や、ダウンタイムの少ない施術を受けたい人にもおすすめできるリフトアップ施術です。
ハイフによる施術を受けるクリニックを選ぶ際は、自分の顔立ちや肌の状態にあった施術を提案してくれるところを選びましょう。