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エラボトックスのダウンタイムは短い!ダウンタイムの症状や過ごし方を解説

ボトックス ダウンタイム

エラボトックスは、歯ぎしりや食いしばりを改善させる治療だけではなく、メスを使わずに小顔効果が得られるとして人気が高い美容医療メニューの1つです。

エラボトックスは、ダウンタイムが短く副作用が出る可能性も比較的低いとされていますが、どのくらいダウンタイムとして過ごす必要があり、万が一、副作用が出た場合はどのような症状が考えられるのでしょうか。

今回は、エラボトックスのダウンタイム、ダウンタイム中に出る症状を中心に、ダウンタイムに避けるべき行動について詳しく解説します。

エラボトックス治療のダウンタイムは短い

ボトックス ダウンタイム

エラボトックスは、タンパク質の一種であるボツリヌストキシンを咬筋と呼ばれる筋肉に注入することで、発達した筋肉を萎縮させエラのハリを改善させます。

エラボトックスは、エラが張っている原因が筋肉の過剰な発達である場合に効果を発揮し、メスを使わずに小顔効果を得られるとして人気があります。

また、エラボトックスが人気である理由は他にもあり、エラボトックスの施術はボトックス製剤を咬筋に注入するだけであるため、施術時間が短いだけではなくダウンタイムが施術後2日〜3日と短い期間で済みます。

副作用が起きるリスクも少ないので、初めて美容医療を受ける方にも人気が高いメニューです。

エラボトックスの効果が安定するのは治療後約2週間

エラボトックスは、注入後すぐに効果が現れるわけではなく施術を受けた3日後くらいから少しづつ効果を感じはじめ、2週間前後で効果が安定します。

大切な予定のためにエラボトックスの施術を受けたいと感じている方は、予定の2週間前くらいに施術日を設定しておくと良いでしょう。

また、筋肉を萎縮させる効果が持続する期間は約半年とされていて、1回の施術で半永久的な効果を得ることはできません。

そのため、効果を持続させたい場合は、4ヶ月ほど施術間隔を空けて継続してボトックスを注入し続ける必要があります。

たまに、効果をすぐに得たいからといって注入量を増やしたいと思われる方がいますが、ボトックス治療は注入する量のよって仕上がりが左右されるだけではなく、副作用のリスクにも関係しているので非常に重要なポイントになります。

注入量を増やしすぎると、表情に違和感などが生じてしまい日常生活にも影響がでてしまう可能性があるので注意が必要です。

エラボトックスを打つ際は、ご自身のエラの状態によって医師の判断に従い、注入する量や注入する場所を決めましょう。

ボトックスやエラボトックスの効果について詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

ボトックスで得られる10の効果と副作用や経過を紹介

エラボトックスは一回だけでも効果がある?長持ちさせるコツを紹介

エラボトックスのダウンタイム中の症状

ボトックス ダウンタイム

前項で、エラボトックスのダウンタイムが短く、副作用が起こるリスクも少ないと解説しましたが、副作用のリスクが全くないわけではありません。

副作用がでても症状が数日程度で治まる軽いものから、ダウンタイム中の過ごし方によっては症状を悪化させてしまうものもあるため、エラボトックスが初めての方でも受けやすい美容医療だからといって、安心しすぎてはいけません。

ここからは、エラボトックスのダウンタイム中の起こる可能性がある症状について、詳しく解説しましょう。

硬いものが噛みづらい

エラボトックスは、エラ部分にある咬筋と呼ばれる筋肉にボトックスを注入し、筋肉を萎縮させて小顔効果を得る美容医療です。

咬筋は、食べ物を咀嚼するときに使用する筋肉であるため、一時的ではありますが、ボトックス治療を受けた後は食べ物を食べづらかったり硬いものを噛みづらかったりする場合があります。

萎縮した筋肉に慣れていけば噛みづらさを感じることもなくなるため、この症状がでても心配する必要はあまりありません。

また、エラボトックスは口周りの筋肉の働きを抑制できるため、食いしばりや歯ぎしりの改善治療にも使用されます。

治療目的によっては、ボトックスの効果を持続しやすくするために硬い食べ物を控えるなど食事内容を制限されることがあります。

顔がひきつる

エラボトックスを打つことで今までよりも筋肉が動かしづらくなる場合があるため、顔がひきつる可能性があります。

特に、注入量が多いときに一時的に顔のひきつりや表情が固まりやすいと感じることが多いですが、通常は治療後3日程度で症状が治まります。

しかし、注入する場所や注入量がご自身に合っていないと、表情が固まりすぎて違和感を感じたり、思うように顔が動かせなくなったりする場合もあります。

注入量などは医師の技術によって左右されるため、万が一、顔がひきつる症状が数日経っても改善されない場合は、診察を受ける必要があるでしょう。

内出血

エラボトックスは注射を使用するため、針を刺した部分に内出血を起こす可能性があります。

エラボトックスで使用される針は極細のものが多いため内出血が起こることは稀ですが、内出血になっても数日程度で症状は緩和されていきます。

また、エラボトックスを注入する場所は目立ちにくく、内出血が起きてもコンシーラーなどでカバーできるため、日常生活に支障が出ることは少ないでしょう。

しかし、内出血が酷くなりアザのような状態になることも考えられるため、内出血が数日経ってもひかない場合は、治療が必要となる場合もあります。

腫れ

エラボトックスを打つと、一時的に患部が腫れてしまうことがあります。

せっかく治療をエラを改善させる治療を受けたのに、逆に腫れてしまうと「治療が失敗したのでは?」と感じてしまう方も少なくありませんが、基本的に腫れは数日経つと徐々にひいていくため、心配する必要はありません。

明らかに腫れが長引いている場合や、異常な腫れ方をしている場合は、医師に相談をしましょう。

アレルギー反応がでる

ボトックスは注入してもアレルギー反応が出にくいといわれていますが、稀に、ボトックスの治療を受けてアレルギーを発症してしまうことがあります。

アレルギー反応を起こしている症状として、痒みや赤み、腫れなどが考えられますが、アレルギー反応を起こしても症状自体は軽いものが多いため、そこまで気にする必要がない場合が多いです。

しかし、どのアレルギーでもいえることですが、人によっては重症化してしまう可能性があるため、気になる症状が続く場合はアレルギーテストをすると安心でしょう。

エラボトックスのダウンタイム中に控えるべき行動

ボトックス ダウンタイム

ここまでエラボトックスのダウンタイム中に発症する可能性がある症状について解説しましたが、ダウンタイム中の過ごし方に気をつければ副作用などのリスクを抑えることができます。

エラボトックスのダウンタイム中に控えるべき行動として、下記の5つが挙げられます。

  • 激しい運動をする
  • 長い入浴やサウナに入る
  • 飲酒をする
  • マッサージをする
  • 寝る姿勢に注意

ボトックスは熱に弱く、熱が加わってしまうと効果が半減してしまう可能性があります。

そのため、激しい運動や長時間の入浴、サウナ、飲酒など、必要以上に体温を上げてしまうと得られるはずの効果をしっかりと実感できない場合も考えられます。

また、体温を上げる行動は血行をよくするため、内出血や赤み、腫れなどを引き起こす原因にも繋がるため、施術後3日前後激しい運動や長時間の入浴、サウナ、施術当日は飲酒を控えると副作用のリスクを回避しやすくなります。

また、ボトックスを注入した箇所をマッサージしたり、施術後すぐに寝てしまったりすると、注入したボトックス製剤が分散する可能性があるため、効果が効きづらくなるだけではなく、萎縮させたくない筋肉に効果を発揮してしまう可能性も考えられます。

寝る姿勢も横向きで寝てしまうとボトックス製剤が移動することも考えられるため、なるべく仰向けで寝ましょう。

エラボトックス注入後のメイクも気をつけて!

エラボトックスは、クリニックによっては治療を受けた後すぐからメイクが可能である場合があります。

メイク自体、ボトックスの効果や副作用などに影響を及ぼすものではありませんが、メイクをするときに患部を擦ったり圧迫してしまうと、内出血などの症状を引き起こしやすくなります。

そのため、エラボトックスを受けてすぐメイクをすることは可能ですが、なるべく刺激を与えないように患部を避けてメイクをすると安心です。

また、帰宅後にシャワーを浴びる場合もぬるま湯でなるべく患部に当てないようにしたり、スキンケアをするときも擦らないように注意しましょう。

エラボトックスを失敗しないための対策方法を詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

エラ ボトックスの失敗例とは?4つの対策を紹介

エラボトックスって老けるの?小顔になるメカニズムや注意点も紹介

まとめ

今回は、エラボトックスのダウンタイムについて解説しましたが、いかがでしたか?

エラボトックスはダウンタイムが短く副作用のリスクも少ないため、初めて美容医療を受ける方にもおすすめできる治療メニューです。

しかし、ご自身のエラの状態や注入するボトックスの量などによっては、腫れなどの症状が出る可能性もあり、万が一、症状が出た場合に悪化させないためにもダウンタイム中は安静に、そして、医師に指示された行動は控えるように心がけましょう。

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