糸リフトのデメリットとは？施術の満足度を高めるための方法も解説！

糸リフト（スレッドリフト）は、切らないリフトアップとして人気の美容施術です。特殊な糸を皮膚に挿入することにより、顔のたるみやフェイスラインのもたつきなどの改善が期待できます。

ダウンタイムがほとんどないため、糸リフトを検討している方も多いのではないでしょうか。

糸リフトを受ける際は、メリットだけでなくデメリットについてもしっかりと理解しておくことが大切です。

本記事では、糸リフトのデメリットについて詳しく解説します。クリニックの選び方についても紹介しているため、糸リフトの施術を検討している方、満足度の高い糸リフトがしたい方はぜひ、本記事を参考にしてください。

糸リフトとはどのような美容施術？

糸リフトとは、特殊な糸を皮膚に挿入して顔をリフトアップする美容施術です。

フェイスリフトも顔をリフトアップできる美容施術ですが、顔にメスを入れる必要があるためダウンタイムが長くなり、切開の傷跡が気になるケースも。

その点、糸リフトは切らずに施術が行えるため、手軽に顔をリフトアップしたい方や、周囲の人にバレたくない方におすすめの美容施術となっています。

糸リフトによって期待できる効果は、主に次の3つです。

• たるみの改善
• 小顔効果
• 肌質改善

糸によって皮膚を引き上げられるため、たるみやフェイスラインのもたつきなどの改善が可能です。また、糸によって肌の細胞が活性化してコラーゲンなどが生成されることにより、ハリツヤが良くなる効果も期待できるでしょう。

糸リフトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

→切らないリフトアップで半永久的な効果持続は可能？おすすめの方法7つ

糸リフトのデメリット

糸リフトを検討されている方は、デメリットについてしっかりと理解しておく必要があります。

糸リフトのデメリットは次のとおりです。

• 肌の状態によっては効果が得られない
• 効果が半永久的でない
• 感染症のリスクがある
• 痛みを感じる
• 顔が引きつる

それぞれのデメリットについて、詳しくみていきましょう。

思うような効果が得られない場合がある

糸リフトは、肌の状態や希望のフェイスラインによっては思うような効果を感じられない場合があります。

例えば、たるみがひどい方や皮下脂肪が多い方の場合、リフトアップするためには強い力で引っ張り上げなければなりません。そのため、糸リフトだけでは効果が弱く、満足のいく仕上がりにならない可能性があります。

また、元々あごのラインがはっきりしている方の場合、糸リフトによってあごの形が目立ちすぎる恐れもあるでしょう。

たるみがひどい方は切開リフト、あごの形を目立たせずに二重あごを解消したい方はハイフなどの施術も合わせて検討されるのがおすすめです。

切開リフトやハイフについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

→【たるみ治療最新】2024年注目の5つのリフトアップ法を種類別に紹介！

リフトアップ効果は永久的ではない

糸リフトのリフトアップ効果は、永久的には続きません。

使用する糸の素材によって持続期間は異なりますが、糸リフトの効果が続くのは1～2年程度が目安です。

効果を持続させたい場合は、定期的に施術を行う必要があります。

感染症のリスクがある

糸リフトの危険性として、ごくまれではありますが感染症を引き起こす場合があります。

具体的には、糸を挿入する際に髪の毛や菌が一緒に入ってしまい、炎症などが起こるリスクです。

ただし、こうしたリスクを防ぐためにクリニックでは、施術時に糸を挿入する付近の毛を剃っているほか、糸や器具の衛生管理も十分に行われているため、感染症の心配はほとんどないといえるでしょう。

感染症のリスクを抑えるには、糸リフトの症例数が多く、衛生管理がしっかりと行われているクリニックを選ぶことが大切です。

施術後に痛みを感じる可能性がある

痛みを感じる可能性があるのも、糸リフトのデメリットといえます。

糸リフトの施術は局部麻酔をして行うため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、人によっては施術後に糸を挿入したこめかみ付近や頬に痛みを感じる場合があります。

耐えられないほどの痛みを感じるケースは少ないですが、痛みがひどい場合は医師に相談しましょう。

顔が引きつる可能性がある

糸リフトをすると、顔の引きつりを感じる可能性があります。

主に糸で皮膚が引き上げられる感覚に慣れていないことが原因で起こるため、徐々に慣れていくケースがほとんどですが、人によってはしゃべりづらさや口の開けづらさなどを感じる場合があるため注意が必要です。

顔が引きつるような感覚は術後1～3日程度に多くみられ、1～2週間すればほとんど気にならなくなりますが、あまりにも違和感がある場合は医師に相談しましょう。

糸リフトには溶ける糸と溶けない糸がある！

糸リフトには「溶ける糸」と「溶けない糸」の2種類があります。

それぞれの糸に特徴があるため、糸リフトを行う際は自分に合う糸を選ぶようにしましょう。

溶ける糸と溶けない糸の違い

溶ける糸と溶けない糸のそれぞれの特徴は、次のとおりです。

溶ける糸は、ポリジオキサノン（PDO）やポリカプロラクトン（PCL）など体内に吸収される素材を使用しています。そのため、異物を身体に残したくない方、感染症のリスクを抑えたい方におすすめの糸です。

溶けない糸は、体内に糸が残り続けるため、溶ける糸よりも効果が持続しやすいとされています。また、引き上げる力が強いため、加齢によってたるみが気になっている方におすすめです。

溶ける糸のメリット・デメリット

溶ける糸には、次のようなメリットとデメリットがあります。

溶ける糸は、糸が体内に吸収されるため異物が残らず、感染症のリスクを抑えることが可能です。また、ダウンタイムが比較的短く翌日からメイクもできるため、職場の人にばれたくない方にもおすすめといえるでしょう。

糸が体内に吸収されれば再度施術ができるため、自分の顔の状態に合わせて必要な施術が行えます。

一方、溶けない糸に比べて効果の持続期間が短いのがデメリットです。しかし、糸の種類によっては溶けない糸と持続期間がほとんど変わらないものもあります。

溶けない糸のメリット・デメリット

溶けない糸のメリットとデメリットは、次のとおりです。

溶けない糸は、溶ける糸に比べて引き上げる力が強いため、強いたるみの治療を目的とした方におすすめの糸となっています。

また、溶ける糸に比べて効果の持続期間が長いのもメリットのひとつですが、先ほどもお伝えしたように、溶ける糸の中も持続性が高いものがあるため、持続期間はそれほど変わらないといえるでしょう。

ただし、溶けない糸は体内に残るため、溶ける糸に比べて感染症のリスクが高まるほか、万が一トラブルが発生した場合は糸を取り出す必要があります。

溶けない糸による糸リフトを行うと、施術箇所によってはレーザー治療が出来なくなることもあるため、糸リフトと並行してレーザー治療を検討している方は事前に医師に相談しておきましょう。

施術の満足度を高めるためのポイント

糸リフトの満足度を高めるためには、自分に合った糸の種類やクリニックを選ぶことが大切です。

糸リフトを検討する際は、以下のポイントを確認しておきましょう。

• 糸の種類を確認する
• 実績豊富なクリニックを選ぶ
• 複数のクリニックでカウンセリングを受ける

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

使用する糸の特徴を確認する

糸リフトで用いられる糸には、溶ける糸と溶けない糸の2種類があります。それぞれに特徴が異なるため、自分に合う糸を選びましょう。

例えば、溶ける糸は体に吸収されるため体内に残らず、ダウンタイムも少ないのが特徴です。

溶けない糸はリフトアップの効果が高い傾向にありますが、糸が体内に残り続けるため感染症のリスクがあります。

どの特徴を重視したいのかを確認し、自分の希望に合う糸かを判断しましょう。

実績豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶ

在籍している医師の実績を確認するのも、重要なポイントです。

医師によって得意としている分野や施術は異なります。そのため、クリニックの情報を確認し、糸リフトの症例が豊富な医師が在籍しているクリニックを選びましょう。

自分と同じような症例や、理想に近いフェイスラインの症例が多いクリニックを選べば、施術の満足度を高められます。

複数のクリニックでカウンセリングを受ける

ひとつのクリニックのみで自分に合っているかを判断するのは困難です。

費用の目安や院内の雰囲気などを確認するためにも、複数のクリニックでカウンセリングを受けましょう。

その際に合わせて確認したいのが、カウンセリングに力を入れているかどうかです。

施術の満足度を高めるためには、自分の悩みや希望を医師にしっかりと伝える必要があります。

そのため、カウンセリングをしっかりと行い、悩みや希望を施術に反映してくれそうかを確認しましょう。

まとめ

本記事では、糸リフトのデメリットについて解説しました。

糸リフトのデメリットは次のとおりです。

• 肌の状態によっては効果が得られない
• 効果が半永久的でない
• 感染症のリスクがある
• 痛みを感じる
• 顔が引きつる

糸リフトの施術を検討する際は、これらのデメリットをしっかりと理解した上で、自分に合う糸の種類やクリニックを選びましょう。

ダリア銀座スキンクリニックでは、「ショッピングリフト」と呼ばれる溶ける糸を使った糸リフトを行っています。

ダウンタイムの期間を短くしたい方、自然な仕上がりにしたい方はぜひ、ダリア銀座スキンクリニックの糸リフトをご検討ください。