白玉点滴を受けるベストな間隔と美白を叶えるためにすべきこと
白玉点滴は、顔だけでなく全身の美白・美肌が叶うとして、芸能人をはじめ美容に熱心な方の間で注目されている施術です。強力な美白効果をもつグルタチオンという成分を、体内に直接点滴で注入することで、メラニンの生成を抑制します。
白玉点滴は施術時間が短い上、全身の美白効果が期待できるのが特徴です。ただし、その効果は半永久的に継続するものではなく、数日から1週間ほどしかもたないため、定期的に施術を受ける必要があります。
白玉点滴を検討しているのであれば、どれくらいの間隔で受けると期待した効果が得られるのかを知っておくとよいでしょう。
この記事では、白玉点滴を受けるベストな間隔や、美白を叶えるために白玉点滴と一緒にすべきことなどをご紹介します。
目次
白玉点滴はどれくらいの間隔で受けるのがベスト?
肌を白くしたい方や美肌を目指す方におすすめの白玉点滴。
高濃度のグルタチオンを直接体内に注入するため、サプリメントや食事などで摂取するよりも効果を早く実感できますが、冒頭でもご紹介した通り、白玉点滴の効果は半永久的ではありません。体の中から美しくなるには、継続して定期的に施術を受けることが大切なのです。
とはいえ、白玉点滴を検討されている方の中には、どれくらいの間隔で通院すればよいのか迷っているという方もいらっしゃることでしょう。そこでここでは、白玉点滴を受けるベストな間隔をご紹介します。
なお、白玉点滴の効果やデメリットについて、詳しくはこちらでご紹介しています。
→白玉点滴(白玉注射)は本当に効果ある?リスクや副作用・継続する重要性について解説
→白玉点滴(白玉注射)にデメリットはある?原理についても解説
白玉点滴の効果を早く実感できる施術ペースとは
白玉点滴は、初回の施術で体の疲労回復効果は得られるものの、すぐに美白効果を実感できるわけではありません。定期的に点滴を受けることで、徐々に肌が白くなるのを感じられます。
効果をより早く実感するには、1週間から2週間に1回ほどのペースで施術を受けるのがおすすめです。施術後は、ターンオーバーを経て見た目に変化が現れるため、はじめのうちは効果を感じられなくても心配する必要はありません。
個人差はありますが、早い方で5回目くらいから、一般的には6回から10回ほど施術を受けると実感できます。ほとんどの場合、白玉点滴を受けはじめて8回目から10回目頃になると、効果を実感できるでしょう。
白玉点滴の効果はどのくらい持つ?
白玉点滴は、効果が高い施術ではあるものの、それほど持ちが良い施術だとはいえません。
白玉点滴の効果持続期間は、はじめのうちは数日から1週間ほどしかないといわれているため、持続させるためには定期的に施術を受けることが重要なのです。
継続していると、徐々に効果が長続きするようになります。肌が白くなるのを感じられるようになってきたら、白玉点滴を受ける間隔を月1回、2ヶ月に1回と減らしても効果が持続するようになるでしょう。
白玉点滴は効果を実感後も定期的に受けることが重要
白玉点滴をやめてしまった場合、すぐに元に戻ってしまうわけではないものの、肌が日々さらされる外的刺激やストレスなどによって、徐々に効果は薄れてしまいます。そのため、白玉点滴を月一のお肌のメンテナンスにするなど、工夫して取り入れることをおすすめします。
白玉点滴1回にかかる時間は30分から60分ほどです。はじめのうちは頻繁に通院する必要があるので負担に感じてしまうかもしれませんが、効果が持続しやすくなってからはそれほど負担にならないでしょう。
また、白玉点滴には何回までしか受けられないという決まりはなく、20回でも30回でも受けられますので、ぜひ継続してみてください。
なお、仕事などが忙しくて出来るだけ施術時間を短く済ませたい方には「白玉注射」もおすすめです。白玉点滴よりも施術にかかる時間が短い上、効果に大きな違いはありません。
ただし、白玉点滴よりも効果持続期間が短いので、通院回数が多くなる点に注意が必要です。
美白を叶えるために白玉点滴と一緒にすべきこと
白玉点滴の主成分であるグルタチオンは、もともと人間の体内に存在する成分ですが、以下の原因によって20代をピークに減少していきます。
- 加齢
- 紫外線の影響
- ストレス
- 睡眠不足
- 喫煙
日々忙しく過ごす現代人にとって、これらを全てなくすことは難しいため、白玉点滴で補う必要があるのです。
ここからは、美白を叶えるために白玉点滴と一緒にすべきことを3つご紹介します。せっかくの白玉点滴の効果を最大限に感じるためにも、ぜひ試してみてください。
紫外線対策を念入りに行う
グルタチオンの減少は、肌荒れや代謝の低下などによって老化を進行させる原因にもなります。美白を目指すのであれば、白玉点滴を受けると同時に日頃から以下のような紫外線対策を行うようにしましょう。
- 日焼け止めを必ず使用する
- UVカットのメガネや帽子を活用する
- UVカットのカーテンをかける
- 日陰を意識して歩く
紫外線は、外を歩いているときだけでなく、室内にいるときも降り注いでいます。
屋外では塗るタイプの日焼け止めを使用している方が多いですが、室内では出来るだけ使用したくないという場合は、飲む日焼け止めを使用するのもおすすめです。
飲む日焼け止めについて、詳しくはこちらでご紹介しているので、ぜひ参考になさってください。
→飲む日焼け止め「ヘリオケア」の効果とは?よくある質問も紹介
→飲む日焼け止めとは?皮膚科でもらえる「ヘリオケア」と同時におすすめできる施術と紫外線について紹介
その他の美容医療と併用する
以下は、白玉点滴と相性が良いとされる施術の例です。
【マッサージピール】
専用のピーリング剤をマッサージしながら肌に浸透させることで、線維芽細胞を活性化させてコラーゲンの増生を図る施術。肌にハリや弾力をもたらす他、シミやくすみの改善効果も期待できる。
【ピコトーニング】
ピコレーザーの施術モードのひとつで、皮膚のメラニン色素を減少させる効果が期待できる。低出力のレーザーをシャワーのように照射することで、シミやくすみ、肝斑の改善が可能。
【エレクトロポレーション】
特殊な電気パルスで一時的に皮膚に微細な穴をあけ、その穴に美容成分を浸透させる施術で、肌表面から深層部まで有効成分を届けられるのが特徴。肌のくすみや毛穴の開き、小ジワや乾燥などを改善する効果が期待できる。
上記の施術は、どれも美白効果が強いものです。白玉点滴と一緒に受けることで、相乗効果が期待できるので、ぜひ取り入れてみてください。
ただし、白玉点滴と他の施術を併用して美白を目指すためには、事前にきちんと予算を立てることも大切です。白玉点滴の値段について知りたい方は、こちらも参考になさってください。
白玉点滴と相性が良いマッサージピールやピコトーニングについてはこちらでご紹介しています。
→ミラノリピールの効果はいつから?ピーリング治療の特徴や選び方を紹介
→【ケミカルピーリング】一回の効果は?4種類のピーリングを徹底比較
→ピコレーザートーニングの特徴と効果、より高い効果を得るためのポイントも紹介
なお、当院のマッサージピール・ピコトーニングの詳しい情報は、こちらでご確認いただけます。
生活習慣を整える
美白を目指すためには、白玉点滴にだけ頼っていてはいけません。以下のように生活習慣を整えて、肌のターンオーバーが正常に行われるようにしましょう。
- 栄養バランスの取れた食事を意識する
- 睡眠時間を十分に確保する
- 日々のストレスを残さない
- 喫煙や飲酒、カフェインなどを出来るだけ避ける
肌のターンオーバーは、メラニン色素を排出するために必要不可欠ですが、体の健康が損なわれてしまうと、周期が乱れて正常に働かなくなってしまいます。
肌も体の一部であることを常に意識して、野菜や魚を出来るだけ多く摂取したり、疲れをためないように十分な睡眠を取ったり、ストレスを発散したりすることが重要です。
また、喫煙や飲酒、カフェインの摂取も、体にとっては刺激となります。急に全てやめるのは難しいかもしれませんが、自身で加減しながら徐々に減らしていきましょう。
まとめ
白玉点滴を受けるベストな間隔や、美白を叶えるために白玉点滴と一緒にすべきことなどをご紹介しました。
白玉点滴の効果は、はじめのうちは数日から1週間程度しか持続しないため、1週間から2週間おきに受ける必要があります。5回から10回ほど施術を受ける頃には効果が感じられ、徐々に間隔をあけても維持できるようになるので、ぜひ継続してみてください。
また、白玉点滴の効果を最大限に感じるためには、日頃から紫外線対策を徹底し、生活習慣を整えることが重要です。それに加えて他の美容医療を併用することで、白玉点滴の美白効果をより実感できるようになるでしょう。
白玉点滴で美白を目指したい方は、本記事を参考に理想の肌を手に入れてくださいね。