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アートメイクのデメリットとは?医療機関で受けないリスクも紹介

アートメイク デメリット

SNSなどで話題のアートメイクは、とくに眉への施術が人気となっており、近年施術を受ける方が増えています。

眉以外にも、リップ、アイライン、ヘアラインなどの施術が可能で、メイクをしているかのような仕上がりからナチュラルなものまで、自分の好みに合わせてデザインを選ぶことも可能。

そんなアートメイクですが、さまざまなメリットがある反面、デメリットを気にして施術を受けるか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、アートメイクのデメリットと医療機関で受けないリスクについてご紹介します。施術を検討するにあたって、デメリットを正しく理解しておくための参考にしてみてください。

アートメイクとは

アートメイク デメリット

アートメイクは、皮膚の表皮へインクを挿入していく医療行為のことで、よくタトゥーと同じでは?という疑問を持つ方がいらっしゃいますが、タトゥーは真皮層にインクを入れて着色していくという点に違いがあります。

アートメイクを施すことで、メイクをしていなくてもすっぴんに自信がもてる、メイクの手間が省けることで朝の時短ができるなど、さまざまなメリットを感じられる施術です。

とくに眉(アイブロウ)への施術に関しては、眉毛が薄いことをコンプレックスに感じている方や、左右対称の眉を描くのが苦手という方が施術を受ける傾向にあります。

施術可能な箇所は「眉毛(アイブロウ)」「アイライン」「リップ」「ヘアライン」などで、目的やお悩みに応じてデザインを細かく設定することができるのが特徴です。

アートメイクは美容の分野だけではなく、全身脱毛症や頭部に傷跡を負ってしまった方などに対して医療の分野でも活躍する施術です。

アートメイクのデメリット

アートメイク デメリット

アートメイクを受けようと考えたときに、気になるのはメリットだけではなくデメリットなのではないでしょうか?

デメリットを把握したうえで施術を行えるよう、ここからはアートメイクのデメリットについて詳しくご紹介します。

2~3回の施術が必要

アートメイクの施術は、2~3回行う必要があります。とくに、初めてのアートメイクを受ける方は肌と染料がなじみづらいという理由から、複数回の施術が推奨されています。

そのため、ほとんどのクリニックで1回の料金だけではなく「2回セット」や「追加施術」という料金設定が行われています。

クリニックでカウンセリングを受ける際に、何回施術をしたらいいかということや料金を確実に把握しておき、予算の中で施術が行えるよう計算しておくとよいでしょう。

1~2週間のダウンタイムがある

アートメイクの施術を受けたあとは、1~2週間のダウンタイムがあります。ダウンタイムとは、美容医療の施術を受ける際に回復するまでにかかる期間のことです。

ダウンタイムの期間には個人差がありますが、ダウンタイム中は施術箇所に触れないようにする必要があるため、洗顔やシャワーの際に保護するなどの処置が必要です。

施術箇所は、傷がかさぶたとなり時間の経過とともに自然と剥がれていきます。かさぶたが剥がれたら綺麗に色素が馴染むので、数日間はスケジュールの調整が必要になります。

ダウンタイムや洗顔について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

アートメイクの部位別ダウンタイムの症状とアフターケアについて紹介

アートメイク後の洗顔の仕方とは?3つのポイントと化粧について紹介

施術は痛みが生じる可能性がある

アートメイクは針を使用して色素を注入していく施術です。そのため、施術中に針を刺したことによる痛みが生じるケースも。

ほとんどの場合はチクっと感じる程度の痛みで、我慢できないほど痛いということはありませんが、痛みの感じ方には個人差があるため、痛みが不安という方も多いです。

ただし、一般的にクリニックでアートメイクの施術をする際は、表面麻酔を塗布してから施術が行われるため、痛みが不安だという方もカウンセリングでしっかりそのことを伝え、施術中も医師や看護師による配慮をお願いしておくとよいでしょう。

1~3年で薄くなって消えてしまう

前述したように、アートメイクは施術をしてから1~3年は消えない施術ですが、この期間は人によっては「消えてしまう」ことをデメリットに感じることもあるでしょう。

さらに、よく運動をして汗をかく方やサウナが好きだという方、脂性肌の方は通常よりもターンオーバーが早まり、アートメイクが消えるスピードが速くなってしまうことも。

アートメイクを長持ちさせるためには、ダウンタイム中に適切なケアを行うことや、ターンオーバーの周期を正常に保つために肌荒れなどに気を付けることが重要です。

アートメイクを長持ちさせるコツについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

アートメイク部位別の持ち&持続期間を長持ちさせる方法!薄くなったらどうする?

簡単に除去できない

アートメイクが1~3年で消えてしまうということは、裏を返すとその期間は簡単に除去できないということになります。

そのため、クリニックで行う事前のデザインが非常に重要となるのです。希望に沿ったデザインでありながら、自分の骨格なども視野に入れたデザインを担当者としっかりすり合わせる必要があります。

また、流行りの眉などを取り入れてしまうと、消えるまでに流行が変わってしまい後悔するという可能性もあるため、注意が必要です。

アートメイクの除去については、こちらの記事もご覧ください。

アートメイクを除去する方法とは?費用とデメリットを紹介!

染料によってMRIが受けられない可能性がある

アートメイクは染料によってはMRIが受けられない可能性があります。MRIが禁止されている染料は、アートメイクをした場所が発熱したり、やけどを負ったりするという事例が報告されています。

その理由として、染料に含まれる微量な金属が電流に反応してしまうことが挙げられます。

ダリア銀座スキンクリニックで使用している染料は、アメリカのFDAに認可された安全な染料であるうえに、MRI検査やレントゲンなどすべての検査を受けることができます。

しかし、検査を受ける際にアートメイクの有無を確認されるため、必ず医療機関へ報告し、指示に従う必要があります。

施術前後に他の美容医療を受けられない

アートメイクの施術をした前後には、他の美容医療を控える必要があります。大体前後3週間ほどは、受けたい治療があっても我慢するようにしましょう。

たとえば、美容医療にはターンオーバーを促進させて肌の生まれ変わりを促す治療などがありますが、そのような治療でターンオーバーが促進されると、アートメイクのインクが綺麗に定着しない恐れがあります。

美容医療を受けようと考えている方は、必ずアートメイクの施術をしたクリニックで、どの程度の期間をあけるべきかを確認するようにしましょう。

アートメイクで後遺症?医療機関で受けないリスクとは

アートメイク デメリット

アートメイクで後遺症の可能性がある、失敗の可能性があるという話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

このような失敗は、施術者の技術不足によって引き起こされます。中には、医師免許や看護師免許を持っていない方が施術を行うサロンも存在するのです。

アートメイクは医療行為となるため、必ず免許を持っている医師か看護師が行う必要があります。そのため、医療機関で行うべきアートメイクを金額が安いからなどの理由でサロン等で行ってしまうと、後遺症に悩まされるという事態が引き起こされることがあるのです。

症状としては、痛みや腫れが治らない、化膿してしまい跡が残った、アイラインの施術で角膜に傷がついたなど、取り返しのつかないものばかり。

クリニックであれば、万が一何かトラブルが生じた場合でもすぐに対応することができるため、そのような心配はなく安全に施術を受けることが可能です。

まとめ

アートメイクにはメリットもあればデメリットもあります。デメリットの感じ方は人それぞれなので、正確に把握して納得のうえで施術を検討することが重要です。

メイクの時短が叶い、すっぴんでも自信が持てるようになることが魅力のアートメイクですが、簡単に消すことはできず、ダウンタイムもある治療なので、スケジュールの調整が必要な方もいらっしゃいます。

また、クリニック(医療機関)で施術を受けなかったことによって、その後後遺症に苦しんでいるという方も多いのが事実です。アートメイクは必ず医師か看護師が施術を行うクリニックで受けるようにしましょう。

クリニックであれば、施術中も施術後もトラブルにすぐ対応でき、後遺症が残るなどの心配は不要です。

アートメイクの施術を検討している方は、この記事を参考に理解を深めたうえで、クリニックに足を運んでみてくださいね。

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