全身脱毛にかかる時間はどれくらい?流れを徹底解説!
「全身脱毛したい!」と考えている方は年々増加しているように感じます。最近は女性に限らず、男性でもそういう意見が増えてきていますよね。
全く毛が生えてこないという状態にしたかったら、何回も脱毛に通う必要があります。そこで、サロンやクリニックを探す時に重要になってくるのが「通いやすい・予約が取りやすい」という点です。
例えば、1回の施術にすごく時間がかかるようなところだと、学校や会社がお休みの日しか行けなかったり、脱毛に行くだけで1日が終わったりしてしまいます。
反対に短すぎる時間だと、「本当に全部できてるのかな」と不安になってしまうかもしれません。
そんな方々のためにこの記事では、全身脱毛の1回の施術にかかる時間や、どのような流れで施術が行われていて、どこにどれくらいの時間をかけているのか、ということについて解説していきます。
目次
全身脱毛1回の施術の平均所要時間
- サロン(光):約60〜90分
- クリニック(レーザー):約120分
大体の平均所要時間はこのようになっています。サロンで全身脱毛を受ける場合は、クリニックで受ける場合のおよそ半分の時間がかかるということです。
しかし、これはあくまでも平均であり、脱毛器の種類やスタッフのスキル・人数、利用者側の都合によって、施術時間は変わります。
脱毛器は年々進化しています。最新のマシンには、全身脱毛の1回の施術が45分ほどで終わるものもあります。
またスタッフがどれくらい施術に慣れているのか、という部分も施術時間に関わります。まだあまり経験がないスタッフが担当だと、慣れていないこともあって手際があまりよくないこともあります。
「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、ひとつひとつは些細な時間ロスでも、何度もあることで施術時間が長くなっていきます。
他にも人手に余裕があるときは2人体制で施術を行う場所もあるため、その場合は平均よりも早く施術が終わることもあります。
先に述べた「利用者側の都合」とはさまざまですが、例えば前日までに自己処理をしていなかったり、日焼けをしてしまっていたり、さらには体格にも施術時間は影響されます。
自己処理については後で説明しますが、日焼けしてしまっていると「その部分は照射できません」と言われてしまうかもしれないため、全身脱毛を考えている人・今通っている人は、どんな季節でも日焼け止めはしっかり塗っておきましょう。
利用者の体格が影響するというのは、単純に照射する面積が狭いか広いかに起因してしまう、ということです。体が大きい方は体が小さい方よりも施術時間が長くなってしまいます。
また、メンズの全身脱毛は上記よりも時間がかかってしまう場合があります。男性は毛が濃い箇所が多いこと、一般的に女性よりも男性の方が体が大きいことが多いことなどから、+ 30〜60分ほどはかかってしまうと考えておいた方が良いでしょう。
サロンとクリニックの違いは?
サロンで脱毛する場合とクリニックで脱毛する場合で時間が違うのは、使われる脱毛器が違うことが主な原因です。
サロンで行われる光脱毛は、1回に照射する範囲は広く、弱い光なことが特徴です。反対にクリニックで行われるレーザー脱毛は、1回に照射する範囲は狭く、強い光なことが特徴です。
照射する範囲が違うので、一般的にはサロンで行う方が1回の全身脱毛にかかる時間は短くなっています。
光脱毛
脱毛サロンでは医療行為を行えないため、弱い光を毛根に照射する光脱毛を行なっています。これは光を当てることで毛根に熱を与えるもので、その結果毛が自然に抜け落ち、だんだんと毛自体が生えてこなくなる、という脱毛の方法です。
レーザー脱毛
クリニックでは、医師や看護師が行う医療行為である、レーザー脱毛が行われています。サロンで行われている光脱毛と原理は一緒ですが、こちらは、より強い光を毛根に当てるので、短期間で効果が出やすいことが特徴です。
メリットとデメリット
通う回数が少なくて済むということを考えると「レーザー脱毛の方が良いのでは?」と思いますが、より強い光を当てているので、光脱毛よりも痛みを感じやすく、とくに脇やVIOなどの神経が集中している場所は人によっては涙ぐんでしまうほどの痛みです。
また強いパワーで光を出力していることから、光脱毛よりもレーザー脱毛の方が高額なことが多いでしょう。
脱毛サロン・クリニックを探す時には、両者の違いを踏まえたうえで、どちらが自分に合っているのか見極めることが大切です。
全身脱毛の流れ
これまで全身脱毛の種類や平均的にかかる時間についてご説明してきました。
ここからは、実際に全身脱毛をする場合にどのような流れで行われるのか、ということを解説します。
カウンセリング
まず、サロン・クリニック関係なく、最初はカウンセリングを行います。
何回通うコースにするのか、料金はどれくらいかかるのか、などを詳しく説明します。場所によっては学割などが使える場合もあるので、その場合の料金なども確認しておくと良いでしょう。
また、予約はどれくらい取りやすいのか、という部分についても質問しておくことをオススメします。
全身脱毛は毛周期に合わせて光を照射する必要があるため、平均して約2〜4ヶ月おきに通わなければなりません。
混雑している店舗だといつも予約がいっぱいで取れない、ということもあります。計画的に脱毛を進めるためにも、予約の取りやすさについては確認しておいて損はないでしょう。
カウンセリングにかかる時間は平均30〜60分ですが、当日にお試しで一部分だけ照射できたり、カウンセリングしたその日から全身脱毛ができたりする場合もあるので、それらを受ける場合にはさらに時間が長くなる可能性もあります。
前日準備
最初に施術を受ける日が決まったら、前日までに自分でシェービングしておく必要があります。これはより確実に毛根に光を当てるためです。
自己処理ができていない箇所があると大抵はスタッフがやってくれますが、時間や、やってくれる部位が決まっている場所もあります。
シェービングに時間がかかりすぎると肝心の照射が全ての部位にできなくなってしまうことも。スムーズな照射のためにも自己処理は念入りにやっておくと良いでしょう。
入店してから
いよいよ脱毛当日。受付を済ませてからクレンジングをお願いされることがあります。
これもシェービングを行うのと同じ理由で、素肌に照射することでより効果を出すためです。
場合によっては顔に照射する前にスタッフがやってくれることもありますが、洗面台で自分でやることもあります。脱毛に行く日はお化粧しないで行くことも考えた方がいいかもしれません。
クレンジングが終わったら施術部屋に案内されます。初回だと説明してくれるので、その通りに着替えてスタッフが来るのを待ちます。
施術開始
照射の前に、スタッフが当日のシェービングの状態を確認します。前日準備のところでも説明した通り、剃り残しがあるとその部分のシェービングを行ないます。
シェービング状態やお肌の状態を確認して、「照射できる」と判断したら、肌をいくつかのエリアに分けて照射していきます。照射が終わったところから保湿ジェルを塗ったり、肌を冷やすための冷たいジェルを塗ったりします。
施術後
その日に照射する予定の場所が、照射から冷やすところまで(場合によっては保湿まで)終わったらその日の施術は終了です。
場所によってはコテやアイロンを貸してくれたり、パウダールームが利用できたりするところもあります。
照射後は血行が良くなると肌に痒みや赤みが出ることもあるので、脱毛した日は激しい運動や湯船に浸かること、飲酒は控えましょう。
照射が終わった肌は普段よりも敏感です。自宅でも念入りにケアする必要があります。顔のスキンケアと同じで、化粧水で保湿してからボディクリームなどを塗ることをオススメします。
まとめ
今回の記事では、全身脱毛にかかる時間やメリット・デメリットをサロン脱毛と医療脱毛に分けてご紹介しました。
サロン脱毛が向いているのか、医療脱毛が向いているのかは個人の肌質や財政状況によっても違ってくるので、自分の状態に合ったサロン・クリニックを見つけることが大切です。
加えて、全身脱毛を行う際の流れについてもざっくりとですがご説明してきました。
サロンやクリニックによって細かい流れや時間も変わってくるため、全身脱毛をお考えの方は最初のカウンセリングのときにしっかりと確認しておくことをオススメします。
全身脱毛は初めてだと色々わからないことも多いですよね。この記事でご紹介した以外にも、不安なことがあればカウンセリングの際に全部聞くと良いと思います。
安心して全身脱毛を受けるためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。