ハイフの効果はいつから出る?効果の持続期間や長持ちさせるポイントを解説
ハイフは超音波を一点に集中照射することで、皮膚の内側から肌を引き締める美容施術です。
「大事な予定があるから、その前にハイフを受けて顔のたるみを引き締めたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
この記事ではハイフの効果がいつから出るのか、またハイフの効果はどれほど持続するのかについて解説します。
ハイフの効果を長持ちさせるポイントについてもまとめているため、これからハイフを受ける方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ハイフの効果はいつから出る?
個人差もありますが、ハイフは施術直後から効果を実感でき、効果のピークは施術後約1~3か月後です。
ここではハイフの効果が出始める目安や効果のピークについて解説します。
施術直後から効果が出始める
ハイフは施術直後から効果が出始めます。
ハイフは熱で皮膚の内側から肌を引き締める美容施術で即効性が期待できるため、施術直後から施術部位が引き締まっている実感ができます。
ただし施術直後に実感できる効果は一時的なもので、効果が本格的に現れ始めるのは3〜4日後です。
肌の深層部で肌を引き締めるコラーゲンやエラスチンなどの成分が生成されることで、引き締め効果をより実感できるようになります。
このように比較的早く施術効果を実感しやすいのが、ハイフの魅力的なポイントです。
効果のピークは施術後約1~3か月後
ハイフの効果のピークは施術後約1〜3か月後です。
施術後からコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、日に日に効果がより実感できるようになります。
おおよそ1〜3か月後に効果のピークが訪れることが多いですが、施術で使用する機種によって効果の出方が異なります。
ハイフの効果については以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひそちらも参考にしてみてください。
→ハイフの効果や持続期間、効果を高める方法を解説!他施術との併用症例も紹介
ハイフの効果持続期間は3か月~1年程度
ハイフの効果持続期間は3か月〜1年程度が目安です。
前述の通り施術で使用する機種によって持続期間が異なり、短いもので3か月、長いもので1年半は持続するとされています。
ハイフ機器の中でも代表的な『ウルセラ』『ダブロゴールド』『ウルトラセルQ+』の3つの効果持続期間の目安は以下の通りです。
- ウルセラ:半年~1年ほど
- ダブロゴールド:3か月~半年
- ウルトラセルQ+:3か月~半年
大事な予定を控えている場合は、ダウンタイムや効果のことも考えて、その予定の1か月前に施術を受けると良いでしょう。
なお、効果の持続性には個人差があるため、医者と相談のうえで施術のスケジュールを決めることをおすすめします。
ハイフの効果を長持ちさせるポイント
ハイフの効果をより長持ちさせるポイントは次の3つです。
- 3~4か月に1回の頻度で通う
- 医療ハイフを選ぶ
- ほかの施術と組み合わせる
ここでは上記3つのポイントについて解説するため、ハイフを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
3~4か月に1回の頻度で通う
ハイフの効果を長持ちさせるためには、3〜4か月に1回の頻度で定期的に施術を受けるのがおすすめです。
ハイフは1度の施術で効果を実感できる方もいますが、効果のピークに達するとそこから徐々に効果が減少していきます。
ハイフの効果がなくなってしまう前に再度施術を受けることで、効果を維持することが可能です。
ただし、施術を受ければ受けるほどよいというわけではなく、頻度が高すぎると逆効果となることもあります。
ハイフは皮下組織に熱でダメージを与え、身体がもつ自然治癒力で肌を引き締める施術です。
ダメージが残った状態で再度施術を受けてしまうと、治癒力を上回ってダメージが残り、副作用が起きたり本来のハイフの効果を実感できなくなる恐れがあります。
効果の出方には個人差があるため、肌の状態や使用する機種も考慮し、医師と相談のうえで施術スケジュールを検討しましょう。
医療ハイフを選ぶ
ハイフには『医療ハイフ』と『エステハイフ』の2種類があります。
それぞれの違いをまとめると次の通りです。
医療ハイフ | エステハイフ | |
使用機種 | あらゆる機種を使用可能 (出力の制限がない) |
蓄熱式のハイフ機種のみ
(出力は低め) |
効果の持続期間 | 半年~1年程度 | 1~2か月程度 |
施術者 | 医師または看護師 | エステティシャン |
医療ハイフは、医師または看護師など医療資格を持つ人のみが行えるものです。
また医療ハイフはあらゆるハイフ機種を扱えるのも大きなメリット。
超音波を一点に絞って照射する『焦点式』のハイフ機種も扱うことができ、強い熱エネルギーを与えられるため、より大きな効果が期待できます。
医療ハイフであれば皮膚の真皮よりも深い場所にある皮下組織やSMAS組織にアプローチできるため、リフトアップ効果をしっかりと実感したい方におすすめです。
エステハイフは傷や神経麻痺などのトラブルもあり、消費者庁が注意喚起を出しています。リスクを抑えた施術にするためにも、ハイフを受ける際は医療ハイフを選びましょう。
ほかの施術と組み合わせる
ハイフは他の施術と組み合わせることで、さまざまな肌の悩みに働きかけられます。
同じハイフ施術でも、違う機種を組み合わせる方法もあります。
例えば、SMAS筋膜へアプローチしやすい『ウルセラ』で肌の土台部分を引き締め、広範囲にエネルギーを分散して照射する『ダブロ』でその後のメンテナンスを行う方法などです。
クリニックによって併用できる施術に違いがあるため、肌の状態やお悩みを相談し、自分に合った施術方法を提案してもらいましょう。
ハイフの施術を受ける前に知っておきたい注意点
ハイフの施術を受ける前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
ハイフには赤みや腫れなどの副作用が出る可能性があるため、事前に把握しておくことが大切です。
ここではハイフ施術を受けられない人の特徴やハイフの副作用、ダウンタイムなどについて解説します。
ハイフ施術を受けられない人
以下に当てはまる場合、ハイフ施術を受けられない場合があります。
- 妊娠中、授乳中の方
- ケロイド体質の方
- 極度の日焼けをしている方
- ペースメーカーをつけている方
- 治療部位に皮膚疾患がある方
- 抗凝固剤を服用している方
上記の他、たるみが多すぎる方やたるみがない方はハイフの施術が向かない可能性があります。
クリニックによって施術を受けられない条件が異なる場合があるため、クリニックの公式ホームページまたはカウンセリングで確認してみてください。
ハイフの副作用
ハイフ施術を受けると、以下のような副作用が現れることがあります。
- 赤みや腫れ
- むくみ
- やけどや水ぶくれ
- 筋肉痛のような痛み
赤みや腫れなどの症状はメイクで隠せる程度で、施術後数日で落ち着くことが多いです。
副作用を悪化させないためには、肌を十分に保湿し、激しい運動や長時間の入浴を控えることが大切です。
数か月程度で症状が落ち着くケースが多いですが、これらの症状が現れた場合はすぐにクリニックに相談しましょう。
ダウンタイム中の注意点
ハイフの施術後は肌がデリケートな状態になるため、以下のポイントを押さえて過ごしましょう。
- 紫外線対策を行う
- 保湿を心がける
- やさしく洗顔する
施術後の敏感になった肌を紫外線から守るため、日焼け止めクリームを塗ったり帽子を着用したりなど、紫外線対策を徹底しましょう。
また普段よりも丁寧にスキンケアを行うことも大切です。
肌が乾燥すると外部からの刺激を受けやすくなるため、化粧水だけでなく、乳液や保湿クリームも使用してしっかり保湿してください。
スキンケア用品は敏感肌用や低刺激などの記載があるものを使用するのがおすすめです。
洗顔時も肌への負担を少なくするよう、洗顔は普段よりやさしくを心掛けましょう。
顔をごしごしと擦ると摩擦で肌にダメージを与えてしまうため、泡立てネットで作ったたっぷりの泡でやさしく洗うのがポイントです。
泡を流す際は直接シャワーを顔に当てるのではなく、手のひらに含んだ水をそっと当てて洗い流します。
ダウンタイム中の過ごし方は医師や看護師からも説明があるため、その指示に従って過ごすようにしましょう。
以下の記事でも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
→ハイフのダウンタイムは何日?痛い?過ごし方や注意点を詳しく解説
まとめ
ハイフは施術後すぐに効果を実感でき、約1〜3か月後が効果のピークです。
効果持続期間は3か月〜1年程度で、使用するハイフ機種や一人ひとりの肌質によって異なります。
ハイフの効果を長持ちさせたい場合は、3〜4か月に1回の頻度で通ったりほかの施術と組み合わせたりするのがおすすめです。
ハイフの施術を受ける際は、自分の肌質や悩みに適した施術頻度や施術内容を提案してくれるクリニックを選びましょう。