銀座、新橋のサーマクール、ウルセラ、たるみ治療、美肌、スキンケア、専門美容皮膚科 ダリア銀座スキンクリニック DAHLIA GINZA SKIN CLINIC

ウルセラとウルトラセルQプラスの5つの違い!効果的なのはどっち?

ウルトラセルQプラス

年齢とともに気になってくる、肌のたるみやほうれい線。

加齢によるたるみやほうれい線は、肌を支える土台であるSMAS筋膜の衰えが原因となって引き起こされます。

そのため、スキンケアやマッサージ、顔のストレッチなど、熱心なセルフケアをおこなっても自力での改善が難しいことが特徴です。

ウルセラとウルトラセルQプラスは、これまでは難しかったSMAS筋膜へのアプローチができる機器で、2つともHIFU(ハイフ)に分類されます。

どちらもたるみ治療で人気の機器ですが、「HIFUでたるみを解消したい!」というときに気になるのがそれぞれの機器の違いではないでしょうか。

ダリア銀座クリニックではウルセラを導入しております。

この記事では、ウルセラとウルトラセルQプラスの違いについて詳しく解説し、ウルセラの魅力をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

※ダリア銀座スキンクリニックではウルトラセルQプラスは取り扱っておりません。

ウルセラとウルトラセルQプラスはどちらもHIFU機器

ウルトラセルQプラス

冒頭でもご紹介のように、ウルセラとウルトラセルQプラスはどちらもHIFU機器です。

HIFU(ハイフ)は、超音波によって通常のレーザーや高周波(RF)では届かない肌の深い層にある「SMAS筋膜」にアプローチして肌を奥深くからしっかりと引き締めます。

たるみが目立ち始めるのは30、40代頃からですが、たるみの原因となる肌の衰えは20代頃から少しずつ進行しているため、20代前半でHIFUの施術を受ける方も少なくありません。

HIFU機器は種類豊富で、それぞれ異なる特徴を持っています。

ここからはその中でも人気のウルセラとウルトラセルQプラスの特徴について解説します。

ウルセラの特徴

アメリカのウルセラ社が製造するウルセラは、HIFU機器の代表各ともいえる機器です。

マサチューセッツ総合病院・ハーバードメディカルスクールなどの医療研究機関での臨床実験を繰り返し、「リフトアップ効果があること」「安全に治療できること」が立証されています。

リフトアップ効果があることをFDA(日本の厚生労働省にあたるアメリカの機関)に認められた唯一の機器であるため、安心して施術を受けられることが特徴です。

ウルトラセルQプラスの特徴

ウルトラセルQプラスは韓国のジェイシス社が製造するHIFUで、ヨーロッパにも輸出可能なCEマークを取得しています。

高密度焦点式超音波(HIFU)・レーザー・高周波(RF)が1台になった機器で、リフトアップ効果のほか、肌の再生効果も高い機器です。

※ダリア銀座スキンクリニックではウルトラセルQプラスは取り扱っておりません。

ウルセラとウルトラセルQプラスの共通点

ウルトラセルQプラス

まずは、ウルセラとウルトラセルQプラスの共通点からご紹介します。

リフトアップ・たるみ解消に効果的

ウルセラとウルトラセルQプラスでの治療は、どちらもリフトアップやたるみ解消、小顔効果が期待できます。

本来であれば皮膚を切開しなければ届かないような、肌の深い層を熱によって引き締めることができるため、土台からしっかりとしたリフトアップ・たるみ解消が可能です。

頬のたるみが持ち上がることでほうれい線が目立たなくなったり、フェイスラインのもたつきが解消されたりなど、若々しい印象を取り戻す効果があります。

コラーゲン再生によるお肌の若返りも可能

HIFUの施術では熱が発生しますが、この熱はコラーゲンの再生を促します。

肌内部に新しいコラーゲンが生み出されることで肌にハリ・ツヤが生まれ、さらなるたるみ解消・リフトアップ効果を期待できます。

コラーゲンによって肌に弾力が戻ることで、気になる小じわを改善する効果も。

ウルセラとウルトラセルQプラスの5つの違い

ウルトラセルQプラス

ウルセラとウルトラセルQプラスは同じHIFU機器であり、共通点もありますが、異なる点もたくさんあります。

ここからはそれぞれの違いについて、5項目で詳しく解説していきます。

1:効果

◆ウルセラ

ウルセラは、数あるHIFU機器の中でも照射パワーが強く、照射温度も高い機器です。

強いパワーでしっかりとSMAS筋膜の引き締めをおこなうため、より大きな治療効果を期待できます。

◆ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQプラスは、ウルセラに比べると照射パワーが弱く設定されており、効果の面でいえばウルセラに劣ります。

しかし、照射パワーの細かな設定が可能であるため、痛みを感じにくくするなどの工夫ができます。

2:効果の持続期間

◆ウルセラ

効果の現れ方や持続期間には個人差もあるものの、パワーの強いウルセラによる治療では、リフトアップ効果が6ヶ月〜1年ほど持続します。

◆ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQプラスの場合、ウルセラよりも弱いパワーでの照射になるため効果の持続期間も少し短くなり、4ヶ月~6ヶ月ほどとなります。

3:痛み・ダウンタイム

◆ウルセラ

ウルセラは照射パワーが強い分、照射部位(あご・おでこなど)によっては軽い痛みや熱感が出ることもありますが、麻酔をせずに受けられる程度です。

しかし、痛みについては個人差も大きい部分。どうしても痛みが心配な方は、麻酔クリームを塗ることで痛みを抑えて治療を受けられます。

施術後は軽い赤みが出ますが、数時間ほどで消失します。人によっては軽い腫れが見られることもありますが、数日ほどで治まりますので心配ありません。

◆ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQプラスは照射パワーが弱いため、ウルセラに比べて痛みが少ないことが特徴の一つです。パワーが弱い分、ダウンタイムも少なくなります。

効果はウルセラには劣るものの、少しでも痛みの少ない治療をしたいという方に選ばれているHIFU機器です。

4:カートリッジの種類

◆ウルセラ

ウルセラのカートリッジは下記の3種類です。

  • 1.5mm(真皮層)
  • 3.0mm(脂肪層)
  • 4.5mm(SMAS筋膜)

ウルセラはほかのHIFU機器に比べて焦点の正確さが非常に精密なため、狙った場所にしっかりとパワーを届けることが可能です。

◆ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQプラスはウルセラにはない2.0mmのカートリッジがあり、目元など皮膚が薄い部分にも照射が可能です。

  • 1.5mm(真皮層・目元用)
  • 2.0mm(目元用)
  • 3.0mm(脂肪層)
  • 4.5mm(SMAS筋膜)

また、ハイフリニアと呼ばれる痩身用のカートリッジもあります。

5:エコー画像機能

◆ウルセラ

ウルセラには産婦人科などでも使われているエコー画像機能がついていることも特徴の一つです。

モニター画面を見てターゲットとなるSMAS層などを確認しながら、的確で安全な照射ができます。

◆ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQプラスにはウルセラのようなエコー画像機能はないため、ドクターが慎重に照射をおこなう必要があります。

ウルセラとウルトラセルQプラスはどっちがおすすめ?

ウルトラセルQプラス

同じHIFU機器でも、ウルセラとウルトラセルQプラスにはいくつもの違いがあるということがおわかりいただけたのではないでしょうか?

ウルトラセルQプラスは治療効果の面ではウルセラに劣りますが、より痛みを抑えた治療ができるという点はメリットです。

どうしても痛みが苦手で、少しでも痛みを減らしたいという方はウルトラセルQプラスを選ぶというのも選択肢の一つでしょう。

しかし、リフトアップ・たるみ解消を優先させたいということであれば、より高い効果の得られるウルセラがおすすめです。

ウルセラはたるみ治療の機器として「リフトアップ効果がある」とFDAに認められた受けた唯一の機器であり、安心して治療を受けられる点も大きなメリット。

痛みは麻酔によって緩和することもできるため、効果を第一に考えるのであればウルセラを選ぶといいでしょう。

ウルセラとサーマクールはどっちがおすすめ?

ウルトラセルQプラス

ウルセラなどのHIFU機器と比較される施術の一つに、「サーマクール」があります。

ウルセラは超音波を利用しますが、サーマクールは高周波(ラジオ波・RF)を利用した機器です。

両者は似ているようで違いがあり、ウルセラは「肌の引き上げ(リフトアップ)効果」に、サーマクールは「たるみの引き締め(タイトニング)効果」に向いています。

どちらのほうが効果的かは、患者さん一人ひとりの肌の状態や施術部位によっても異なるため、ドクターが丁寧に診察をおこない、ぴったりの施術をご提案します。

【関連記事】

ウルセラとサーマクール、どっちが小顔に効果的?

まとめ

これまでは皮膚を切開しなければアプローチできなかったSMAS筋膜という肌の深層からリフトアップができる、HIFU。

ウルセラとウルトラセルQプラスはどちらも同じHIFU機器に分類され、たるみやリフトアップ治療の実績があります。

しかし、治療効果・持続期間・痛みやダウンタイムなどいくつもの違いがあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

たるみは自力でのケアが難しい症状であり、悪化してしまうと治療が大変になってしまうケースも。

アンチエイジングは「予防」が基本です。ぜひ早めのたるみ対策をおこなってみてはいかがでしょうか。

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