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全身脱毛にデメリットはあるの?解消法や本来のメリットを詳しく解説

全身脱毛 デメリット

暑い季節が近づいてくると、肌を適度に露出して快適でいたい、涼しげにファッションを着こなしたいなどの理由で、脱毛に必要性を感じる人が多くなります。

医療脱毛やサロン脱毛、部分脱毛、市販の脱毛クリームやシンプルに毛剃りなど、一時のための方法から、お金をかけたきれいな仕上がりなど、さまざまある選択肢の中で『一度やったらもうしなくていい』という大安定のイメージである『全身脱毛』があります。

しかしその全身脱毛、メリットばかりではありません。

この記事では、全身脱毛のデメリット7つを、対処法や、それを補うメリットと共に紹介します。

安心して全身脱毛を検討するきっかけにして頂ければ幸いです。

光脱毛と医療脱毛のどちらでも全身脱毛はできる

全身脱毛 デメリット

脱毛は大きく分けると、サロン脱毛と医療脱毛の2つがあり、全身脱毛をする場合も、このどちらかを選びます。

サロン脱毛の場合は光脱毛といって、光を当てて毛根に熱を与える施術で、肌にやさしく低刺激、少ない痛みなどのメリットがありますが、効き目の出方が緩やかなため、時間も回数もかかります。

医師もいないため、何かトラブルが起こったときには自ら医療クリニックを受診する必要があります。

一方、医療脱毛は光脱毛と比べるとレーザーでの照射出力が強く、約2倍の早さで脱毛が完了できます。

その分刺激も強く、肌にかかる負担も光脱毛よりは大きいため、万が一の場合に備えて医師が常駐しているので安心ですが、料金設定が高くなります。

医療脱毛とサロン脱毛(美容脱毛)の違いについてはこちらの記事をご参考ください。

医療脱毛と美容脱毛の違いを詳しく解説!おすすめの脱毛方法を教えます

全身脱毛のデメリットとは

全身脱毛 デメリット

光脱毛と医療脱毛の、どちらもそれぞれにデメリットはありますが、全身脱毛という観点からみると、どちらかにとってデメリットでも、もう一方では後ほどご紹介するようにメリットとなる場合があります。

ここではまず、全身脱毛で心配されるデメリットを紹介します。

全身脱毛は費用がかかる

脱毛には部分脱毛と全身脱毛とがあり、部分脱毛は施術する部位によって金額に違いがありますが、全身脱毛に比べると比較的支払いやすい相場になっています。

部分脱毛の中で特に費用が高いVIOラインの脱毛は、6~10万円程度です。それに比べて全身の医療脱毛は30万円を優に超えるといわれています。

光脱毛の場合でも、多少安いとはいえ20万円は下らないとされています。

どちらを選ぶにしても脱毛を希望通り完了するためには、計画的な費用の準備が必要です。

施術時間や回数がかかる

毛が生えるサイクルは部位によって違いがあるうえに、今生えている毛は全体の約3割といわれているため、1回の施術で終わることはないとされます。

一般的には3ヶ月に1度程度のペースで約1~2年ほど通わなければ、目指しているツルツルの永久脱毛には辿り着けません。

これは部分脱毛にもいえることで、頻度に差はあれど永久脱毛の施術はどこの毛を処理しても同様に通わなければいけません。

1回の施術時間は、医療脱毛であれば1回約90~120分、光脱毛は約60~90分とされています。

機器によってはもっと短時間で施術が行えるものもありますが、どちらにしろ1時間以上はかかるとみて予定を組むことになります。

それぞれかかる時間と期間の、両方に心づもりが必要です。

医療脱毛でかかる回数や通う理由についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

医療脱毛が完了する平均回数は7回以上!通院期間や効果に差が出る理由を解説

「痛くない」とはいえ多少は痛い

刺激の受け取り方は人それぞれであり、施術時の体調など、さまざまな要因でより痛みを感じてしまうこともあります。

毛の特徴が要因の場合、肌が弱かったり毛が太かったり、デリケートな箇所は他と感じ方が違ったりと、さまざまな違いがあるため、脱毛の施術は全く痛みがないとは一概に言い切れません。

施術前後のケアは欠かせない

基本的に脱毛は熱の力で行われるため、肌に負担がかかり肌荒れを起こしたり、熱によって乾燥しやすくなったりする可能性があります。

施術後だけでなく、施術前にも注意が必要です。

脱毛に使用する光やレーザーは、メラニン色素に反応して熱を与えますが、施術前に日焼けをすると、焼けた肌の色に反応してしまい、シミや色素沈殿などのトラブルのきっかけになってしまいます。

元に戻せない

全身脱毛を施術した箇所は、もう毛が生えてこないため、特に眉毛やVIOはこだわってやり過ぎてしまうと、気に入らなくなっても元には戻せません。

プールや温泉などで人目が気になる、知人の評判が悪かった、生え際などの形の整え方を替えたくなったなどの後悔のないように、事前にしっかりと検討する必要があります。

汗が出やすくなった気がする

脱毛が理由で発汗量が増えることは、実際にはありません。

しかし、今まで毛に付着したり毛に留まったりしていた汗が、障害物がなくなることで肌を直接流れ落ちるため、汗が多くなったと感じるようになります。

そうなると汗対策も今までと同様とはいかないため、別の方法を検討する必要があります。

全身脱毛のデメリットはこうして解消

全身脱毛 デメリット

全身脱毛のデメリットを紹介しましたが、解消するための対策についても紹介します。

費用や払い方は施術前に相談

セット料金の紹介があったり、支払方法も分割払いやサブスク制などがあったりと、クリニックによってそれぞれ良心的な取り扱い方法が用意されている場合があります。

セットの組み合わせも支払い方法も、クリニックによってそれぞれの良さがあるため、自身の希望にあうプランを取り扱っているクリニックを探してみましょう。

施術時間や期間、回数は選択次第で変えられる

多少時間がかかっても痛くない方がいい人もいれば「この日までにはどうしてもきれいになりたい」という人、多少痛くてもかかる時間は節約したい人など、それぞれ事情があるでしょう。

医療脱毛であれば、照射パワーを強くして通常よりも少し刺激が強くなりますが、効果を早める方法や機器があります。

痛いのが苦手な人は、経過に多少の時間がかかりますが、光脱毛を選ぶことで刺激の少ない優しい脱毛ができます。

どの方法が一番自身が望んでいるのか、施術前のカウンセリングでしっかり相談し、安心して施術に臨みましょう。

痛みは抑えられる

医療脱毛の場合は施術中の痛みの抑え方がさまざまあり、別料金になりますが麻酔や麻酔クリームなどが使用可能です。

痛みを避けたい場合、どんな麻酔を取り扱っているクリニックなのか、その費用についてもチェックが必要です。

特に痛みを感じやすい人にとっては、敏感な脇やVIOラインを脱毛する場合、痛み対策があるクリニックにかかることは外せない選択といえます。

他にも、施術の日には万全の体調に整えておく、注意事項を守るなど、自身でもできる範囲で努力して、少しでも快適な施術に繋げましょう。

施術後のケアについて

施術は熱を照射するので、脱毛後は一時的に肌が乾燥したり、発赤したりして敏感になっています。

施術後はいつもより丁寧に保湿ケアをしたり、日焼け対策をしたりして、次の施術までに肌をしっかりと整えましょう。

ダメージが残ったままの肌を放置すると、肌荒れなどのトラブルを引き起こす原因になります。

そのほか、施術当日は入浴や運動など、血行がよくなるような行動は肌の炎症を悪化させるため、なるべく安静に過ごしましょう。

元に戻したいとき

脱毛が完了すると元の状態に戻すのは難しいため、後悔のないように施術前にしっかりと検討しましょう。

毛が生える状態に戻すのは難しいですが、ウィッグという方法で、一時的に見た目のみを戻す方法はあります。

つけヒゲなどは2,000~3,000円で用意が可能で、アンダーヘアにもウィッグがあり、こちらは数千円から4万円と、価格帯に幅があります。

最低限の箇所だけ脱毛して、自分で手入れができる部分は残すなど、カウンセリングでアドバイスを求め、後悔のない施術を受けましょう。

全身脱毛のメリット

全身脱毛 デメリット

全身脱毛のデメリットはお話しましたが、もちろんメリットもおおいのが人気の理由です。

最後に、全身脱毛のメリットを紹介します。

自己処理要らずで肌がキレイになる

脱毛前に行っていた自己処理をする必要がなくなると、カミソリに負けたり毛を抜いたりして起こしていた炎症や乾燥、処理後のポツポツなどの心配がいらなくなります。

産毛が生えなくなったり細くなったりするため、毛穴も引き締まりやすくなり、特に顔の場合は毛穴に汚れが溜まりにくくなるうえ、化粧ノリもよくなります。

ワンランク上になった肌の状態は、基礎化粧品の浸透力も上がるため、さらなる美肌を目指せます。

自分でできない箇所が脱毛できる

自己処理では手の届く箇所とそうではない箇所で処理の差が出てしまい、悩みの種となります。

全身脱毛なら手の届きにくいところも、自分では処理の甘かったところも、すべて脱毛してくれるため、その後の手間が省けます。

場所による手間や処理結果の違いに悩まされることがなくなるため、素肌の露出が多い夏も、背中など手が届かない箇所に対する人の視線を気にしなくてよくなります。

部分脱毛よりコストパフォーマンスがいい

部分脱毛で気になる部位を施術していると、その部位がどんどんきれいになっていくので、他の部位も脱毛するべきか悩んでしまう場合があります。

『わきの下やVIO(デリケートゾーン付近)だけ脱毛する』などの部分脱毛は単品感覚で払いやすく感じますが、後になってあれやこれやと部位を追加していくよりも、セット料金で全身脱毛を選んだ方が結果的にお得です。

あとあと施術を追加してだらだらと長い期間をかけるよりも、最初から全身脱毛にした方が一気に脱毛できるため、時間もお金も無駄に遣う必要がありません。

全身脱毛のプランについてはこちらの記事にも詳しく紹介されています。

全身脱毛の範囲って一体どこまで?プランを徹底解説!

体臭改善

脱毛で体毛が減ると、汗で蒸れたり雑菌が増えたりしなくなるので、体臭が改善されます

夏になるとより出回る制汗剤は直接肌に届き、汗拭きシートは毛が邪魔しないため肌をしっかりと拭けるようになります。

脱毛が原因でワキガになったり悪化したりすることは基本的にありませんが、脱毛するとかいた汗が服につきやすくなるため、汗取りパットなどを上手に使って対策する必要はあるかもしれません。

毛が生えていたころに比べると毛穴の汚れが落としやすいので、しっかり洗うことでより匂いを防げるのもメリットです。

介護者の負担を軽減できる

『介護脱毛』を希望するお年頃の人が最近増えています。

VIOを脱毛しておくと、要介護状態になった場合、下の世話をしてくれる介護者の手間がかなり軽減できるうえ、清潔さも保ちやすくなるため、介護される本人の肌トラブルの回避にも繋がります。

脱毛は、見た目の美しさだけではなく、介護してくれる人に対しての気遣いという、生き方の美しさのひとつにも繋がる施術といえます。

まとめ

ホルモンバランスが崩れる、ワキガになる、などと噂されることもある全身脱毛ですが、医学的根拠から見てもそのような事実はありませんし、デメリットも紹介した通り、多くが工夫や努力で軽減が可能であるということが分かって頂けたと思います。

いくつかあるデメリットを踏まえたうえで、補って余りあるメリットも併せ持つ全身脱毛を、ぜひ検討してみてください。

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