ジュベルックとポテンツァは同時施術可能？どっちの方がいい？効果や違いを解説

ニキビ跡・毛穴の開き・たるみ・小じわなど肌の悩みを抱えている方は多いかもしれません。

そんな肌の悩みを改善させる美容治療としてジュベルックとポテンツァがあります。

ただ、このような美容治療にはどのような違いがあり、ダウンタイムはどれくらいがあるのか、同時施術できるかなど、事前に知っておきたい方も多いでしょう。

この記事ではジュベルックとポテンツァと同時に行うのがおすすめな施術やダウンタイムについて解説していきます。

肌悩みを抱えている方やジュベルックとポテンツァについて知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

ジュベルックとポテンツァとは？

まずはジュベルックとポテンツァについて解説します。

ジュベルックもポテンツァはどちらもニキビ跡・毛穴の開き・たるみ・小じわなど肌の悩みを解決するための美容治療として挙げられます。

それぞれどのような治療なのか詳しく解説します。

ジュベルックについて

ジュベルックとは、ポリ乳酸（PDLLA）と非架橋ヒアルロン酸を合わせた韓国発の注入剤です。

ポリ乳酸はコラーゲン生成を促進する働きがあり、糸リフトにも使用されることが多いです。

注入後は1〜2年かけて徐々に体内へ吸収されるため、持続的な効果が期待できます。

非架橋ヒアルロン酸製剤は化学架橋剤を使用しないヒアルロン酸製剤で、血管閉塞やアレルギーなどの合併症が起こりにくい点が特徴です。

ジュベルックを注入することで肌のハリや弾力を高め、毛穴の開きやたるみを改善する効果が期待できます。

ジュベルックの効果をしっかりと実感するための施術回数は、1ヶ月おきの施術を3回が目安で、その後は1年に1回、メンテナンスとして定期的に施術を受けるのがおすすめです。

またジュベルックは、ほかの注入剤に比べて副作用が少なく、長期間効果が持続するため、人気になっています。

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ポテンツァについて

ポテンツァは、マイクロニードルを肌に刺して極小の穴を開け、ニードルの先から高周波を照射する美容治療機器です。

肌が持つ本来の治癒能力を利用しており、マイクロニードルで穴を空けた部分を修復することでコラーゲンやエラスチンの増産を促します。

また、ラジオ波（高周波）熱エネルギーにより皮膚の細胞が熱変性することで、即時的なタイトニング効果（たるみの改善やフェイスラインの引き締めなど）も得られます。

ドラッグデリバリーシステムにより、美容成分を効率的に真皮に届けることができることも特徴です。

マイクロニードルを使用した美肌治療にはダーマペンもありますが、ダーマペンの進化版がポテンツァです。

得たい効果によってニードル部分（チップ）を付け替えることができるため、幅広い肌悩みの改善に向いています。

ジュベルックとポテンツァの違い

ジュベルックとポテンツァはどちらも美肌治療の1つであり、小じわやたるみなどさまざまな悩みの解決ができます。

それぞれの違いとしては、注入剤である点と美容治療機器である点です。

ジュベルックは肌の悩みを改善するための薬剤であり、手打ちなどで気になる部分に注入します。

一方でポテンツァは、肌に穴を開けたり悩みに適した種類の美容成分をドラッグデリバリーシステムで真皮層に届けたりします。

どちらの方がいいかは一概にはいえないため、自分の悩みや希望に合わせて選ぶのがおすすめです。

ジュベルックとポテンツァのダウンタイム

ジュベルックもポテンツァもダウンタイムは比較的軽いといわれていますが、まったくダウンタイムがないわけではありません。

ここでは、ジュベルックとポテンツァそれぞれのダウンタイムの期間と症状について解説します。

ジュベルックのダウンタイム

ジュベルックは手打ちや水光注射などの機械打ちといったように、いくつかの注入方法があり、どの方法を選ぶのかによってダウンタイムの期間や症状が異なります。

詳しいダウンタイムの期間や症状については、施術方法を詳しく決めた際に担当医師へ確認してみましょう。

期間

注入方法別のダウンタイム期間の目安は以下のとおりです。

• 手打ち：1～3日程度
• 機械打ち：1～5日程度

機械打ちにも水光注射やポテンツァなどさまざまな選択肢があり、ダウンタイムの期間が異なります。

また、内出血になった場合は治まるまでに1週間ほどかかることがあり、特に目の下は内出血が起きやすいです。

症状

ジュベルックの主なダウンタイム症状は以下のとおりです。

• 赤みや腫れ
• 内出血
• 軽度の不快感やチクチク感
• ツッパリ感
• 肌の凹凸
• 痒み　など

ダウンタイムの症状は個人差が大きいです。

しかし、ジュベルックのダウンタイムはほとんどの場合にメイクで隠せます。

施術当日は血行が良くなるような運動やサウナなどは避けたり、紫外線対策を徹底したりするなど工夫することでダウンタイムの軽減が期待できます。

ポテンツァのダウンタイム

ポテンツァのダウンタイムについて期間と症状を解説します。

期間

ポテンツァのダウンタイム期間は個人差がありますが、1週間程度で改善します。

ダウンタイム症状のなかでも赤みや腫れは改善するのが早い傾向にあり、1〜3日程で落ち着きます。

なお、ポテンツァのダウンタイムは使用するチップによる違いもあり、針を使うチップの方がダウンタイムが長くなります。

症状

ポテンツァの主なダウンタイム症状は以下のとおりです。

• 赤みやむくみ
• 腫れ
• 痛みやヒリヒリ感
• 内出血　など

ダウンタイムの症状がある期間は肌の自己回復が行われている期間です。

この期間は肌が普段以上に敏感になっているため、紫外線や摩擦などの外部摩擦には特に注意するようにしましょう。

また、施術後は肌が乾燥気味になるため、十分な保湿ケアも必要です。

ジュベルックと同時に行うのがおすすめな施術

ジュベルックは肌のハリや弾力を高め、毛穴の開きやたるみを改善する効果が期待できる注入剤で、基本的には手打ちで気になる部分にピンポイントで注入します。

しかし、ほかの施術と同時に行うことで、ジュベルックの持つ効果をより発揮できるようになります。

ここでは特にジュベルックと同時に行うのがおすすめな施術を3つ解説していきましょう。

ポテンツァ

マイクロニードルで肌に穴をあけるポテンツァを使用し、ジュベルックを注入するとそれぞれの相乗効果が期待できます。

ポテンツァでジュベルックを注入する際には、ドラッグデリバリーモードのチップを使用し、ジュベルックを真皮へ届けます。

ポテンツァ×ジュベルックの組み合わせで期待できる効果は以下のとおりです。

• 肌のハリと弾力のアップ
• ニキビ跡の凹凸とクレーターの改善
• 小じわ・シワ・毛穴の開き・くすみの改善　など

施術の範囲は施術を受けるクリニックで多少異なりますが、主に顔と首です。

リジュラン

サーモン由来のポリヌクレオチドを主成分とするスキンブースター製剤であるリジュランとジュベルックも同時施術が可能です。

リジュランは肌全体の回復と潤いを促進し、ジュベルックは肌のハリや弾力改善に効果を発揮します。

リジュラン×ジュベルックの組み合わせに期待できる効果は以下のとおりです。

• 肌の質感向上
• リフティング効果
• シワの予防・改善
• エイジングケア効果　など

また、上記のような効果や相乗効果だけではなく、持続時間延長も期待できます。

ボトックス

ボトックスとジュベルックを組み合わせた施術は「ジュベルックスキンボトックス」といわれています。

皮膚の浅い層に注入することで毛穴縮小や皮脂抑制効果のあるボトックスと肌再生作用効果のあるジュベルックで、肌のハリやツヤに効果が期待できます。

ジュベルックスキンボトックスに期待できる効果は以下のとおりです。

• シワ・毛穴の改善
• 皮脂の抑制
• 肌質改善
• 肌のハリや弾力の向上
• ニキビ改善　など

ジュベルックだけよりも、ボトックスを組み合わせることでより肌の引き締め効果を期待できます。

まとめ

この記事ではジュベルックとポテンツァについてや同時に行うのがおすすめな施術、ダウンタイムについて解説しました。

ジュベルックもポテンツァもどちらもニキビ跡・毛穴の開き・たるみ・小じわなど肌の悩みを解決するための美容治療として挙げられます。

それぞれの違いとしては、ジュベルックは注入剤であり、ポテンツァは美容治療方法である点です。

ジュベルックもポテンツァもダウンタイムは比較的軽いといわれていますが、まったくダウンタイムがないわけではありません。

詳しいダウンタイムの期間や症状に関しては、施術部位や施術方法などによって異なります。

気になる場合は事前のカウンセリングで医師に確認しておきましょう。

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