ハイフ当日は化粧したままでOK?施術前後の注意点&準備・ケア方法!
「ハイフって化粧をしたままでも受けられるの?」
「ハイフの施術後すぐメイクしても大丈夫?」
ハイフの施術前後のメイク事情について気になっている人は多いようです。
リフトアップやたるみ改善が目指せるハイフ(HIFU)は、メスを使わずに治療できますが、施術前には化粧を落とす必要があります。
この記事では、ハイフ施術の当日の化粧や、施術後のケアや注意点まで、わかりやすく解説します。
ハイフについての疑問を解消して、安心して施術を受けられるようにしましょう。
目次
ハイフとは?期待できる効果
ここではハイフの基本知識と、その流れについて解説します。
ハイフの基本知識
ハイフは、高密度焦点式超音波療法(High-Intensity Focused Ultrasound)を使用して肌の引き締めや若返りを促進する美容施術です。
メスを使わず、リフトアップの効果が期待できるため人気を集めています。
切らない施術で即効性を期待でき、ダウンタイムが少ないことがメリット。
ただし、ダウンタイムの現れ方には個人差もあるため、施術前にクリニックと十分に相談するのがよいでしょう。
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施術後の肌の変化と期待できる効果
ハイフ施術後は、肌の弾力アップやハリのアップが期待でき、効果は約3ヶ月〜6ヶ月ほど持続します。
施術後から3ヶ月はコラーゲンの生成が活発になり、肌の弾力やハリのアップも期待できます。
ハイフ前は化粧を落とす必要あり!施術の流れについて
顔へのハイフ施術前は、クレンジングや洗顔をし、メイクや顔の汚れを落とす必要があります。
ハイフの一般的な施術の流れは以下のとおりです。
- カウンセリング
- 施術
- アフターフォロー
クリニックによっても違いがありますが、カウンセリング時からすっぴんになるケースがほとんど。化粧した状態では肌のコンディションをしっかり確かめられないためです。
カウンセリング時は化粧OKなクリニックの場合も、施術時には必ず化粧を落とす必要があります。
施術後はすぐに化粧をして帰宅することが可能です。
しかし、ハイフ施術後は乾燥し刺激に敏感になっているので、化粧をするときには注意が必要になります。ここは、あとで詳しく解説します。
ハイフ施術前の準備
ここでは、施術当日、ハイフを受ける前の化粧(メイク)や準備について解説します。
ハイフ施術の当日は化粧(メイク)をしない方がいい?
施術当日、クリニックに向かう時は化粧をしたままでも問題ありませんが、施術前には施術部位のメイクを落とす必要があります。
メイクをしたままだと打ちムラが生じたり、衛生面の問題から肌トラブルにつながるリスクが考えられるため、医師の指示に従ってメイクを落としましょう。
特に予定がなければ、化粧はせずすっぴんで来院するのがおすすめです。
ハイフ施術はすっぴんでするの?化粧水は?
たとえノーメイクでクリニックに訪れたとしても、ハイフ施術前には顔の汚れを落とすために洗顔をします。
施術が終わった後は、すぐに化粧水・乳液・美容液などを使ったスキンケアが可能です。
ただし、ハイフの施術後は肌が敏感な状態になるため、刺激の少ないスキンケアアイテムを使用するようにしましょう。
メイクルームが完備されていることが多い
多くのクリニック内にはメイクルームがあるため、そこでメイク落としが可能です。
洗顔用のクレンジングなどはもちろん、化粧水・乳液・日焼け止めなど術後の保湿アメニティなどが充実しているところも多いです。
ハイフの施術後はすぐに化粧ができるため、予定がある人はメイク道具を持参しましょう。
なお、アメニティやメイクルームの有無はクリニックによって異なります。施術を受ける前に、クリニック内のメイクルームやアメニティは事前にチェックしておくことをおすすめします。
ハイフ施術後のケア
ハイフを受けた後のケアは、施術の効果を引き出し、肌トラブルを防ぐために非常に重要です。
以下に、施術後のケア方法と、メイクに関するアドバイスを詳しく解説します。
施術後の水分補給
ハイフの施術後は、こまめな水分補給を心掛けましょう。水分は肌の新陳代謝をサポートし、乾燥防止にもつながります。
ハイフの施術後は、熱エネルギーによって肌が乾燥しやすい状態になるため、体の内側からもしっかり乾燥対策をしてあげることが大切です。
施術直後の敏感な肌に対する冷却ケア
ハイフの施術後は、一時的に赤み・ほてり・むくみ・腫れが起こることがあります。
これらの症状は時間の経過とともに落ち着きますが、赤みが目立つなど気になる場合は冷たいタオルやアイスパックを使用して軽く冷やすと、症状が軽減されるでしょう。
ただし、氷や冷たいものを直接肌に触れさせないように気をつけ、適切な保護を行いましょう。
日焼け止めと紫外線対策
施術後の肌は紫外線に対して非常に敏感になっています。
そのため、施術直後から日焼け止めを塗り、帽子や日傘などで紫外線対策を行うことが重要です。
具体的にはUVカット効果のある化粧品を利用するか、専用の日焼け止めを使用して、肌へのダメージを抑えます。
肌への負担を減らすためにも、紫外線吸収剤を含まないノンケミカル日焼け止めを使用すると良いでしょう。
施術後の入浴と運動
ハイフ施術後は、肌への刺激を避けるために、熱いお風呂やサウナ、激しい運動は避けることが推奨されます。
温度の高い環境は肌の赤みが増す原因となるため、当日は入浴は避け、シャワーのみにしましょう。
また、運動による発汗も肌の刺激になるため、施術後数日間は控えめにしましょう。
ハイフ施術後の化粧(メイク)で気をつけるべきポイント
ハイフは施術後すぐにメイクすることが可能ですが、気をつけるべきポイントもあります。
ハイフ施術ではレーザーを使用し、肌に熱をもたらすため、乾燥しやすく、刺激にも敏感に反応します。
メイク時は、肌に過度な負担をかけすぎないように注意しましょう。
以下に、ハイフ施術後のメイクで留意すべきポイントをご紹介します。
軽いベースメイクを心がける
施術後の肌は繊細であり、重いファンデーションや厚塗りのメイクは肌に余分な負担をかける可能性があります。
ベースメイクは軽めを心がけ、肌への負担を軽減しましょう。
また、施術後の肌は、乾燥や紫外線ダメージに弱くなります。ベースメイク前にはしっかり保湿をして、日焼け止めを塗っておくのも忘れないようにしましょう。
控えめなアイメイクがおすすめ
目の周りの皮膚は薄くて敏感なので、ハイフ施術後は目元に特に注意が必要です。控えめなアイメイクを心がけ、目元の負担を抑えましょう。
敏感な箇所を避ける
施術を受けた箇所は一時的に敏感になっています。メイクの際には、特にその部分に注意を払いましょう。
過度な刺激を避け、できるだけ優しくメイクを施すことが大切です。
ハイフ施術の副作用と対処法
ハイフ施術には、一時的な赤みや腫れなどの副作用が現れることがありますが、多くの場合数日で自然に収まります。
炎症が気になる場合は、クリニックが指定する軟膏や冷却パックを使用し、医師のアドバイスに従って正しいアフターケアを行いましょう。
施術後は特に紫外線や乾燥から肌を守ることが重要です。
適切な日焼け止めを使用したUVケアを行い、保湿を怠らないように心掛けましょう。
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ハイフ施術の種類・特徴と施術選びのポイント
ハイフ施術には「医療用ハイフ」と「エステハイフ」の2種類があり、それぞれに特徴があります。
医療用ハイフは出力が高く、効果の持続期間が長いですが、料金も高めです。
一方、エステハイフは比較的手頃な価格で受けられますが、効果の持続期間は短いです。
また、令和5年3月に消費者安全調査委員会がとりまとめた事故に関する調査報告書によると、エステハイフは近年トラブルが増加傾向にあります。
エステサロン等でのHIFU施術にはリスクがあります
超音波で皮下組織を高温に加熱するため、施術者が解剖学等の知識を持って、機器の出力や照射方法をあなたに合わせて調整して施術しない場合、皮下の神経や血管等を損傷するおそれがあります
エステサロンでは、解剖学等の知識や医療資格を持たないエステティシャンが施術を行うことがほとんどです。
トラブルを避けるためにも、リスクやデメリットについて理解した上で、信頼できるクリニックで治療を受けましょう。
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まとめ
ハイフの施術前や施術中は化粧を落とす必要がありますが、施術後はすぐに化粧が可能です。
メスで切らずにリフトアップやたるみ改善効果が期待できるため、ダウンタイムが取れない方や傷跡が気になる方にも向いています。
忙しい仕事や予定の合間にリフトアップしたいと考えている人は、ぜひハイフを検討してみてはいかがでしょうか。