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出来てしまったシミに効く薬とは?内服薬と外用薬、併用がオススメの施術も紹介

シミに効く薬

スキンケアを頑張っていても、すでに出来てしまったシミを消すことはなかなか難しく、ファンデーションやコンシーラーでシミを隠しているという方も多いですよね。

しかし、毎日のこととなるとメイクでシミを隠すのも億劫になることや、温泉などに行ってメイクを落としたときもシミのない綺麗な肌になりたいと願う方は大勢います。

そんなとき頼りたいのが、出来てしまったシミに効く薬です。

薬として処方されるものは、内服薬と外用薬があるため、それらを1つずつご紹介していきます。さらに、併用して行うと効果的な施術もご紹介するので、シミに悩んでいる方、シミを消したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

シミができるメカニズム

シミに効く薬をご紹介する前に、簡単にシミができるメカニズムを解説します。

肌の一番外側にある表皮には、シミの原因となるメラニンを生成するメラノサイトが存在します。紫外線を浴びると、このメラノサイトがメラニンを生成します。そして、造られたメラニンは表皮の細胞に受け渡され、皮膚の表面に現れます。

通常は、皮膚のターンオーバーによって垢などと一緒にメラニンも剥がれ落ちるので、元の色に戻るのですが、「メラニンが過剰に作られる」ことや「ターンオーバーが正常に働いていない」ことが原因で、メラニンが蓄積されていってしまうと、シミとなって表面に現れます。

出来てしまったシミに効く皮膚科で処方される内服薬

シミに効く薬

出来てしまったシミの治療として多く使用されるのが、内服薬治療です。内服薬として処方できるのは、シナール、トラネキサム酸、ユベラ、ハイチオールとなっています。まずは、内服薬についてそれぞれ詳しくご紹介します。

シナール

シナールは、ビタミンCの体内吸収をよくするためにパントテン酸が配合されているビタミン剤。シナールを服用すると、効率よくシミの抑制や還元をし、肌のハリを出すといった効果が見込めます。

メラニン色素の形成を抑制する効果があり、シミ、そばかすのケアに最適です。シナールは、妊娠中や授乳中でも使用できる服用薬となっており、安全性が高いのも特徴です。

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トラネキサム酸

トラネキサム酸は、紫外線によるメラニン生成を抑制する力があり、まだ表面に出てきていないシミを予防することも可能。

血液を凝固させてアレルギー反応や炎症を抑える作用もあるため、色素沈着でできてしまったシミやニキビ跡などの改善にも効果が高い服用薬です。

とくに肝斑への効果が高いことで知られている薬で、メラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を抑制しシミをできにくくしてくれます。

ユベラ

ユベラはビタミンEを主成分とする薬で、代謝の促進作用によって、シミやそばかす、肝斑の改善が可能となります。

皮膚の代謝がよくなることによって、ターンオーバーが促進されて皮膚の表皮の間「基底膜」で生成されたシミが表皮の表面へ排出されていきます。

そのうえ、紫外線などの外的ダメージから皮膚を保護する抗酸化作用を持ち合わせているため、シミのできにくい肌へと導かれていきます。

ハイチオール

ハイチオールは、L-システインを中心に、ビタミンCとパントテン酸が配合されている薬です。L-システインは必須アミノ酸の1つで、抗酸化作用によって新陳代謝を促進させてターンオーバーを正常化する作用と、メラニン色素の抑制や生成されたメラニンを体外へ排出する作用によって、シミ対策やシミの改善に効果的。

また、ビタミンCはメラニンの生成を抑制する作用に加えて、蓄積したメラニンを薄くする作用もあります。パントテン酸は幅広い食品に含まれるビタミンB群の1つで、L-システインやビタミンCの体内吸収をサポートする効果が期待できます。

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タチオン(グルタチオン)

タチオン(グルタチオン)は、体内でも合成される栄養成分の一つですが、20代をピークとして加齢とともに減少していきます。

強力な抗酸化作用があり、アンチエイジングや美白効果が期待できるほかにも、糖尿病や高脂血症、肝機能改善による二日酔い、妊娠中のつわり、生活習慣病の予防、体内毒素を排出するなどさまざまな効果があります。

出来てしまったシミに効く皮膚科で処方される外用薬

シミに効く薬

内側から内服薬によって栄養を与えてあげることと同時に、外用薬で外側からもケアすることで、より高い効果が期待できます。

ここからは、出来てしまったシミに効く外用薬をご紹介します。

ハイドロキノン

ハイドロキノンとはイチゴや麦芽、コーヒーや紅茶などにも含まれている天然の成分で、古くから美容に効果があるとして注目されています。

ハイドロキノンはメラノサイトに作用することで、メラニンの生成を抑制し、改善や予防をすることができます。

しかし、ハイドロキノンは濃度が高いほど強力に作用する外用薬ですが、副作用のリスクも高くなり、肌の赤みや白斑の症状が出やすいことから、治療中は肌のチェックをこまめに行う必要があります。

トレチノイン

トレチノインはビタミンA誘導体の1つで、ビタミンAの約50~100倍の活性を有していて、アメリカではニキビやシワの治療薬としてFDAに認可されている外用薬です。

トレチノインを使用することで、肌のターンオーバーが促され皮膚細胞の分裂、増殖を促すため皮膚の深い層にあるメラニンも押し出されていきます。

トレチノインを塗布すると、A反応と呼ばれる副作用によって、ポロポロと皮膚が剥がれるようになり、痒みや赤み、乾燥症状などが起こるケースも。しかし、多くの場合は数日経つと症状が改善します。

トレチノインは、ハイドロキノンと併用することで、高い効果を発揮するといわれています。トレチノインで肌のターンオーバーを促進し、ハイドロキノンで新しいメラニンが生成されることを防止することができます。

美容医療の施術も併用

シミに効く薬

シミの治療は、内服薬や外用薬を使用しながら美容医療の施術も併用することで、より高い効果を発揮します。

ここからは、美容医療の施術について詳しくご紹介します。

白玉点滴

白玉点滴は、美白効果の高いグルタチオンを主成分とする美容点滴。グルタチオンは以下の3つのアミノ酸からできています。

  • グルタミン酸…成長ホルモンの分泌を促進、免疫力のアップ
  • システイン…メラニンの生成を抑制、ターンオーバーの正常化
  • グリシン…コラーゲンの生成、手足の血行促進

グルタチオンの効果によって皮膚のメラニン色素を排出し、肌のターンオーバーを正常化することで、肌のトーンが明るくなり、内側から肌質を改善させることができます。

さらに、エイジングケアや抗アレルギー作用、デトックス効果などもあるため、肌質を改善させたり肌の老化を防いだりする効果も期待できます。

レーザーフェイシャル

レーザーフェイシャルは、比較的弱いパワーのアレキサンドライトレーザーによって、顔全体にレーザーを照射してシミを改善させる治療です。皮膚の表面のメラニンを取り除き、細かいシミやそばかす、肝斑などを改善させます。

さらに、顔の脱毛効果や毛穴の開き、ニキビ予防効果などもあることから、さまざまなお悩みがある方にオススメできる施術です。

照射時に痛みを和らげる冷却ガスが装備されていることから、痛みや肌への負担を抑えることもできるのが特徴です。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、肌に薬剤を塗布して肌のターンオーバーを整える効果があります。薬剤を塗布することで表皮の表面にある古い角質や汚れを取り除き、新しい皮膚の生成を活性化させるのです。

薬剤によって皮むけが起こることがあります。数日で治まることが多いため、5~10日ほどは皮むけが起こると考えてスケジュールを立てるようにしましょう。

以下は、シミ治療にオススメのケミカルピーリングです。

  サリチル酸マクロゴール レチノールピール
痛み ほとんどなし ほとんどなし
ダウンタイム ほぼ副作用なし 乾燥、皮むけ、ヒリヒリ感が2~10日ほど
治療間隔 1ヶ月に1回ほど 1ヶ月に1回ほど

ケミカルピーリングについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

ケミカルピーリングの効果と4つの種類を徹底解説

トリニティプラス

トリニティプラスは、シミだけではなくしわやたるみ、毛穴といったあらゆる肌トラブルにトータルで働きかける多機能な美肌治療器。高い治療効果でありながら即効性のある治療で、痛みやダウンタイムがほぼないため、手軽に受けられる治療です。

SRアプリケータ、モチーフIRアプリケータ、サブライムアプリケータの3種類のアプリケータによって、さまざまなお悩みにアプローチ。

シミへの照射はSRアプリケータによる光エネルギーと高周波エネルギーを組み合わせた施術がオススメ。光エネルギーがメラニン色素に反応してシミを薄くしながら、真皮層も活性化するのでコラーゲンの生成も促され、肌の内側からハリや弾力をもたらします。

トリニティプラスについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

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トリニティ・プラスの治療は2回目以降でも効果はある!複数回の治療がお得な理由とは

トリニティ・プラスのメリット・デメリットを徹底解説!受けるべき人の特徴とは?

手軽にケアしたい!市販薬を選ぶときのポイント

ここまで美容皮膚科などで処方できる薬を中心にご紹介してきましたが、ドラッグストアなどで購入できる市販薬でまずはシミのケアをしたい!という方もいらっしゃいますよね。

効果的にシミのケアをするためには、市販薬を選ぶときのポイントを押さえておきましょう。

ここからは、市販薬でシミに効く薬を選ぶときのポイントをご紹介します。

どのような成分が含まれているか

シミに効く市販薬には、以下のような美白有効成分が含まれていることを確認しましょう。

  • L-システイン……メラニンの排出を促す
  • ビタミンC……メラニンを無色化して産生を抑制する
  • トラネキサム酸……メラニンの産生をブロックする

市販の薬は、クリニックで処方されるものと比べると有効成分の含有量が少ないケースもあるため、成分表をよく確認し、どの程度の有効成分が含まれているかをチェックすることも重要です。

他の製品と比べるなどして、極端に少ない場合は効果を実感できないことも考えられるため、注意して確認してみましょう。

シミ以外に効果があるか

シミに対する効果はもちろんのこと、疲労回復効果や抗炎症効果など、どのようなプラスアルファが期待できるのかも、市販薬を選ぶ際のポイントとなります。

さらに、ビタミンB2やB6、ビタミンE、ビタミンB3などは、美白有効成分の働きをサポートしてくれる成分です。しみに対する効果を最大限に感じるために、参考にしてみてください。

医薬品の表示があるか

パッケージに「医薬品」の表示があるかを必ずチェックするようにしましょう。医薬品の表示がないものは、薬ではなくサプリメントです。サプリメントはどの程度有効成分が配合されているかが不明確なうえに、効果や効能が認められていない成分が含まれている可能性があります。

第2類医薬品や第3類医薬品と記載されている、国に効果、効能が認められている成分が含まれるものを選ぶようにしましょう。

まとめ

出来てしまったシミに効果のある薬は、美容皮膚科などで処方してもらうことができます。自分の肌トラブルにはどの薬が合っているのか、しっかりカウンセリングや診察をしたうえで医師の判断のもと処方してもらった薬を服用することをおすすめします。

今回ご紹介したように、シミの種類によっては外用薬を一緒に使う方がよい、美容医療の施術を受けたほうが早く治るなど、予算を考えながら医師と相談してみてくださいね。

また、クリニックに通院する前に自分で市販薬を試してみたい!と考えている方は、含まれている有効成分の確認や、医薬品の表示があるかなどをよく確認し、比較して購入するようにしましょう。

シミに悩んでいる方、シミを消したいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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