白玉点滴(白玉注射)は本当に効果ある?リスクや副作用・継続する重要性について解説
白玉点滴は「透明感のある肌になりたい」「憧れの芸能人のように肌を白くしたい」などの願いを叶える美容点滴として人気です。
日本の芸能人だけでなく、海外セレブやK-POPアイドルも定期的に受けているといわれ、某有名セレブの肌が白くなった秘密として、メディアでもたくさん取り上げられています。
とはいえ、白玉点滴は本当に効果があるのか、気になっている方も多いことでしょう。そこでこの記事では、白玉点滴の効果やリスク、副作用などについて詳しく解説していきます。
白玉注射を検討している方や、透明感のある肌になりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
白玉点滴(白玉注射)は本当に効果ある?効果ないという噂の真相は?
白玉点滴(白玉注射)とは、別名グルタチオン注射と呼ばれる美容医療の施術です。そしてグルタチオンは、もともと私たちの体の中にある物質で、肝臓などで生成される抗酸化物質のことです。グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸を主成分としています。
皮膚や肝臓、目の水晶体や角膜などに多く含まれていますが、20代をピークに減少していくため、外側から補わなければ増えることはありません。
白玉点滴は、このグルタチオンをダイレクトに体に行き渡らせることができるので、強力な解毒作用と抗酸化作用によって、お肌のお悩みや肝臓機能などへの効果が期待できるのです。
ここでは、白玉点滴の効果と白雪点滴との違いについて解説していきます。
白玉点滴の効果とは
以下は、白玉点滴に期待できる効果です。
- 美白
- シミや肝斑の改善・予防
- 肌の透明感アップ
- ニキビ痕の改善
- エイジングケア
- 免疫力向上
- 肝機能の改善
- 疲労やストレスの回復
- 貧血改善効果
- 眼精疲労の改善
グルタチオンには、メラニン色素の生成を抑制する作用があるため、シミや肝斑を改善し、肌をトーンアップさせるなどの美白効果が期待できます。
クリニックによって含間れる成分は異なりますが、ビタミンCなどを強化した白玉点滴では、美白だけでなく毛穴や赤ら顔などに対しても効果を発揮します。
また、蕁麻疹や湿疹、皮膚炎などのアレルギー疾患や二日酔い、慢性疲労、ストレスの改善が期待できるなど、白玉点滴は免疫力や肝臓の解毒作用の向上も可能です。
造血機能促進効果もあるので、貧血への効果も期待できます。ただし、貧血に対してはきちんと専門的な治療を受ける必要があるでしょう。
なお、白玉点滴はさまざまな美容医療と組み合わせることができます。内服外用薬や飲む日焼け止め「ヘリオケア」との併用もおすすめです。こちらで詳しくご紹介しているので、ぜひ参考になさってください。
→出来てしまったシミに効く薬とは?内服薬と外用薬、併用がオススメの施術も紹介
→飲む日焼け止めとは?皮膚科でもらえる「ヘリオケア」と同時におすすめできる施術と紫外線について紹介
白玉点滴と白雪点滴との違い
白玉点滴のことをインターネットで調べると、白雪点滴という言葉がヒットすることもありますが、これら2つの違いが気になっている方も多いのではないでしょうか。
白雪点滴は、グルタチオン以外に老化の促進を緩やかにする「a-リポ酸」や「ビタミンB群」などを配合した大手美容外科クリニック独自のメニューのことです。
白玉点滴はクリニックによってさまざまな成分を配合していることが多いので、自身の求める効果が得られるものを選ぶようにしましょう。
また、白玉点滴とよく似た施術に「白玉注射」がありますが、こちらは白玉点滴と比べて効果に大きな違いはありません。施術にかかる時間は白玉点滴の方が長いものの、多くの量を一度に体内へ注入できるので、効果を長続きさせたい方は白玉点滴を選びましょう。
ちなみに、市販のグルタチオンサプリとの違いは、吸収できるグルタチオンの量と体内へ吸収するまでの時間です。点滴や注射は直接グルタチオンを血管に注入するため、高濃度のまま素早く体内に吸収できます。
幹細胞注射や他の施術との違いについて、詳しくはこちらでご紹介しています。
→幹細胞注射・点滴の費用はどれくらい?他の美容医療との比較も紹介
白玉点滴(白玉注射)は体に悪い?リスクや副作用はある?
美肌や美白効果が期待できる白玉注射は、肌の透明感を求める方におすすめの施術です。しかし、体内に直接注入するため、実際に受けるとなると本当に安全なのか、リスクや副作用はないのか気になってしまうことでしょう。
そこでここでは、白玉点滴(白玉注射)のリスクや副作用、白髪が増えるという噂についてご紹介します。
白玉点滴(白玉注射)のリスク・副作用とは
以下は、白玉点滴(白玉注射)で生じる可能性がある症状です。
- 発疹
- 吐き気
- 熱感
- 疼痛
- 赤み
- 内出血
白玉点滴の主成分であるグルタチオンは、体内で作られる成分です。
つわりや妊娠中毒などの妊婦さんに対しても行える施術であるため、白玉点滴を受けることで副作用が現れることは基本的にありません。吐き気や頭痛、めまいなどが起こることもあるようですが、これらの症状が現れるのはごく稀です。
腕の血管が細い場合、点滴が体内に入っていくときに痛みを感じることがあります。点滴痛を感じた場合は、点滴のスピードを落としてもらいましょう。
また、針で刺したことによって痛みを感じる可能性があります。施術後に内出血が生じることもありますが、時間が経過するとともに自然と消えていくので心配しなくても大丈夫です。
白玉点滴で副作用が出たとしても、軽症であることがほとんどなので、安心して受けられるといえるでしょう。
ただし、稀にグルタチオンやビタミンなどの成分に対してアレルギー反応を示す場合もあります。特に初回の施術後は安静にし、しばらく様子をみて過ごすことをおすすめします。
G6PD欠乏症や高度腎障害などの持病がある場合は、白玉注射に含まれるビタミンCによって副作用が現れる可能性もあるので、一度かかりつけの医療機関へ相談してから白玉点滴を受けるようにしてください。
白玉点滴(白玉注射)で白髪が増えるという噂は本当?
今のところ、白玉点滴で白髪が増えるという症例やエビデンスはありません。
むしろ、白玉点滴には髪の成長に欠かせないアミノ酸を豊富に含むグルタチオンや、頭皮の血流を改善する作用があるビオチンも含まれているため、髪のハリ感やツヤが増したり白髪を予防したりする効果が期待できます。
ではなぜ白玉点滴で白髪が増えるといわれているのかというと、グルタチオンの強力な抗酸化作用によってメラニンの生成が抑制されることで、黒髪の素となるメラニンが頭皮に行き渡らなくなるのではないかと思われているからのようです。
また、白玉点滴を受けると輸血や献血ができなくなるなどの制限もありません。安心して施術を受けてください。
白玉点滴(白玉注射)は継続が重要
白玉点滴は効果なしといわれることもありますが、即効性はないことからその方にいわれているようです。
基本的に、白玉点滴で美肌や美白効果を実感するには、数回以上の施術が必要です。施術後にターンオーバーを経て効果を実感できるようになるため、最初のうちは効果がないと感じてしまうのでしょう。
疲労回復効果やデトックス効果は1回でも効果を実感できるものの、一般的に1〜2週間に1回の頻度で5〜10回以上継続して施術を受けることで、肌の透明感が増すなどの効果を実感できるといわれています。
白玉点滴を開始して8回目くらいまでには、眼に見える効果を実感できるようになるでしょう。効果が出たあとも、月に1〜2回のペースで定期的に施術を受けると、白く美しい肌をキープできます。
ただし、効果を実感するまでの期間や回数には個人差があるため、医師とよく相談しながら最適な施術を受けるようにしましょう。
なお、ダリア銀座スキンクリニックでは、3つのプランから選択できる美容医療サブスクリプション(月額定額プラン)をご用意しており、高品質な白玉点滴もお選びいただけます。
定期的に医師が診察し、最適な治療間隔やメニューをご提案いたしますので、継続して白玉注射を受けたい方は、ぜひご利用ください。
当院の白玉点滴についての詳しい情報は、こちらのページからご覧ください。
→白玉点滴
まとめ
白玉点滴(白玉注射)の効果やリスク、副作用などについて詳しく解説しました。
白玉点滴(白玉注射)は、体の内側から肌を白く美しくする施術です。血管に直接グルタチオンを注入することで、顔への効果だけでなく全身の美白やアンチエイジング効果を得られます。
また、免疫力を高める効果や肝機能の働きをサポートする効果も期待できるので、健康を維持したい方や二日酔いになりやすい方にもおすすめです。
効果を実感するには、1〜2週間おきに6〜10回の施術を受けることが推奨されています。効果を感じ始めてからも、1ヶ月に1回程度の頻度で受けると、美しい肌と健康を持続させられるでしょう。
白玉点滴が気になっている方は、ぜひ本記事を参考に透き通るような白い肌を手に入れてくださいね。