水光注射の効果持続期間はどのくらい?適正なインターバルや長持ちさせる3つのポイントを紹介
「肌がくすんで透明感がない」「最近肌にハリがなくなってきた」など、エイジングサインを感じている方におすすめの美容医療といえば、美容大国韓国生まれの「水光注射」です。韓国ではもはや常識となっている美容医療のひとつで、顔全体のうるおいをアップさせる効果があります。
水光注射は、肌の真皮層の浅いところにヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分を配合した薬剤を注入する肌質改善治療です。ヒアルロン酸を化粧品のように肌の表面に塗るのではなく、直接注入することで、飛躍的に効果を高めることができます。
内側からみずみずしくハリのある肌を取り戻せるため、肌の乾燥が気になる方や小ジワなどのエイジングサインが目立つ方にとくにおすすめの施術です。
そんな美容効果の高い水光注射ですが、効果の持続について気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、水光注射の効果についての詳しい情報と、効果を長持ちさせる3つのポイントについてご紹介します。水光注射に興味のある方、効果持続期間がどのくらいなのか気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
水光注射の効果について
水光注射は、専用機器で美肌効果の高い薬剤を肌に直接注入することで、若々しい肌へと導く施術です。
従来のヒアルロン酸注入はシワやほうれい線、涙袋などの気になる箇所にピンポイントでボリュームを出す施術ですが、水光注射は広範囲に薬剤を注入するため、顔全体に自然な透明感ともっちりとした弾力を出すことが可能です。
ここでは、水光注射の効果と効果持続期間、施術を受ける適切なインターバルについて詳しくご紹介します。
水光注射の効果とは
水光注射は、肌の真皮層に直接栄養と水分を補給することで、内側から透けるような透明感が現れる施術です。しかも、ヒアルロン酸をベースにさまざまな薬剤を配合できるので、患者さん一人ひとりの希望や症状に沿った施術を行えます。
以下は、水光注射で得られる具体的な効果の例です。
- アンチエイジング効果
- シミやくすみ、肝斑の改善
- 肌の透明感アップ
- 小ジワやほうれい線の改善
- ハリやツヤの改善
- 毛穴の引き締め、ニキビ痕改善効果
- 乾燥肌を改善し、肌にうるおいを与える
- 軽度のたるみ改善効果
- 肌質改善効果
肌が本来もっている生体内成分であるヒアルロン酸を注入することで、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの産生を促進し、うるおいのあるツヤめく肌へと導きます。
また、水光注射の効果は薬剤によるものだけではありません。施術では針を肌に刺して直接薬剤を注入しますが、肌に軽い傷がつくことによる創傷作用で肌が再生され、コラーゲンも増生されるため、アンチエイジングとしても注目されています。
水光注射の効果持続期間はどのくらい?
水光注射で使用するのは、非架橋ヒアルロン酸というやわらかいジェル状の保湿成分です。1gで6Lもの水分を抱え込むことができるため、真皮層内にたっぷりと保水できます。
水光注射の効果持続期間は3ヶ月から1年程度といわれています。ほとんどの方が施術直後から効果を実感できますが、水光注射で注入する非架橋ヒアルロン酸は体内に吸収されるスピードが早いという特徴をもっているので、思っているより効果を実感できる期間は短く感じられるかもしれません。
ただ、水光注射はヒアルロン酸の効果だけでなく、ひと月をすぎたあたりから自己の線維芽細胞が活性化されて、コラーゲンやヒアルロン酸が増生されるようになります。施術を数回繰り返し受けていくうちに注入部位周辺の細胞が増え、徐々に効果持続期間が長くなっていくでしょう。
水光注射の適正なインターバル
施術を受けはじめてすぐの場合、非架橋ヒアルロン酸は早めに吸収されてしまいます。そのため、最初は2〜3週間に1度のペースで4〜5回施術を受けるのがおすすめです。定期的に施術を受けることで、水光注射の効果を感じやすくなります。
そして、2〜3週間おきの施術を5回程度受けたら徐々に1ヶ月に1度、3ヶ月に1度とインターバルを長くしていくとよいでしょう。
ただし、次の施術を受けるまでのインターバルは長くても構いませんが、施術をストップしてしまうと肌はもとの状態に戻ってしまうので注意してください。インターバルを長く取る場合でも、定期的な頻度で施術を受けるようにしましょう。
水光注射の効果を長続きさせる3つのポイント
水光注射は、ヒアルロン酸の注入効果による即効性と、創傷作用による肌の再生で得られる持続性の両方をもち合わせた施術です。手軽に受けられることもあり非常に人気の高い施術ですが、費用の相場は2万円から4万円となっているため、できればしっかりと効果を感じるだけでなく、長続きさせたいものです。
ここでは、水光注射の効果を長続きさせる3つのポイントについてご紹介します。
施術直後に血行が促進されるようなことをしない
水光注射は、施術後に血行が促進されるようなことをしてしまうと、内出血を起こしてダウンタイムが長くなったり、効果が弱まったりする恐れがあります。そのため、施術後は以下のような行動を控えるようにしましょう。
- 施術直後のサウナ
- 激しい運動
- 過度の飲酒
せっかくの施術を無駄にしないためにも、クリニックで提示された術後の注意点をよく確認し、守ることをおすすめします。
継続して施術を受ける
上述したように、水光注射の費用相場は2万円から4万円です。はじめのうちは頻繁に施術を受けなければならず、どうしても費用がかさんでしまうため、途中でやめてしまう方もいます。
もし途中でやめてしまっても肌に悪影響を及ぼしたり、肌の状態が悪化したりすることはありませんが、施術前の状態に戻ってしまうため、これまでの施術費用が無駄になってしまいます。
水光注射は、定期的に施術を受けてしっかりと美容成分を浸透させることが重要です。繰り返し施術を受ければ、コラーゲンやエラスチンの増生による継続的な効果を得られるようになります。
必ずしも1ヶ月に1回受けなければ、効果がなくなるというわけではありません。しかし、効果を長持ちさせるためにも、まずは2回〜5回の1クールの施術をしっかりと受け、その後は継続して数ヶ月に1度は施術を受けるようにしましょう。
保湿のセルフケアをしっかりと行う
水光注射の効果を長続きさせるには、普段の生活の中で保湿をしっかりと行うことが大切です。
水光注射で内側から、保湿のセルフケアで外側からのケアを行えば、透明感のあるパンと張った美しい肌が長期間続きます。
おすすめは、ビタミンAを配合したスキンケアアイテムです。ビタミンAは、ターンオーバーのサイクルを正常化するのが特徴です。ビタミンAは貯蓄できるうえにたくさんあるほど美肌になれる成分ですが、紫外線によって破壊されてしまうため、スキンケアアイテムで意識的に補給しなければいけません。
クリニックによっては、水光注射の効果を高めるオリジナルのドクターズコスメを販売しているところもあるので、相談してみるとよいでしょう。
また、水光注射の施術後は紫外線の影響を受けやすいといわれています。少しの紫外線量でも日焼けしてしまう恐れもあるため、日焼け止めやファンデーションなどでしっかりと紫外線対策をすることをおすすめします。
まとめ
水光注射の効果についての詳しい情報と、効果を長持ちさせる3つのポイントについてご紹介しました。
水光注射は、肌のハリがなくなってきた方やツヤのあるみずみずしい肌を取り戻したい方などにおすすめの施術です。皮膚が薄く疲れやくすみの出やすい目周りや額まで、顔全体にまんべんなく薬剤が浸透します。
非架橋ヒアルロン酸をベースに他の薬剤と組み合わせて注入もできますので、そのとき感じている肌悩みを改善しながら美しい肌を作り出せるのも魅力です。
1回の施術でも効果を実感できますが、継続して施術を受けることで徐々に安定した効果を感じられるようになります。
水光注射に興味のある方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。