ジュベルックは首のしわに効く?施術の特徴やリジュランとの比較
ジュベルックは、韓国初の次世代スキンブースター製剤です。
体内に注入するとコラーゲンやエラスチンなどの成分の生成を促す効果がありますが、首のしわにも効果があるのかどうか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ジュベルックが首のしわに効果があるのかどうかや、ジュベルックの特徴、リジュランとの違いについても紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
ジュベルックとは
ジュベルックとは、ポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた製剤のことです。
ハリ・弾力や小ジワなど、あらゆる肌悩みを改善する、韓国生まれの次世代のスキンブースターとして知られています。
ポリ乳酸は、肌の奥にある線維芽細胞を刺激する効果があり、コラーゲンやエラスチンなどの生成を促進する成分です。
ジャガイモやトウモロコシ・サトウキビなどのでんぷんから抽出されるエキスを元に生成されています。
米国の食品医薬局(FDA)でも承認されており、安全性が高い点も特徴です。
非架橋ヒアルロン酸は肌の保水力をアップし、肌のハリや弾力を改善しながら自然なボリュームアップを行う成分です。
2つの成分でしわや弾力などの改善が期待できます。
毎月1回の施術を3ヶ月程度継続すると、しわや肌のハリ感などの改善が見られるようになるでしょう。
ジュベルックは首のしわに効果的
ジュベルックは首のしわ改善におすすめの施術です。
ジュベルックに含まれるポリ乳酸が真皮層にある繊維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンなどの成分を生成することで、肌がボリュームアップします。
肌がふっくらとすることによって、首のしわが目立ちにくくなるでしょう。
注入直後にすぐにしわが改善するわけではありませんが、数週間〜数ヶ月にわたってコラーゲンやエラスチンなどの生成が進み、肌がふっくらと変化します。
首のしわの改善のためには、施術を繰り返して受けることが必要です。必要な回数は、医師と相談しましょう。
首のしわ以外に期待できる効果
ジュベルックに期待できる効果には、主に以下が挙げられます。
- 肌のハリや弾力アップ
- 毛穴を目立たなくする
- ニキビ跡の改善
- 赤ら顔の改善
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
肌のハリや弾力アップ
ジュベルックには、ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸が含まれています。
ポリ乳酸によって繊維芽細胞が刺激されることにより、肌のハリや弾力の元になるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成が促進されます。
これにより、肌本来のハリや弾力を取り戻す効果が期待できるでしょう。
さらに、非架橋ヒアルロン酸が水分を吸収することで肌の弾力を高めることも、ハリや弾力がアップする理由です。
毛穴を目立ちにくくする
ジュベルックは、毛穴を目立ちにくくする効果も期待できます。
ポリ乳酸が肌の再生や修復を促進することで毛穴が引き締まり、なめらかな肌に近づく効果が期待できるでしょう。
また、ヒアルロン酸によって肌の水分量が上がることで毛穴の周りの肌がふっくらし、毛穴が目立ちにくくなる効果も期待できます。
鼻の毛穴への効果については、こちらのコラムをご覧ください。
→ジュベルックの鼻の毛穴への効果を徹底解説!効果アップのポイントも
ニキビ跡の改善
ジュベルックは、ニキビ跡の悩みにもおすすめです。
凹凸のあるニキビ跡は、肌の奥にある真皮層までダメージを受けていることがあります。
ジュベルックによってコラーゲンが生成されると肌組織が生まれ変わり、ダメージのある真皮層を持ち上げるため、肌がなめらかになり、ニキビ跡の改善が期待できます。
クレーター状になったニキビ跡の施術については、こちらのコラムもご覧ください。
→ジュベルックはクレーターにも効く?効果や施術方法について徹底解説
赤ら顔の改善
赤ら顔の改善にも、ジュベルックが効果的です。
赤ら顔の主な原因は、毛細血管の拡張です。血中のヘモグロビンが皮膚の表面に透けて見えることで肌が赤く見えます。
肌内部のコラーゲンが増えることによって薄くなった皮膚を再生することにより、赤ら顔の改善が期待できるでしょう。
ジュベルックの特徴
ジュベルックの主な特徴は、以下の3つです。
- 効果が持続しやすい
- 副作用が少ない
- 注入方法が選べる
ジュベルックの特徴について、詳しく見ていきましょう。
効果が持続しやすい
ジュベルックは、効果が持続しやすい特徴があります。
施術後に肌がふっくらとした状態が持続しやすい点が、ジュベルックの特徴です。
ジュベルックは、注入後は1〜2年かけて徐々に体内に吸収されていきます。
個人差もありますが、3回の施術を1クールとして注入した後は1年以上効果が持続すると言われており、長期的な肌症状の改善効果が期待できるでしょう。
副作用が少ない
ジュベルックは、副作用が少ない製剤として知られています。
主成分であるポリ乳酸は、手術用縫合糸など幅広く使用されている人間の体内になじみやすい素材です。
体内への注入後は1〜2年以上かけて水と二酸化炭素に分解されるため、体内にも残りません。
さらに粒子が丸い素材のため、注入後に細胞を傷つけたり、炎症を与えたりすることもなく、しこりや肉芽が作られるリスクも低いです。
継続的に注入しても副作用リスクが少ない点も、ジュベルックのメリットと言えるでしょう。
注入方法が選べる
ジュベルックは、手打ち注入と機械注入の2つの注入方法があります。
ダリア銀座スキンクリニックでは、手打ちと水光注射での注入を行っています。
手打ち注入は、医師が1箇所ずつ注射によってジュベルックを注入する方法です。
局所的な注入ができ、注入範囲や注入量などを調節できるため、一人一人のお悩みや症状に合わせて注入できます。
首のしわのほか、ニキビ跡や凹み、クマなどに対して重点的に注入したい方に向いている方法です。
水光注射は、専用の機械を使用して、真皮層にジュベルックを注入します。薬剤を広範囲かつ均一に注入することが可能です。
皮膚を吸引しながら注入するため、痛みを抑えられるメリットもあります。
全体的な肌質改善を求める方やハリがほしい方など、広範囲をケアしたい場合は水光注射での施術がおすすめです。
費用や施術部位を考え、注入方法を選ぶと良いでしょう。
首のしわにはジュベルックとリジュランのどちらが良い?
ジュベルックとリジュランは、どちらも肌の再生を促進する注射治療です。
どちらも肌の内側からコラーゲンやエラスチンなどの生成を促すことでしわや弾力などの肌トラブルの改善が期待できます。
どちらもしわに対して有効な治療法ですが、首のしわにはどちらが有効なのかどうか、詳しく見ていきましょう。
ジュベルックとリジュランの違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→ジュベルックとリジュランの違いは?主成分や効果を比較して解説
リジュランとは
リジュランとは、サーモンから抽出されたポリヌクレオチド(PN)を有効成分とした製剤です。
サーモン由来のPNは人間のDNAと似た構造をしており、人の体になじみやすい点が特徴です。安全性が高く、副作用のリスクも少ないです。
さらに、サーモンに含まれるアスタキサンチンも、肌の若返りに効果を発揮すると考えられています。
リジュランを皮下に直接注入することにより、皮膚の自己再生力を活性化させ、加齢や紫外線ダメージによって菲薄化した肌を若返らせる効果が期待できます。
肌の再生促進やハリ・弾力の向上、小ジワの改善などが期待できる施術法です。
首のしわにはジュベルックがおすすめ
首のしわの改善には、ジュベルックもリジュランもどちらも効果的です。
ただし、首のしわにより効果があるのはジュベルックと考えられるでしょう。
首のしわの原因は、加齢によるコラーゲンの減少や、紫外線によるたるみなどです。
ジュベルックは皮膚の深い層でコラーゲン生成を促進する効果が期待できるため、比較的深いしわである首のしわの改善に効果的です。
施術後徐々にコラーゲンの生成が進むため、数週間から数ヶ月にかけて効果が現れます。
一方のリジュランは、肌の細胞を修復し肌の再生力を高める施術法で、比較的浅いしわに効果を発揮します。
首のしわが比較的浅い場合は、リジュランでも効果が期待できるでしょう。
どちらの施術法を受けるかは、しわの深さやしわ以外に改善したい症状などを医師と相談して決めるようにしましょう。
まとめ
ジュベルックは、ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸製剤を組み合わせた韓国製のスキンブースターです。
真皮層でコラーゲンの生成を促し、肌内部からボリュームアップすることで、首のしわをはじめとして、毛穴の引き締めやニキビ跡の改善などに効果が期待できます。
ダリア銀座スキンクリニックでは、水光注射と手打ち注射によってジュベルックの施術を行っています。
首のしわにお悩みの方は、施術の適用や必要回数などを医師が丁寧に提案しておりますので、お気軽にカウンセリングにお越しください。
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