肩ボトックスの5つの効果とは?後悔しないためのクリニック選びのポイントを紹介

肩こりに効く肩ボトックスは、肩こり以外にもさまざまな効果があることから、人気の施術です。しかし、肩ボトックスに失敗してしまったという例もあるため、後悔するのでは?という気持ちから施術を躊躇してしまうという方も。
この記事では、肩ボトックスの効果についてお伝えした後に、肩ボトックスの失敗例、肩ボトックスを後悔しないためのクリニックの選び方についてご紹介します。
肩こりにお悩みの方、肩ボトックスの施術を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ボトックスとは
肩ボトックスとは、筋肉の動きを抑制して肩こりをほぐすことができるボトックスを肩に注入する施術。
ボトックスは、神経の伝達をブロックするため、注入した箇所の筋肉の動きを止めることができます。ボトックスにはさまざまな製剤がありますが、安心できる製剤はアメリカのアラガン社が販売している「ボトックスビスタ」です。
ボトックスビスタは、何十年もの臨床実験を繰り返し、世界の80ヶ国以上で使用されている安全性の高い製剤。
日本でも厚生労働省が使用を認可している製剤でもあるため、ボトックスビスタによる施術であれば安心して肩ボトックスの施術を受けることができます。
ボトックスで得られる効果などについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
肩ボトックスの5つの効果
肩ボトックスは肩こり改善のために用いられる施術ですが、肩こり以外にも効果を発揮することをご存じですか?
ここからは、肩ボトックスの5つの効果をご紹介します。
肩こりが改善する
肩こりは、首から肩、背中にかけて広がっている僧帽筋群が過度に緊張することによって引き起こされます。僧帽筋は5~6kgある頭を支えながら方を動かす際に使われる筋肉で、日常生活でも使うことが多い場所。
そのため、僧帽筋群にボトックスを注射することで、筋肉の過度な動きを弱めると、肩こりが改善するのです。
よくマッサージに通っている方や、肩こりが酷いせいで重さや痛みがあるという方、巻き肩で筋肉が張っているという方にオススメ。
1回ボトックスを注入すると、効果は3~4ヵ月継続するため、マッサージに通うよりも少ない回数で肩こりを改善させることができます。
肩のラインがスッキリする
僧帽筋が発達しすぎている人は、肩が痛いと感じるだけではなく張っているのが目で見てもわかるくらい肩が盛り上がっていることもあります。
ボトックス注射をすることで、僧帽筋の発達を抑えることができるので、注射から1週間ほど経つと肩こりの改善とともに肩のラインがスッキリして見えるようになります。
首を長く見せることができる
首から肩にかけて筋肉がこわばっていると、肩が上がり首を太く見せてしまいます。
肩のシルエットが美しく改善することで、肩の位置が下がると首が細くなったように見えるという効果や、巻き肩によって縮んでいた背筋も伸びることから、全体の印象を変えることができます。
小顔効果が期待できる
首が長く見えることで、顔の大きさが変わっていなくてもフェイスラインがスッキリ見え、顔が小さくなったように感じることができます。
首の筋肉が張っていることが原因でフェイスラインが隠れてしまっていたという方も、スッキリした印象になり、小顔効果が期待できます。
頭痛が改善する可能性もある
頭痛の原因の一つとして、肩回りがこっていることで血流が滞り、疲労が蓄積されて酸素や栄養が届かない状態が挙げられます。
このような頭痛を緊張性頭痛といい、酷い方だと毎日のように持続的に続くということも。
肩ボトックスで肩の筋肉に直接アプローチすることで、必要な酸素や栄養を循環させて頭痛が改善したという方も多くいらっしゃいます。
肩ボトックスに失敗してしまうと?
肩ボトックスは、打つ場所を間違えたり注入する量が多かったりすると、効果がない、首がつったような痛みが出るなど、失敗と感じてしまうことがあります。
よく顔に打つボトックスの失敗例で「笑顔が不自然になる」などが挙げられますが、この失敗の原因は間違った場所にボトックスを打ってしまったために、動かさなければならない筋肉の動きまでも抑制してしまうことが原因です。
肩ボトックスの失敗例としても、他の筋肉に効いてしまって肩が動かしづらくなるといった副作用が出ることがあります。
肩ボトックスの注意点
肩ボトックスはダウンタイムがほぼない治療ですが、稀に赤みや腫れが出る場合があります。その場合、数日で症状は治まりますが、心配なときはクリニックに連絡をするようにしましょう。
また、ボトックス自体は身体機能のトラブル発生時の治療に使用されることがありますが、肩ボトックスは自費治療となるため、クリニックによって値段が異なることが注意点として挙げられます。
ボトックスの効果は即効性があるものではなく、筋肉の動きが徐々に緩まることで効果として現れます。
効果の感じ方には個人差がありますが、一般的には1週間程度の時間がかかります。その後効果が持続する期間は3~6ヵ月とされているため、イベントなどの予定に向けてボトックスの効果を実感したいという方は、イベントの1~2カ月前に施術を受けるとよいでしょう。
ボトックスの効果が持続する期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
→ボトックスの効果が持続する期間は?長持ちさせる5つのコツを紹介
後悔しないためのクリニックの選び方
肩ボトックスで失敗して後悔しないためには、クリニック選びを慎重に行う必要があります。
ここからは、後悔しないためのクリニックの選び方をご紹介します。
カウンセリングが丁寧
肩ボトックスには前述したようなさまざまな効果が感じられるため、肩こりを解消したいというだけではなく、首を長く見せたい、小顔になりたいなど、美容上の目的によって肩ボトックスを選択するという方もいらっしゃいます。
そのため、クリニックで初回のカウンセリングをしっかり行わないと、自分が意図する結果に結びつかない可能性も出てきてしまいます。
また、肩ボトックスは効果が切れる前に再度施術を行う必要があることからも、継続的な施術となるため、治療期間中に不具合や不明点が生じた際、相談しやすい環境が整っていることも重要。
丁寧なカウンセリングで医師との信頼関係を築けるようなクリニックだと、治療開始前も治療中も安心して施術を任せることができるでしょう。
麻酔のオプションがある
肩ボトックスは、針でボトックスを注入する治療なので、痛みに弱い方や過去にボトックスを注入したときに痛みを感じたという方は、治療の際に痛みの心配をしてしまいますよね。
注入には医療用の極細針を使用するので、強い痛みが出るような施術ではありませんが、痛みが気になるという方は、事前に医師へ相談するようにしましょう。
クリニックによっては表面麻酔をしてくれたり、そのほかの麻酔もオプションで選べたりするケースがあるため、クリニック選びの際麻酔のオプションがあるかどうか、確認しておくようにしましょう。
肩ボトックスの実績が豊富にある
ボトックスは筋肉に直接作用させる製剤を注入する治療なので、医師が筋肉やボトックス製剤について熟知していないと失敗につながる恐れがあります。
アラガン社のボトックスビスタには、VSTと呼ばれる認定医制度が存在します。VSTは、アラガン社が定めている認定医制度で、注入技術を高めるために定期的に研修やセミナーが行われ、医師の技術力向上が図られています。
このVST認定医が在籍しているのはもちろんのこと、クリニックのホームページを確認して肩ボトックスの症例がどの程度あるのかということもチェックしておくとよいでしょう。
まとめ
ダウンタイムがほぼない肩ボトックスの治療は、肩こりで悩んでいる方、小顔効果を得たいという方にオススメの施術です。
失敗してしまうことが怖いと感じる方も多いのですが、クリニック選びを慎重に行うことで、失敗せずにボトックスの効果を感じることができるでしょう。
数分程度で終わる施術でありながら、他の美容医療の施術に比べるとダウンタイムが少ないことから、安心して受けられる施術の1つでもあります。
薬効がなくなったあとも、その後姿勢の癖がボトックスによって改善されていれば効果が長く続く可能性もあるため、定期的に肩ボトックスの治療をすることで、姿勢自体が改善されることも。
肩こりや肩のこわばりにお悩みの方にオススメの肩ボトックスで、首から肩にかけての筋肉の緊張をほぐし、スッキリした首回りを手に入れましょう。
肩ボトックスを検討しているという方は、ぜひこの記事を参考にクリニックに足を運んでみてください。