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プラセンタ注射を打ってはいけない人は?おすすめできる5つのケースを紹介

プラセンタ注射 打ってはいけない人

赤ちゃんが成長するのに必要な栄養がぎっしり詰まっている、胎盤から抽出したプラセンタを注射する施術であるプラセンタ注射は、さまざまな効果があると人気の施術です。

しかし、プラセンタ注射を打ってはいけない人がいるということをご存じですか?打ってはいけない方にご自身が当てはまるかを確認し、治療を受ける必要があります。

反対に、どのような方にプラセンタ注射はおすすめできるのでしょうか?ご自身の状況と照らし合わせながら、プラセンタ注射を治療の一つとして検討してみてくださいね。

この記事では、プラセンタ注射を打ってはいけない人についてご紹介したあとに、プラセンタ注射をおすすめできる方についてご紹介していきます。

プラセンタ注射の施術を検討している方、どんな効果があるか知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

プラセンタ注射とは

プラセンタ注射 打ってはいけない人

赤ちゃんがママからの栄養を受け取る大事な器官である胎盤は、わずか10ヵ月の間に胎児を育て上げる驚異的な働きをもっています。

そんな胎盤から抽出されたプラセンタ注射とは、どのような効果があるのでしょうか?

まずは、プラセンタ注射について詳しくご紹介します。

プラセンタとは

プラセンタは胎盤のことで、プラセンタ注射で使用される製剤は、ヒトのプラセンタから抽出したエキスを原料とする生物製剤です。

国内の健康な女性から提供されるものを使用しており、製造過程において血液やホルモンはすべて除去されるため安全な製剤として人気。

サプリメントや化粧品に使用されるプラセンタはブタのプラセンタが使用されていますが、医療機関で受けられるプラセンタ注射はヒトプラセンタが使用されています。

50年以上医療現場で使用され続け、重大な副作用は報告されていないことからも手軽に受けられる治療といえます。

プラセンタ注射の効果

プラセンタ注射には、以下のような効果が期待できます。

  • 疲労回復
  • 血行促進
  • 免疫力向上
  • 肝機能改善
  • 抗炎症作用
  • 抗酸化作用
  • ホルモンバランスの改善 など

プラセンタ注射には細胞を元気にしてくれる力があり、疲労感を抑え体力の回復スピードをアップする効果があります。

また、血行促進によって体のコリやむくみの改善効果も。アンチエイジングや自然治癒能力アップの効果もあり、老化による衰えを穏やかにしたいという方にもおすすめです。

更年期障害の症状も緩和することができるとされており、更年期障害の症状であるほてりや動悸、イラつきなどの困った症状を抑える効果が期待できます。

プラセンタ注射の効果について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

プラセンタ注射が50代にもたらす効果とは?デメリットや副作用も紹介

プラセンタ注射を打ってはいけない人は?

プラセンタ注射 打ってはいけない人

プラセンタ注射を打ってはいけない人は「献血をしようと考えている方」です。

現時点では、プラセンタ注射によって変異型クロイツフェルト・ヤコブ病と呼ばれるヒト型の狂牛病のようなものに感染するリスクがないとは言えないからです。

献血をしてしまうことで、その血液を輸血した多くの方に感染を広めてしまう可能性が少しでもあるということから、日本赤十字会からプラセンタ注射をしたことがある方は献血をしないようにと通達されています。

それ以外には、妊娠している女性や授乳中の女性でもプラセンタ注射を受けることができるなど、安全な施術として知られています。

プラセンタ注射をおすすめできる方

プラセンタ注射 打ってはいけない人

プラセンタは、ヒトの胎盤を原材料としているため、多くの成長因子やアミノ酸、脂質、糖質、タンパク質などを含んでおり、さまざまな効果が期待できます。

ここからは、プラセンタ注射をおすすめできる方についてご紹介します。

シミ、くすみが気になる方

プラセンタ注射には、新陳代謝を活発にする成長因子が多く含まれています。シミやくすみの原因となるのは肌内部に蓄積されているメラニン色素。

新陳代謝が活発になることで、シミやくすみの原因となるメラニン色素を排出するため、シミやくすみを改善して肌をトーンアップさせることができます。

さらに、プラセンタにはチロシナーゼの活性を阻害する作用があるため、これからできるシミを予防することも可能です。

皮膚のアンチエイジングがしたい方

年齢とともに皮膚のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が生成されなくなり、肌のハリや弾力がなくなっていきます。

プラセンタ注射は皮膚の新陳代謝機能を高めて血行を促進するとともに、バリア機能を高めるなど皮膚を健康に保つ効果が期待できます。

真皮のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生を促したり、活性酸素を除去したりすることによって、肌にハリや弾力を取り戻すことができ、皮膚のアンチエイジングが叶います。

ニキビを改善させたい方

プラセンタはニキビの原因菌となるアクネ菌に対して抵抗力を高めることができます。また、抗炎症作用が強く、炎症が酷くなってしまった赤ニキビにも効果的。

また、プラセンタに含まれる豊富なアミノ酸が、ターンオーバーを正常化することや、ホルモンバランスを整えることでニキビができる原因をブロックし、ニキビを予防する効果があります。

また、メラニン色素を精製する酵素の働きを抑制するため、色素沈着によるニキビ跡にも効果があります。

ニキビによる炎症を繰り返してしまっている方や、ニキビ跡が気になるという方におすすめできる治療です。

乾燥肌を改善させたい方

肌は乾燥してうるおいを失うと、シワの原因になったりハリが失われたりして乾燥が肌トラブルの原因になることがあります。

プラセンタには保湿成分が多く含まれていて、肌から水分が蒸発して乾燥してしまう現象を防ぎ、肌の保湿力そのものをアップさせる働きがあります。

更年期障害の治療がしたい方

月経がなくなる50歳頃の前後約10年間を更年期と呼び、その時期に日常生活に支障をきたすほどの不快な症状が現れることを更年期障害といいます。

具体的には更年期障害として以下のような症状が現れます。

  • 顔や上半身のほてり
  • のぼせ
  • 発汗
  • 不眠
  • 憂うつ
  • イライラ
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 関節痛
  • 手足のしびれ など

このように、症状は血管運動障害から精神神経症状まで多岐にわたります。

更年期障害の原因はエストロゲンという女性ホルモンが低下、停止することに加えて、精神的なストレスを受けやすい環境的要因などによって、自律神経が変調をきたすこととされています。

プラセンタ注射は、これらの更年期障害の症状に効果的だといわれています。

ホルモンを調整する内分泌調整作用や、自律神経を調整する自律神経調整作用によって、さまざまな更年期障害の不快な症状を改善させることができるのです。

プラセンタ注射の頻度は?

プラセンタ注射 打ってはいけない人

プラセンタ注射を打つ頻度は、症状や改善させたいお悩みにもよりますが、基本的には週1~2回を3~4回ほど行うと効果を実感できる方が多いです。

プラセンタ注射は続けることで効果を実感できる治療なので、ご自身の無理のない範囲で続けられるクリニックでの治療をおすすめします。

クリニックに通う時間が取れないという方には、1回の量を調整して注入するという方法もあるため、通院頻度に関してはクリニックでよく相談してみるようにしましょう。

基本的に1度の治療で終了という施術ではなく、何度も注射をすることで徐々に症状やお悩みを改善させていく治療となります。

また、プラセンタ注射の注入剤は、厚生労働省に認可されている2種類となっています。

「ラエンネック」は肝臓疾患の治療薬として「メルスモン」は更年期障害や乳汁分泌不全の治療薬として使用されています。

どちらの注入剤も日本国内の産婦人科で出産した健康な方の胎盤から生成されている医薬品で、栄養豊富でありながら細胞を活性化させる働きがあります。

まとめ

プラセンタ注射を打ってはいけない人や、プラセンタ注射をおすすめできる方についてご紹介しましたが、参考になりましたか?

プラセンタ注射は、献血をしようと考えている方は打ってはいけません。プラセンタ注射を過去に1度でも打ったことのある方は、献血ができないため気を付けましょう。

また、更年期障害の方への治療の選択肢の一つとしても有効なプラセンタ注射ですが、美肌効果も期待できるため、美容目的で行いたいという方も増えています。

シミやくすみ、ニキビへの効果も期待できるプラセンタ注射を、ぜひ検討してみてくださいね。

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