医療脱毛2回目で効果は実感できる?脇の施術の痛みと初回からの最適な間隔について解説
はじめての脱毛として選ばれることの多い脇。薄着になる夏は、毎日カミソリでのお手入れが欠かせない部位だからこそ、自己処理の負担軽減のために脱毛をする方が多いです。
脇は毛が太くて密集しているため目立ちやすく、毎日剃っていると徐々に毛穴が黒くなり、肌トラブルが起きることも。
そこで検討される方が多いのが、医療脱毛です。
医療脱毛で脇を脱毛する大きなメリットは、短期間で効果が出やすいことです。脱毛サロンなどの光脱毛と比べて出力の高いレーザーで施術を行うため、少ない回数で脱毛を完了することができます。
しかし、脇の医療脱毛を受けた方の中には、1回目の施術後に効果を感じられなかったという方も多く、2回目で本当に毛が薄くなるのか不安に感じている方もいるようです。
そこでこの記事では、脇の医療脱毛2回目の効果や痛み、最適な施術間隔、脇の脱毛に最適な季節と注意点についてご紹介します。
目次
脇の医療脱毛2回目で脱毛効果は実感できる?
脇の医療脱毛は、人目に触れやすい上に比較的安い費用で施術を受けられることから、非常に人気のある部位です。
脇や手足は毛量が比較的多く、毛が濃い方も多いため、脱毛効果を感じやすいといわれています。しかし冒頭でもご紹介したように、中には脇の医療脱毛1回目は毛の量が減っていることを実感しにくい方も多いようです。
そのような話を聞いてしまうと、脇の医療脱毛に興味がある方でも不安に感じてしまうことでしょう。ここでは、施術2回目の脇の脱毛効果についてご紹介します。
脇の脱毛効果を実感できるのは2回目の施術後から
結論から申し上げると、脇の脱毛効果を実感できるのは2回目の施術後からといわれています。
なぜなら、1回目の施術では休止期のため脱毛できなかった毛が徐々に成長期に入り、2回目の施術で脱毛できる可能性が高いからです。
レーザーを照射した毛は、施術後1〜2週間後に抜けはじめます。1回目の施術で脱毛された毛に加え、2回目にレーザーを照射された毛も抜けて脱毛が完了した範囲も広がるため、2回目の施術後1〜2週間後に脱毛効果を実感される方が多いようです。
施術1回目では効果を実感しにくかった方でも、2回目の施術後には毛量が減ってきたことが目に見えてわかるようになるでしょう。
ただし、脇の医療脱毛で効果を実感できる回数は、以下の条件によって異なります。
- 毛周期
- 毛の質
- 肌の色
- レーザーの種類
また、年齢や痛みへの耐性、内服薬の影響などによっても2回目の施術後に思ったような効果を得られない場合もあるので注意が必要です。しかしそのような場合でも、施術回数を重ねていくにつれて確実に効果を実感できるようになるので安心してください。
脇の施術2回目の痛みはどのくらい?
一般的に、脇の脱毛に限らず、医療脱毛では1回目の施術では出力を少し弱めに設定しています。
そして2回目以降の施術では、患者さんの肌の状態などによって最適な出力で施術を行います。1回目の施術を受けて、とくに問題がないようであれば出力を少しずつ上げていくため、人によっては1回目よりも2回目の方が痛かったという方もいるようです。
しかし一般的には、2回目の施術の方が痛くないケースがほとんどですし、麻酔クリームなどで痛みを緩和してくれるクリニックも多いので、不安を感じすぎないようにしましょう。
医療脱毛2回目はいつ予約する?
「脇の医療脱毛を検討しているけれど、1回目の施術から次の予約まではどのくらいあければいいの?」「仕事が忙しくてそんなに頻繁には通えないのだけど‥」
医療脱毛に数回の施術が必要なことをご存知の方は、1回目を受けてから次の予約までの間隔や、脱毛が完了するまでの施術回数が気になるのではないでしょうか。
ここでは、脇の施術の回数目安と初回からの最適な施術間隔について解説していきます。
脇の施術の回数目安
医療脱毛の場合は、最低でも5回の施術が必要です。毛が薄い方だと2〜3回の施術でも自己処理が簡単になる程度の効果はありますが、ツルツルの状態にまでするには8回程度施術を受けることになるでしょう。
以下は、脇の施術回数ごとの脱毛効果です。
- 1回目:施術後1〜2週間で毛が抜けていくが、またすぐに生えてくる。
- 2回目:施術後1〜2週間で1回目よりも毛が減っていることを実感する。
- 3回目:生えてくる毛も細くなり、毛量が減っているのをさらに実感。毛の生えるスピードも遅くなる。
- 5回目:自己処理がほとんど不要なほどに毛量が減少する。毛穴も閉じて肌が綺麗になる。
- 8回目:自己処理不要でツルツルの状態になる。
脇の医療脱毛のプランでもっともおすすめなのは、8回の施術が受けられるプランです。安いからといって3回や5回のプランを契約してしまうと、あとから単発で施術を追加していくことになります。その場合、非常に高額になる可能性もあるので、注意しましょう。
初回からの最適な間隔
脇の医療脱毛では、初回の施術を受けてから大体2ヶ月の間隔をあけて次回の予約をすることになります。なぜなら、上記でもご紹介したように毛には毛周期というものがあり、そのサイクルに合わせて施術を受ける必要があるからです。
1回目の施術を受けた際は休止期だった毛も、2ヶ月ほどすると成長期へ移行していくため、2回目の施術はそれに合わせて予約を取るようにしましょう。
2回目の施術までにいつも通り毛が生えてきてしまうと気になるものですが、適切な期間をあけてから次の施術を受けなければ、効率よく脱毛ができません。2回目の予約は焦らずに、毛周期のサイクルに合わせることをおすすめします。
毛周期がわからないという方は、カウンセリングの際に医師や看護師へ質問すると、患者さんの毛や肌の様子から適切な予約時期を教えてくれるので、気軽に聞いてみるとよいでしょう。
脇の脱毛に最適な季節と注意点
脇の脱毛を検討する際、気をつけなければいけないことがあります。一般的には、費用や通院回数などを気にする方が多いですが、「脇の脱毛はいつ行ったらよいのか」という点も気になっている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、脇の脱毛に最適な季節とおすすめの理由についてご紹介します。
脇の脱毛に最適なのは秋
日本には四季があり、季節によって気温や湿度、服装なども異なります。また、それに伴って脇の医療脱毛に与える影響も異なりますが、せっかく脱毛をするのであれば最適な季節に施術を受けたいものです。
そこでおすすめする、脇の脱毛に最適な季節は「秋」です。
秋は、夏が終わり気温も下がってくるため、過ごしやすくなります。また、素肌を見せる機会も減り、カーディガンなどを羽織ることも増えてくる時期です。
医療脱毛を秋に開始すると、ちょうど来年の夏くらいには脱毛が完了するスケジュールで施術を受けることができるのです。
しかも、夏とは違い紫外線の影響を受けにくくなるので、施術を受けたあとの肌トラブルが起こりにくくなります。
これらのことから、秋は四季の中でも脇の医療脱毛を受けるのにもっとも適した季節であることがおわかりいただけるでしょう。
脇の脱毛を秋に行う際の注意点
秋に脇の脱毛を検討している場合は、以下のことに注意しましょう。
- 夏場に日焼けをしすぎない
- 夏のお疲れ肌をきちんとケアしておく
- 自己処理によるブツブツ毛穴やザラザラ肌では施術が受けられない可能性もある
秋は、夏の疲れが一気に出やすい季節です。肌の状態によっては施術が受けられない可能性もあるため、施術が行えるかどうかカウンセリングで確認する必要があります。
また、秋に脇の脱毛を検討している場合は、夏の間できるだけ保湿を心がけ、普段よりも丁寧に自己処理を行うことをおすすめします。
まとめ
脇の医療脱毛2回目の効果や痛み、最適な施術間隔、脇の脱毛に最適な季節と注意点についてご紹介しました。
個人差はありますが、脇の医療脱毛の2回目で効果を実感できるのは、全体の2〜4割程度といわれています。しかし、少し毛量が減ったり毛が生えるまでの期間が延びたりするものの、完全に生えなくなるわけではなく、自己処理が必要なことに変わりありません。
脱毛は毛周期に合わせて行うことがもっとも重要であり、効率的に脱毛を行うためには適切な期間をあけて施術を受ける必要があります。施術回数を重ねると確実に毛量は減り、肌も明るくなりますので、最短の回数で終わらせられるよう、焦らず回数を重ねていきましょう。