アートメイクをアイラインにするメリット、デメリットやデザインなどを紹介
顔の印象を大きく左右する目元は、普段のメイクで時間をかける部分でもあります。とくにアイラインは描くことで目を大きく見せる、引き締まった印象になるなどの理由から、毎日丁寧にメイクしている方も多いことでしょう。
この記事では、そんなアイラインのアートメイクについて、メリット、デメリットやデザインなど、詳しくご紹介していきます。
アイラインのアートメイクに興味がある方、毎日のメイクの時間を短縮したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アイラインのアートメイクの特徴
アートメイクとは、表皮部分(深さ0.0.4~0.2mmほど)に専用の針を使用して色素を入れていく医療行為です。とくに人気なのは眉へのアートメイクで、朝の時短につながることや、ノーメイクでも眉がある状態を維持できることで話題となっています。
そんなアートメイクは、眉だけではなくアイラインやリップ、ヘアラインへの施術も可能。
アイラインへの施術は、まつ毛の生え際部分に色素を注入する施術で、1度施術をすると1~3年間アイラインメイクが不要の状態を維持できます。
アイラインがすぐに落ちてしまうという方や、アイラインがうまく描けないとお悩みの方におすすめできる施術です。
アイラインアートメイクのデザインやインク
一口にアイラインといっても、デザインや入れる位置によって印象が変わってくるため、慎重に検討したいものです。
ここからは、アイラインアートメイクのデザインやインクなど詳しいことをご紹介します。
ラインの種類は3種類
アイラインアートメイクのラインの種類は以下の3種類です。
ラインの種類 | 特徴 |
シンプルライン | まつ毛の隙間を埋めるように細かくインクを注入していくことで、自然なアイラインに仕上げる方法 |
シンプルテールライン | シンプルラインにプラスして、目尻部分を長く伸ばす方法。シンプルラインよりも太めのアイラインを描いたような仕上がりも可能 |
テールライン+アイシャドウ | テールラインをアートメイクで施術することに加えて、まぶたに染料を注入することでアイシャドウをしているように見せる方法 |
素顔を綺麗に見せたいという方は、自然なアイラインが叶うシンプルラインを、しっかりメイクしているように見せたいという方は、さまざまなテールラインを演出できるシンプルテールラインを選ぶとよいでしょう。
テールラインのデザインは、短め、目尻を伸ばす、目尻を下げるなど変化をつけることが可能です。
アイラインアートメイクの施術部位
アートメイクの施術ができるアイラインの部位は主に3つです。
- アウトライン
- ナチュラルライン
- インライン
アウトラインは、まつ毛の生え際よりも外側のラインに沿ってインクを注入していきます。目を閉じたときもアイラインが見えるのでメイクをしているような目元を目指せる部分です。
ナチュラルラインは、まつ毛の生え際に沿ってアートメイクを施すことで、自然な印象を目指すことができます。
インラインは、ナチュラルラインよりも内側の粘膜のラインに沿ってアートメイクを行います。インラインはクリニックによって実施していないケースもあるので確認するようにしましょう。
アイラインアートメイクで使用されるインク
アイラインのアートメイクの色は一般的に黒、ダークブラウンなどが使用されます。他の色味だと定着率が悪いため、ぼんやりとした印象になってしまうことがあります。
ダリア銀座スキンクリニックでは、アイラインのインクカラーは基本的に黒を使用します。しかし、下まぶたへのアイラインなどでしっかりとした線ではなくぼんやりとした影ができる程度の仕上がりをご希望の方には、茶色でご案内する場合もあります。
色のご希望がある方は、定着率なども加味したうえで、クリニックで医師と相談しインクのカラーを決めるようにしましょう。
アイラインアートメイクのメリット
アイラインのアートメイクはしっかりメイクをしているように見えることが特徴ですが、ほかにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、アイラインアートメイクのメリットをご紹介します。
目が大きく見える
アイラインがうまく描いてある状態が続くと、目が大きく見えるため自分の理想の目元を常に演出でき、マスクをしていても目元の印象が強くなります。
目が小さいことや一重であることがコンプレックスと感じている方は、アイラインアートメイクの施術を受けることで、常に目元を明るくし、生き生きとした印象を与えることも。
アイラインが無い状態だと顔がぼやけてしまう方も、アイラインアートメイクならメイクを落としても残っている状態なので魅力的な目元が続きます。
メイクの手間が省ける
アイラインはとくにメイクの中でも時間のかかる場所で、朝のメイクに時間がかかってしまいストレスを感じている方も多いです。
忙しい朝にメイクをすることで「アイラインがうまく描けない!」「失敗した!」などと、焦ってしまう原因にもなるのです。
アイラインアートメイクをしたあとは、アイメイクの時間を短縮できることでメイク全体の時間が短くなり、余裕をもって朝の支度をすることができます。
ノーメイクでもOK
アイラインアートメイクをしていれば、クレンジングや洗顔でもアイラインが落ちないので、すっぴんでも常にアイラインが描いてある状態を保つことができます。
スポーツをするとき、プールや海に行くとき、温泉に入ったときなど、メイクが落ちてしまって恥ずかしい思いをしてしまった経験がある方もいらっしゃいますよね。
そんなとき、アートメイクをしていれば常にアイラインが引いてある状態を保てるため、全体のメイクを落としてもアイラインだけは残ることから、すっぴんに自信が持てるようになります。
アイラインアートメイクのデメリット
アイラインアートメイクには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。以下は、アイラインアートメイクのデメリットです。
- 目が腫れることがある(ダウンタイム中)
- 2~3回の施術が必要となる
- 消えるまでに1~3年かかる
アートメイクのダウンタイムは1~2週間とされていて、アイラインへのアートメイクを行った後は腫れや痒みが出る可能性があるので注意が必要です。目が痒いからといって掻いてしまうと、ダウンタイムを長引かせることになったり、他のトラブルを引き起こしたりする可能性もあります。
アートメイクは色素が定着するために2~3回の施術が必要となります。1回の施術ではうまく色素が定着しないため、2~3回通うことを考えてクリニック選びをする必要があります。
アートメイクが消えるまでに1~3年かかることは、メリットと感じる方もいればデメリットと感じる方もいるでしょう。「消したい」と考えても消えるまでに時間がかかることや、どうしても消したいときはレーザー治療などが必要となることから、アートメイクの特性をよく理解した上で施術を行う必要があります。
アイラインのアートメイククリニックを選ぶポイント
アイラインのアートメイクは失敗してしまうと1~3年消えないという事実があることから、クリニック選びは慎重に行う必要があります。
まず、アートメイクは医療行為であるため、必ず医師や看護師が常駐しているクリニックを選ぶようにしましょう。麻酔を行えることや、何かトラブルがあったときに対応できるなど、クリニックなら安心して施術を任せることができます。
また、クリニックのホームページを確認し、実際誰が施術を行うのか明確になっているかもチェックしておきましょう。
施術を行うアーティストの過去の実績や症例などを確認し、安心して任せられるかを判断する必要があります。
まとめ
アイラインに行うアートメイクは、ラインの種類や入れる場所、インクの色などさまざまな選択が必要となりますが、自分ですべてを選んでから来院する必要はありません。
アーティストと一緒にどの形にするか、テールラインはどの程度はねているのが理想かなどを相談しながらデザインを決めることができます。
また、事前情報を仕入れた上で、自分に合うデザインがわからないという方は、症例写真などから理想のアイラインを選び、写真で自分の理想を伝えるとアーティストにもわかりやすいのでおすすめです。
アイラインアートメイクにはデメリットもあります。デメリットを理解した上で、納得して施術を受けるようにしましょう。
そして、クリニック選びは慎重に行う必要があります。症例や実績などを確認して、自分に合った安全なクリニックを選ぶようにしましょう。
アイラインへのアートメイクを検討している方は、ぜひこの記事を参考にクリニックに足を運んでみてくださいね。